春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

ヨウシュヤマゴボウ 石塀から枝垂れる

2018-10-09 | 植物、花
毒毒しい実の色を持つヨウシュヤマゴボウが石塀から枝垂れ落ちてます。
安行では雑木林、野原ですが、上野東照宮石段の一の鳥居の脇の高い石塀の上から垂れる。何ともいえない美しさがあります。
このような光景は偶然見られるものですね。 裏街道の上野東照宮に上がる石階段。いつものお決まりの道です。誰も通りません。
本日午後休みで、上野地区をブラブラ。














      

一の鳥居を上がる左横に二対の楠の巨木、上がり着くと石灯篭が出迎えてくれます。


  


上野東照宮境内








久しぶりに中に、入場料を払ったのを忘れるぐらい昔です。豪華絢爛煌びやか。



エキノプシス交配種 開花

2018-10-09 | サボテン

今年初めてのプシス交配種の開花です。 10月7日の夕方ごろから
開き始め 夜半24時ごろの撮影で 全体が薄いピンクのぼかしの入る、直径10センチ、花茎約15センチの花でした。
夜咲きの薫り高い、1日花、すでに終焉です。 去年も同じ10月のこの時期に開花をしてます。

サボテンは秋口に再び蕾を付けて咲き始める株もわずかにあります。 














開花6時間前の蕾の状態、開花です。


  

開花は10月、11月でもエキノプシスやロビビアなど花サボテンはあります。
秋口から冬に向かいマリラリア属が成長をして花の準備が始まります。






樹木 実 5

2018-10-08 | 樹木
最近、見られた樹木の実を載せてます。
好きな樹木のひとつで、実、ソヨゴです。四季を通じて美しい緑色、5~6月には小さな花を咲かせ、10~11月には果実を
つけます。 小さいながら美しい実です。 由来がとても素敵で風に揺られる葉が、ソヨソヨと音をたてる、ソヨゴ
素敵な名称。









    

トゲ無しのピラカンサ








樹木では無いのですが、朱の美しさが目にとまりました。夏の夜の舞台の
立役者、カラスウリ、雑草ですが花も実も素晴らしいです。 長い間追いかけてます。





8月の真夜中の花姿、レース姿が妖艶です。朱の実の横に去年の朽ち果てた実が
あります。 残り実の姿も朽ち果てても見ると、何か感じるところがあります。






    

3連休は天候に恵まれて、忙しく終わりを告げました。





第86回秋の安行 花、植木祭り

2018-10-08 | 植物、花
86回秋の安行花、植木祭りがメーン会場の安行川口緑化センター内、その他場所
で6~8日まで行われ無事に終われそうです。 台風が心配でしたが晴天に恵まれ。手伝いも出来、一安心です。

花キ、樹木、盆栽、各種園芸資材、など約770種、35000点の展示、販売又専門家による園芸相談、サボテン、多肉植物は担当者。
がおこなわれ先ほど無事に3日間開催されて、5時に終了いたしました。聞かれた内容で一番の相談は多肉植物を腐らせる相談で、水のやり過
ぎや、根が成長が遅い。日のあたりが悪い。似てる人がいますね。 ともかく盛況でした。





午前中の10時ごろです。昨日です。




   


   

多肉植物は半額にして売り出したところ、ケースごと持ち帰りになった
お客様がいて会社から補充をしたとのこと。



 


無事に天候に恵まれてイベントが終わり、多くのお客様がお見えになり
業者一同、御礼申し上げます。 有難うございました。








2対のケヤキの巨樹 38 大國魂神社

2018-10-07 | 巨樹
東京都府中の大國魂神社は旧甲州街道の脇に有り、一の鳥居の目の前には
樹齢400年、幹周り6.8m 樹高8mの姿で、多くの人々やドライバーさんの目にとまる、これほど見られる巨樹は全国多くはありません。
主幹は折れてますが、春の初めに芽吹き、葉を茂らし、紅葉して、落ち葉として数百年営みを続けてます。 昨日、府中近辺に納品に来た帰り道
いつものように神社の駐車場に留め置き 1年ぶりに参拝をしてみました。 





旧甲州街道をまたいでの撮影です。多くの参拝客や境内の中でこの日は
イベントが行われ行列ができてました。 昼前近くでした。






12月の冬姿。






ケヤキの巨樹特有のコブやゴツゴツ感の根廻、空洞化した内部が見えます。

   


一の鳥居の脇には神社の大駐車場があり、いつものように留め置き、
石畳を歩いて神社に向かいます。



 

武蔵の国、一ノ宮から六ノ宮まで祀る総社、府中大國魂神社、最初は随神門を潜り抜け
さらに中雀門、そして拝殿前に出ます。 この日は多くの参拝客やお宮参り、結婚式の華やかな撮影、拝殿は誰もいない写真で
後で見て正直ビックリでした。









この場所の脇に細い道を抜けると真横から塀はありますが本殿を見られ、その場所に小さな神社が祭られてます。誰も来ません。
巽神社、松尾神社、水神社 


            

