御山を散策後、先ほど目をつけていた蕎麦屋へ
あった
ん?ここ入ってくの?
キョロ
キョロ
入っていったら、普通の民家だった
お庭を入ったところで、おじいちゃんと鉢合わせ
おじいちゃんに「お蕎麦食べれますか?」と聞きますと
「はいはい
じゃあ今から打つからちょっと上がって待っててね」とのこと
こちらのお蕎麦屋さんは注文を受けてから蕎麦を打つそうです
上がって待ってたけど、やっぱり普通の民家ふう
暖簾で仕切られた向こう側はお家の方々がお食事中?
でも、芸能人のサインがいっぱい
テーブルには中谷美紀さんがこちらのお店に来られた感想を書かれた記事が置かれていた
天ざるセットを注文
このへんで採れた野菜たち
お野菜を一通り説明してくださいましたが、半分くらい忘れました
とても普通の民家で揚げたとは思えないサクサクっぷり
立派なエビが入っていて、とても美味しいです
すごい存在感のあるお蕎麦です
太さはバラバラだし長さもバラバラ
10割蕎麦なんでしょうが、ここまで不揃いだと普通は申し訳なさそうの出で立ちなのですが、こちらのお蕎麦は「どやっ!!」って感じで出てきます(笑)
お蕎麦は打ちたて
分単位で味が変わるので、すぐに食べてくださいとのこと
風味の良いお蕎麦でした
大阪で出されているお蕎麦のほとんどは、風味なんてありません
高千穂牛もそうでしたが、こちらの天ざるも安い!
高千穂は物価が安いんですね
食事が終わってお家から出ると、またもやおじいちゃんが
「次に来る時はウナギもいただきますね
」と言うと
「ウナギ見せたげる!
」とのこと
水槽の底に竹筒が沈んでいて、その中にウナギが入っているらしい
私のイメージででは一匹一部屋だと思っていたのですが
竹の中からニョロニョロ何匹も出てきました
竹筒で寝かしておくには理由があって、水槽で飼ってると、人間が近寄るとやはり警戒して暴れるらしい
私は「ストレスがあると味が落ちる」のだと思っていたのですが、おじいちゃん曰く、「無駄に動き回ると痩せる。肥やしとかなならん。」とのこと
ウナギは餌がなくても二年くらい平気で生きるらしい
ウナギは、養殖は小さいほうが美味しいけど、天然は大きいのが美味しいとのこと
このウナギたちはおじいちゃんが川で捕ってきた天然うなぎ
たらいに入れて、おじいちゃん突然の離席
「軍手取ってこなあかんな」
「えっ
」
まさかのウナギと
二人っきり
そして予想どおり、ウナギはたらいから逃げようとニョロニョロと出てくる
「おじーちゃん、おじーちゃん!!」
うなぎ、全部出ちゃうと絶対に掴めないとわかっているので、頭をたらいから出した時点でたらいに戻さなきゃなんない
もぐら叩きゲームみたい
いやいやいや、ヘビが怖くて御山を降りてきたのに、こんな所でウナギと格闘している場合ではない
なんとかおじいちゃんが戻るまで死守しました
今回の高千穂旅行はこれにて終了
体調のことを考慮して、あまり動き回らず、荒立神社には行けなかったのが心残りですが、満喫でした
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