脚伸ばし眠る幸せ二夜草
一夜草も二夜草も菫の異称です。菫の可愛さに直ぐに立ち去ることが
できなくて、一夜も二夜も傍にいました、ということから付けられたとの
お話があります。何と風雅なネーミングでしょう。^^
私達はいつも足を伸ばしたり少し曲げたり、自由に就寝していますが、
これは当り前のようで実は物凄く感謝なことですね。もう一つ、傾斜の
ない平らな場所で眠ることも、凄く有難いことだと思います。
今現在も被災地ではマイカーの中で数人づつ一緒に暮らしている人達が
おられることをテレビで知りました。
小学生の子供さんが、「足を伸ばして寝たいです」と話していて、このよう
な状態が続くと体調が悪くなる恐れが充分あります。
早く近場の避難所に行かれた方が良いのでは・・その方が情報も多く、水
や食料も頂けて、少しは暖も採れ、狭いながらも足を伸ばしフラットな就寝が
できて、寝た気がするのにと思いました。
もしかして、避難所に身を置くスペースが不足していて、その人達が仕方なく
マイカーに寝起きされていらっしゃるのでしたら、これは大問題ですね。
一刻も早く仮設住宅を建てて上げるとか、手を打たなければ、折角命からがら
逃げて助かった人達も、体調を崩してしまいますから心配でなりません。
何から手を付けて良いか、急務が山積していますが、行き場のない
人達を助けて上げる為にも、義援金を遣って頂きたいと思いました。
今日の写真は1枚目、菫。2枚目蒲公英(鼓草)。この2枚はネットよりお借り
しました。(感謝です)3枚目は夫が街で撮った盛り花、4枚目は庭に
咲き始めたオキザリスを撮りました。
【嬉しいお知らせ】
大変心配しておりました、宮城県にお住まいの句友、緑風様はご家族様も
お元気でご無事が分かりました。大津波から5日目に職場事務所から
自衛隊に救助され、ご家族に合流されておられます。避難所ではなく
御親戚のお宅におられますが、その内ご自宅に戻られる日が来ると思い
ます。このミコちゃんブログの最初のページから応援してくださり、大きな
力で支え続けてくださった大恩人です。本当によく生きていて下さいました。
ありがとうございます!
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↓ 今日もありがとうございました。
スミレが一夜草や二夜草と呼ばれるとは初耳でした。花を愛でて詩に残す優雅な遊びは千年以上も前から日本では楽しまれていたのでしょうね、震災で大きな被害を受けたことも万葉の昔の詩には残されているのでしょうかね~!? ポチ!
菫は日本ばかりではなく外国でも好かれる花ですね。リュウちゃんさんもアップされていましたが(私も)菫の歌が随分あります。タイトルに出ていなくとも歌詞の中にあったり・・・。東西で愛される花ですね。この場合、野の花の菫ですね。
被災地の皆さん、手足をしっかり伸ばしてお休みになれない方もきっと多いでしょうね。その方たちの気持ちになって歌われた句、思いがこもっていますね。
ご無沙汰しました。元気ですが、この連休主人が帰りおおいそがしでした。
毎日テレビを見るにつけ、今の自分達がいかに幸せかと感謝の気持ちが湧いてきます。
一日も早く復興されることねがいたいです。
今週は寒さがぶりかえすようです、春が落ち着きますといいのですが。
昭和18年生まれの佐々木禎子(さだこ)さんは2歳時の昭和20年8月6日に広島に投下された原爆に被爆、(爆心地から1,7キロ離れた自宅での被爆だったそうです)、その後、11歳までは元気に育ちましたが、昭和29年に白血病を発症、昭和30年2月に広島赤十字原爆病院に入院、同年10月25日死去(享年12歳)
亡くなる2ヵ月前から鶴を折り始め、亡くなるまでに折った鶴の数は1200羽とも2000羽以上とも云われています。
広島、長崎と、2度に渡る原爆投下、日本は世界で唯一の原爆被爆国となりました。ノーモア原爆、三度許すまじ原爆を誓ったのは、つい60年前のことでした。
