お茶会めぐり  ~ 日々旅好日 ~

着物とお茶会の日記です あ、最近は旅行の日記です(笑) たびねすで旅行ナビゲーターやってます♪

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山陰海岸ジオパーク女子旅 2013 青春18きっぷで巡る山陰 ⑩鳥取民藝散策

2013-08-14 19:12:16 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2013 前期
山陰海岸ジオパーク女子旅です



鳥取駅に到着

実は岩美を出て鳥取駅の手前まで爆睡で、鳥取駅到着5分ほど前に目を覚ましたのですが、乗客みんな外の様子を心配そうに眺めているほどの大雨

今年は特に不安定なお天気が続きます

鳥取駅に到着すると、雨はあがっていて、通り雨だったのですが、この日だけでこういったスコールが3回も!
全て車内とか室内とかアーケードとかにいる時だったので、雨には濡れませんでしたが、本当に不安定な空模様です





鳥取駅周辺を散策

鳥取駅はなんだか「昭和」がそのまま残ったような場所です
いろんなところを旅行していますが、この雰囲気は鳥取独特ですね

町を歩いていても色々楽しいものが沢山あります


制水弁の蓋がオシャレです
昨年訪れた雨滝でも滝開き祭の際に「因幡の傘踊り」があるように、傘は鳥取のシンボルの一つなんでしょうね




メインストリートから1本外れた大きな通り「智頭街道」を歩くと、このようなケースがずらり


岩井窯の片手鍋




こちらも鳥取でよくある染め分けの皿



やはり鳥取では民芸が盛んです









こちらは鳥取民芸美術館
建物がレトロです
いろいろと展示会をされていらっしゃって、私が訪れた時は九州の焼き物の展示をされていらっしゃいました




その下はたくみ工芸店
鳥取の民芸運動家、吉田璋也が作ったお店です
吉田は柳宗悦・河井寛次とも親交を持ち、民芸の普及に努め、鳥取の民芸を世に知らしめた人物です





こちらは中井窯の作品
昨年の秋に作業場の隣にギャラリーができたということだったので、鳥取からバスを乗り継いで行くつもりだったのですが、浦富海岸を1周してしまったので、行けませんでした(涙)
今回はこちらのたくみ工芸店さんで見せていただいて我慢です。。





たくみ工芸店さんでは焼き物だけではなく、因州和紙も取り扱っていらっしゃって、実は因州和紙の工房も訪問したいけどアクセス困難かな…思っていたので、ちょうど良かった!!

懐紙を買ったのですが、安くて品質が良くてビックリ
手触りがものすごく良い
自宅に帰ってきてから開封したのでわからなかったけど、もっと買っておけば良かった…






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山陰海岸ジオパーク女子旅 2013 青春18きっぷで巡る山陰 ⑨浦富海岸と浦富焼

2013-08-12 21:56:56 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2013 前期
山陰海岸ジオパーク女子旅です



真名焼さんのご厚意でかなり色々と見せていただき長居をしてしまったため、お昼を過ぎてしまいました



私が急いでいる理由は、この地方特有の、1~2時間に1本しかない電車のため

鳥取まではバスも出ているので、そう不便は感じないのですが、今回は鉄道の旅がしたかったので、電車の時間が気になるのです…





海の幸を求めて浦富海岸へ


旬魚たつみさん



ウニ、1個500円


大阪人の私にはこれが高いのか安いのかわからないけど、ウニ食べてもう私のお腹の中に入っているのに、このトゲトゲだけがずっと動いている、、不思議…

こちらの「旬魚たつみ」さんは人気店で、できれば11時過ぎには到着しときたかったのです
店に着いた時、貼紙が貼られてあって
「只今1時間待ち」となっていました

えー

と思ったのですが、とりあえずお店の中に入ると、運よく座らせてもらえた(私が入ったのと入れ替えに団体さんが出て行ったので)




海鮮丼とウニを堪能し、昨年は電動自転車で海岸沿いを一周したので、今年はそれはやめておこうと思って店から出たのですが、目の前に広がる浦富海岸の美しさに結局ことしもヤラレて、一周することに








田後の集落を眺め



城原海岸・鴨ヶ磯を眺め



網代港のイカ釣り漁船を眺め



今年も岩美の美しい海を満喫

このあたりは透明度も高く、和○山の白○海水浴場みたいに混雑していないので、大阪からちょっと足を伸ばして家族で海水浴に来るには良いと思います





網代港から岩美駅へ戻る途中に廃校になった校舎を活用して作られた「いわみ工芸村」があります





いわみ工芸村では「浦富焼」が見学できます
さきほどの真名焼さんで「海岸のほうに磁器を作っているところがある」と聞いたのですが、おそらくこちらの浦富焼さんのことでしょう

