あひしりてふみつかはせりけること
ばにいままうでくあめのふりげ
なるをなむらむみわづらひはべるとい
へりけるをききてかのをんなにかは
りてよめりける
ありわらのなりひらのあそむ
かずかずにおもひおもはずとひがたみみ
をしるあまめはふるぞまされる
をむなのなりひらのあそむをとこ
ろさだめずありきすとてよみてつ
かはせりける
よみびとしらず
おほにさのひくてあまたにとまらねば
おもへどえこそたのまざりけれ
かへし なりひらのあそむ
おほぬさとなにこそたてれながれても
つひによるせはありてふものを
だいしらず よみ人不知
すまのあまのしほやくけぶりかぜを
いたみおもはぬかたにたなびきにけり
たまかずらはふきのあまたみえぬればた