大國魂神社も参道が長く旧甲州街道、299号線の反対側にケヤキ並木が伸びてます。


  

長く参拝してますが、まったく変わらぬ光景、旧甲州街道は埼玉からは遠くの
存在ですが、これに通じる府中街道は長年走った道路で自分にとっては懐かしい道です。









熱帯スイレン メシベ オシベ

2018-10-06 | 水生植物
川口グリーンセンター内の水生温室に数ある種類の中で最も綺麗な
好きな、リンジーウッズの紫の熱帯スイレンが咲き始めてると聞き、納品を終えて2時ごろに訪ねて見ました。
何年ぶりにこの場所で出会いました。 咲き始めの今日、メシベやオシベの仕組みがはっきりわかります。

開花の初めは中央の下の黄色い部分にメシベがあります。メシベは立ち上がりません。 周りには囲むようにオシベがあります。花粉はオシベの
内側についてます。外側にはありません。見てください、良く出来てます。咲き始めの1日目です。 熱帯スイレンは早朝開き、夜には花を閉じま
す。2日目はオシベが中央に集まり形を作り、メシベの中心に集まります。メシベを覆うようなドームを作り受粉が行われます。






これは春先の撮影ですが、開花状態の変化が良くわかります。咲き始めと
オシベが中央に集合した状態が同時に見られる、長い間撮影をしてきましたが珍しく比較が出来る熱帯スイレンです





オシベの内側に蜂が、しべをまさぐってます。スイレンは水の表面に咲くので
多くが蜂やアブ、蝶など飛べる昆虫しか媒介が出来ません。 熱帯スイレンの中央が多くが黄色の色彩です。蜂などを誘うために
香りや色も大切です。 自然の不思議で蜂類は一番黄色の色彩が見えると言われてます。








    

受粉をすると種はスイレン花が枯れると水面に極小の綿状の白いものが浮かび、その中に小さな種が入ってま

す。熱帯と言われるように花は夏に多く咲きますが、涼しくなるころが一番綺麗な季節を迎えます。当然、浮き葉の美しさも際立ちます。
昭和50年代にこの場所で多くを教えてもらった亡き写真家に1からの基本を教え込まれました。今でもこの場所
に来ると思い出します。 先輩の口癖は写真を撮るほかに、花のすべての性質も知ることが大切。 納得ですが、難しい。






クスノキの巨樹 37 大宮氷川神社 夫婦楠

2018-10-05 | 巨樹
大宮氷川神社境内の回廊に囲まれた中には巨木である楠木が7本ばかり
鎮座してますが、御神木である象徴の注連縄や枝垂れ紙を巻きつけてはありません。 正式な御神木とはみなされず、あくまでも
パワースポットの樹木で力をもらえる巨木として鎮座してます。 すべてが楠木の巨木で、ケヤキの樹木ではありません。

では何処に、遠く離れた場所にあります。神社に向かい 3の鳥居を抜けて石畳を歩きながら右手に一際大きな、楠木があります。
これが氷川神社の御神木です。 双頭の巨樹の大楠、樹齢400年、幹周り6m強、樹高は20mを越します。
まっすぐに伸びた幹、主幹も折れづに立ち尽くす姿、寄り添う2本の大楠、周りの樹木を圧倒いたします。















    


石畳の先には神橋がありさらに桜門があります。石畳の右側に注連縄が巻かれ
すぐにわかります。 また踏み台が作られてるので年配の方が上がり御神木に手を添えられてます。いつもの光景です。
夫婦楠、私も手を添えて
夫婦仲良くこれからも過ごしたい。 強く御神木にお願いいたしました。
 

注連縄に枝垂れ紙を垂らすのは結界を作ります。邪悪な者や不浄なものを
一切寄せ付けない、それが役目の注連縄です。御神木は神聖なもので、手をそっと添えて力をもらうのです。



  

いつも思います。計り知れない年月を生き抜いた、巨樹たちは、地域の人に
支えられて、共存で生きてきました。その力をもらいたい物です。  台風接近に備え、また鉢物を移動してます。
今回はあわてずに今日中に済ませます。 今年は何度も繰り返してます。  安行事務所より。







大宮氷川神社 境内の巨木

2018-10-04 | 樹木
桜門を抜けると広い敷地に巨木のクスノキ7本が目にとまります。中央に
舞殿、奥に拝殿、本殿は拝殿の後方に位置します。 驚いたことに昨日、大楠の大枝が折れて建物の青銅屋根に穴が開いてます。
社寺の建設の方々が後片付けをしてました。 台風がまた近づいてるので、早急の処置が必要です。


境内の中の景色を載せて起きます。回廊に囲まれる境内は厳かな気持ちになり、神聖な場所です。
大楠は舞殿を囲み、春夏秋冬、何来ても緑濃く素晴らしい景色を見せてくれますが、しかしながら境内のクスの木は御神木ではありません。