旅行に来てたまに思うことなんですが、村人から情報を得て、旅する様は、さながらドラクエの勇者のようです(笑)



こちらでも体験陶芸ができます
http://www2.tottori-guide.jp/tourism/tour/view/708









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山陰海岸ジオパーク女子旅 2013 青春18きっぷで巡る山陰 ⑧真名かいろうの里 真名焼

2013-08-11 15:58:38 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2013 前期
山陰海岸ジオパーク女子旅です



岩井窯さんから岩井温泉へ戻り、岩井温泉からまた別の道を自転車で5分ほどのところに「真名焼」さんがあります




こちらは異色の経歴を持つ難波氏がUターンして地元に戻って開いた窯です



京都で30年ほどサラリーマンをされ、陶芸仲間と滋賀の朽木で作陶をしていたらしいのですが、「そういえば昔家の近所で瓦の土が取れていたなぁ…、、もしかしたら良い粘土が出るかも!」と思い、地元岩美の土を使って焼いてみたところとても良い味が出て、焼き物にどんどんのめり込んでいかれたそうです
その当時は朽木の窯ではなかなか思ったように窯の温度が上がらず、「この土を理想の温度で焼いたらどんな色がでるんだろう…」という思いに駆られ、思い切ってこの地に帰ってきて窯を作ったとこのこと





作品は釉薬を使わず、土の味を存分に活かしたシンプルですが味のある焼き締めです
こちらで取れる土は、焼き方によっては備前のようにも見えます
でも備前の土よりも色々と小石などが混ざっている率が高くて、処理するのが大変だそうです






窯の見学


長次郎窯とありますが、おじい様のお名前だそうです




ギャラリーのほうで、「とにかく大量の薪を使う」ということは聞いていたのですが、私の想像以上の薪の量で本当に驚きました
「一回でこの薪の何分の一くらい消費するんですか?」と聞いたら「全部だよ!」と言われ驚き!


一部しか写っていませんが、すごい量です





この窯にひたすら薪を入れて燃やし続けます






正面からだけではなく、この横の小さな穴からも薪を放り込みます


横穴専用の細い薪もあるんです
しかもこの穴から木を入れる際は、中の様子がわからないので、窯を開けてみたら作品にぶつかって割れてしまっていたなんてこともしばしばだそうです






窯はもちろんのこと、窯が入っている建物もご自身で建てられたそうです
とにかく難波氏は、多才な方で、サラリーマン時代は技術やさんだったのですが、建築にも詳しくて(確か一級だったか二級だったかの、建築士の免許もお持ちです)、「あと10年ほどで定年なのに、大きな会社をわざわざ辞めて、自分の好きなことをするんだから、恥ずかしくないようなものにしないといけない」と思って、頑張られたそうです


難波氏は本当に多才で、技術者であり、陶芸家であり、建築家であり、じつは現代美術も個展を開かれるくらいの腕前でいらっしゃいます
小さい頃から器用だったそうです




実はこの薪割りマシーンも、手作り
設計図を自分で書いて、知り合いに組み立ててもらったそうです




窯に火を入れるのは1年に1度
大量に薪を消費するので、そう度々は無理なんだそうです







体験陶芸教室もされていますので、是非立ち寄ってみてください
芸術家さんですが、とても気さくで優しい方です!
http://iwami.itstottori.jp/product.cgi?no=32


実は、1年前に岩美観光協会で自転車を借りた時に「真名焼さんに行ってみては?」とオススメされていたのですが、時間がなくて行けなかったのです

観光協会さんがオススメされた理由がわかりました

とても丁寧に色々とご説明していただき、1時間以上も長居をしてしまいました

自転車で立ち去る私を、振り返ってみると、ずっと見送ってくださっていました






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山陰海岸ジオパーク女子旅 2013 青春18きっぷで巡る山陰 ⑦岩井窯

2013-08-10 18:38:55 | 山陰海岸ジオパーク女子旅 2013 前期
山陰海岸ジオパーク女子旅2013年前期の旅記事です


鳥取に入りました
一年ぶりの岩美駅ですが、自転車を借りてすぐに岩井温泉方面へ


昨年とかわらず、この種類の鳥がたくさん田んぼにいます



岩井温泉から山のほうへ自転車を走らせる
目的は「岩井窯」


日差しのあるところではジリジリと暑いですが、木のそばの日陰は林の中から涼しい風が吹いてきて、とても涼しいです
やはり植物の力はすごいですね
街の緑化計画も、本気でやれば本当に涼しくなると思います(でもアスファルトがね…)