にも関らず日本では、さだ子さんが亡くなった年に「原子力平和利用」の美名の下に、「原子力基本法」が制定され、翌年に原子力委員会(委員長=正力松太郎)が設置され、以降、大多数の国民の想いとはうらはらに、原発大国の道を走り続けることになりました。
今回の福島第一原子力発電所の大事故は、リュウちゃんに云わせれば「第3の原爆被爆」です。今のところ、事故による直接の犠牲者はでていないものの、原発から半径20キロ以内の住民の避難、農畜産物、水産物の放射能汚染、首都圏まで脅かす水道水の汚染など、原発大事故の余波は、不気味で止まることが知れません。さだ子さんの祈りは、結果として空しいものになってしまいました。
こんな時にも、スミレや梅・桜などの春の花は、愚かな人間様の営みとは関係なく、大地の摂理のままに可憐な花を咲かせ、人々の心を和ませてくれます。
リュウちゃんの家の庭も、白梅、沈丁花、白木蓮が満開になりました。白木蓮の根元の大地には、濃い紫の小さいスミレが咲いています。
娘のメッセージを掲載しました今回の小生のブログに、昨日まで約70の暖かいコメントを頂きました。私達一般庶民には、ほんのささやかなことしか出来ないのですが、今更ながらブログのもつ絆の力に感動しています。
お師匠様、どうも有難う御座いました!
万葉集の歌の中にはっとさせられることがありますでしょう、↓の短歌などもそうですよね。
【春の野に すみれ摘みにと 来し我そ 野をなつかしみ 一夜寝にける】
山部赤人 (巻8・1424)
一寸したことにも目を遊ばせ、心を開き楽しむ術を知っておられた歌人、素敵ですよね。^^
災害にも負けないで、という歌。。浮かびますのは
万葉集ではなく、やはり宮沢賢治の「雨ニモマケズ」でしょうか。
今度は上の孫がお泊りで遊びにきてくれまして、お返事がなかなか書けませんでした、済みませんでした。
もう帰りましたが、昨日は一緒に夕食作りなどしてとても楽しかったです。^^
いつも素敵なコメントを頂きありがとうございます!俳句は季語と語りたいこととの
取り合わせといったことを重要視いたしますね
それでその組み合わせが悩み処なのですが
上手くいきますと、「ああ、そういうこと」と腑に落ちる訳なのです。
何時まで経っても遅々として前に進みませんし
駄句ばかりなのですが
それでも稀に良い取り合わせが見つかりますと
とても嬉しいものですね^^。
思いがこもっていますねとお褒め頂きありがとうございました♪
本当に春の寒さは堪えますね~気分ばかりが先行し
そこへ寒の戻りが何度もきますので、風邪などひき易いと思いますね
早く春が落ち着いてくれることを願っておりますよ。
そうでしたか、ご主人様がご自宅で3連休をお過ごしになられたのですね、
何かとご多忙でしたでしょう、きっとご主人様は我家を楽しまれたことでしょうね。
いつも長文のお心の籠ったコメントをありがとうございます!
佐々木禎子さんの物語「鶴の祈り」という脚本化された劇がありまして
中学生の時に禎子の役を演じたことがあります。文化祭で上演したのですが、ベットの上に座り
千羽鶴を折ってはセリフを言った想い出が今も蘇ります。「ノーモア原爆」の内容の劇でした、
僅か12歳で亡くなられた禎子さんをイメージして、平和を願う少女像も作られましたね。
あの悲惨な原爆から僅か10年で原発大国への道に歩み出したのですね・・
平和利用という名目・・安全なものとして皆それを信じたのでしょうか?疑問ですね。
大地震、大津波、これだけでも日本にとって国民にとってどんなに辛く痛ましいことでしょう、
その上に原発事故、この事故だけは一体何時になったら治まるのでしょうか?そら恐ろしいものを抱えてしまいましたね。心配でなりません。
リュウちゃんの今回のブログは、ひとみ様のご提案もアップされ
多くの方々に読まれて大反響でしたね!本当に良いブログとしての力が発揮されましたこと、
素晴らしいです。
様々な見地からの情報収集力、分析や判断など、流石男性的力強い発信力がリュウちゃんの持ち味ですね。
これからもご無理をしないで、頑張ってくださいね。