舞殿を取り囲むクスの巨木。




桜門の入り口を入る。




拝殿




重機が入り後片付けをしてます。大きな車体は回廊内にどうやって入ったか
、社寺には大工事が行われる際に、本殿近くに大宮では 抜ける通路がありそこから回廊外に出られますが、一般の人には見えません。


      






      


桜門左手に向かうと大宮氷川神社発祥の地である、蛇の池、地域に
向かうことが出来ます。付け加える必要のない時は、自分は説明書きをそのまま載せます。見てくださる人にありのまま。
この場所には参拝客はほとんどきません。 今日は平塚からのバスガイドさんが来てました。









この場所は神聖な場所。

  

見沼の湧き水が流れ込む池、滝の入り口の上には結界が張り巡らされてます。また
小さな御社があり、水の神であられる龍神様を祭ってます。湧き水は驚くほど冷たいです。









社寺仏閣は今や参拝客を多く呼び込むために、新しく煌びやかな建物を作り又
お札、お守り、御朱印など特徴ある物を並べてます。道を変えるとこのような場所に出会える神社仏閣も多数あります。












日本一のケヤキ並木の参道、

2018-10-03 | 樹木
武蔵の国の数ある氷川神社の総本社、武蔵一宮、大宮氷川神社のケヤキ参道は
さいたま新都心の一の鳥居の近くから、大宮氷川神社の3の鳥居まで約2キロ以上のケヤキノ参道には、720本以上のケヤキ樹木やクスノキが
参道両脇に植栽されてます。 四季折々の姿を見せてくれて多くの参拝客が訪れる、埼玉県一の神社として崇められてます。
 
参道から少し離れた場所で剪定作業が行われて、昼休みに参道を歩き、参拝を済ませました。一の鳥居は遥かかなた2の鳥居
から参道を歩いて、3の鳥居までの眺めを載せてます。



2の鳥居をくぐり参道を歩き始めました。とても懐かしい参道、初めて大宮でビル建設の際に安全祈願の
参拝をした若いころ、忘れもしません。








    


特に目立つクスノキ、ケヤキの巨木を載せてます。

  





参道の両側には古い家や、竹林、そして結界を設けた黒門があります。
昔の武士の時代にお屋敷を警護する凄腕の黒門固めの武士が黒門そばにいた事を想像いたします。
その名残があらゆるものを門から入れさせない、邪悪なものを寄せ付けない注連縄、枝垂れ紙を垂らす風習が残ってます。








3の鳥居です。




ここまでが日本一の長さの大宮氷川神社のケヤキの参道です。氷川神社は後で載せます。ケヤキは埼玉県の
県木です。 参道でなくケヤキ並木の県道で18キロの長さの日本一、道も北与野から所沢間にあります。
ケヤキは昔は街路樹に指定され多くの自治体が植栽しましたが、落ち葉の問題で手間がかかり、また片付け費用もかかり、昔と違い
住民の方々から敬遠されるようになりました。残念ですね。





3の鳥居を歩くことすぐに回廊の入り口に桜門あります。
その入り口から見えるのが奥に舞殿、さらに拝殿になってます。  一番奥が本殿隠れて見えませんが。





金木犀 銀木犀

2018-10-02 | 樹木
モクセイの花は秋の香り、秋の深まりを教えてくれます。あちこちで金木犀の
花が咲き始めてます。香り高く、遠くに居ても風に運ばれるので、存在がわかります。

金木犀は銀木犀の変種です。 咲き方も金木犀は密集咲きをして、香りも高く、オレンジや黄色の花で目立ちます。
咲く時期も金木犀のほうが早咲き、9月の中旬から目に付く樹木があります。葉は先端は細長く、なめらかな縁取りか、ギザギザ状のも有ります。
花は葉の付け根に束になり、たくさん咲いてくれます。











    


  


銀木犀は白花で香りは近づいて初めて香る、その程度です。
葉も丸みを帯びて艶があり、花も枝先に単体で咲きます。白花で上品に咲く様子は、自分は好きです。
出会いが、かなり少ない樹木です。数年前に購入したお宅の前を通ったので見せていただきました。咲いているとは幸運でした。
銀木犀は金木犀が咲き出した後に咲くのですが。













朝から快晴です。安行地区多くの造園の方々、花々を売る方々天候に恵まれ
忙しそうです。これからが樹木の剪定の時期が来ます。 それも天候次第です。



昨日から樹木の枝折れの始末や剪定の以来が急に増えて、カーゴ付のグレーン車が
足りなくなり急遽、レンタルして我々グループは岩槻駅前から大宮周りで仕事を済ませ帰宅、明日も予定。建設を長く仕事にしてたので
多くの重機の免許を持つので、親方の誘いで今では造園をやってます。高所作業車の免許は操作資格、技能講習、運転士免許を有する人しか
乗ることが出来ません、ユニック車は下で機械を操作、高所車は上部のカーゴの中で操作をするので慣れが必要です。
レンタル会社も知り合いですぐに調達出来て何とか間に合いました。 すでにまた台風の心配を皆してます。