昨年ペンションコスモスの館さんで素敵なカップを発見し、窯元を聞いたら「岩井窯」とのこと


http://blog.goo.ne.jp/midori7252/e/fdc322692612f150aa1c8427973c0358
今回はこのカップを作った岩井窯さんへお出かけ





到着♪岩井窯さん








岩井窯の山本教行氏は、鳥取民藝の先駆者、「吉田璋也」や、私がよく作品展にお出かけしている「バーナード・リーチ」と会われたこともあるようですが、私にとっては吉田璋也もバーナードリーチも「歴史上の人物」くらい昔の人のイメージなので、不思議な間隔です

※ バーナードリーチについて(大原美術館より)
バーナード・リーチ(1887-1979)は、香港生まれのイギリス人です。生後まもなく母を亡くしたため、幼少期の4年間を当時日本にいた祖父母のもとで過ごしました。
10歳でイギリスに帰国。21歳の時ロンドン美術学校で、詩人・彫刻家の高村光太郎と交友を結び、その縁で、1909(明治42)年に再び来日します。 東京上野でエッチング教室を開き、やがて柳宗悦や「白樺」同人達との交流が始まりました。
1911(明治44)年、茶会で楽焼を焼いたことがきっかけで、六代尾形乾山に入門。その前年に知り合っていた富本憲吉とともに、陶芸の道を歩むことになります。 1917(大正6)年、千葉県我孫子の柳宗悦邸内に窯を築き、そこで濱田庄司と出会います。
1920(大正9)年、イギリスに帰国。濱田といっしょにイギリス西南部のコーンウォール州のセント・アイヴスにヨーロッパ最初の登り窯を築きました。
帰国後も日本の民芸関係の作家達と交流を持ち続け、何度も来日して各作家の窯で制作し、多くの展覧会に共同出品もしました。 そのいっぽう、イギリスで古くから伝わっていたスリップ・ウェアの焼成、硫化鉛の釉薬であるガレナ釉を使うなど、ヨーロッパの伝統を生かしました。




佐治のペンションコスモスの館で岩井窯のコーヒーカップを見つけ、ペンションのご主人に岩井窯のことを教えてもらって、1年経ちましたが、今年ようやく来れたということを岩井窯の山本さんにお話しすると

「あそこに行ったの!?実は僕はすぐ近くの用瀬(もちがせ)の出身なんですよ!」とのこと
もともとこの土地の出身ではなく、島根の出西窯で修業をし、縁あってこの土地で窯を開いたそうです


こちらの岩井窯で修業されて独立された陶芸家さんたちも沢山いらっしゃいます

そんな、過去と未来との懸け橋みたいな岩井窯さん、工房のある敷地の雰囲気も独特です




大きな敷地ですが、敷地内の木々も、小川沿いの桜も、全部ご自身で植えたものだそうで、何年もかけてやっとここまで大きくなったとのこと



鉢が沢山あって、立派な蓮が大輪の花を咲かせていました

蓮のお手入れも大変だと思って聞きますと、毎年お手入れに神経を遣っていらっしゃるとのこと


右手に見える、敷地のシンボル的存在の大きな木は、10年近く前に猛威をふるった台風の影響で、根っこから林道に倒れていた木を、業者を使ってこちらの敷地まで運んで移植したものらしい
「うまい具合に根が傷まずに、元の土が付いたままで倒れたんですね。上手に根付いてこんなに育ってすごいですね」と感心しますと、「2度ほど樹医に見てもらって、根の周りも掘り起こして空気を入れてもらった」とのこと


敷地内のそこかしこに自然と共存する精神が感じられました



岩井窯さんの作品は、自然を愛し共存する山本さんの人柄がそのまま器になったような、手にしっくりと馴染む土の感触が心地いい、普段使いの器たちです







ギャラリー内は見学自由
(とはいえ、見学時はお声掛けされてくださいね)




お茶道具みたいに高額ではなく、あくまでも普段の生活で使える器たち
こちらで購入できますが、私はこの時「コレ!」という器に出会えなかったので、次回9月に大阪で開催される作品展にまたお邪魔することとなりました




敷地内には岩井窯さんで作られた器でお茶ができるカフェが併設されています
こちらはお水のカップ
やはり、この土の感じがとても好きです













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