ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

藤の雨

2011年04月28日 | 小さな感動

泣く人と共に泣きたし藤の雨

しよいきれぬ重荷の数よ母子草

花菜雨海にはみ出す遊歩道 (以前アップの句)

 

http://www.youtube.com/watch?v=UKGIroGyrT8&NR=1&feature=fvwp

竹内まりやさんの曲で「人生の扉」をお聞きください。益子陶器市や 芝桜の綺麗な映像も楽しいですね♪

この曲を聴きますと、人生最期まで頑張らねばと命の重さを教えられますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 未曾有の大震災から四十九日となりました。打ちひしがれた多くの

人々を想い、テレビやYoutubeの動画の情報を幾度も見ながら、涙した

日本中、世界中の人がどれほど多くいることでしょう。テレビでは流されて

いない悲惨すぎる動画を知り、泣けて泣けて画面が滲んでゆきました。

何故こんなに多くの善男善女や子供、乳幼児が無残な亡くなり方をしなく

てはならなかったのでしょう。原発事故も同時に勃発してしまいました。

あまりに酷い大自然の猛威は想定外と言われていますが、これが地球の

動きで仕方のないことならば、私達人間はどう対処したら良いのでしょうか。

ただなされるままでは哀し過ぎます。西日本に暮らしていても、かつて阪神

淡路大震災もありましたし、決して他人ごとではありません。地震国の今後

の大テーマですので、皆で知恵を出し合い取り組んでいかなくてはなりませ

んし、被災地の復興、原発の放射能問題と目に見えぬ脅威への対処、電力

不足への対応、冷え込んでいる日本経済など、深刻なことばかりですね。

被災していない地域では、普通の生活をして消費もし、暗くならないように

日本の経済を元気づけることが、引いては被災地の復興に繋がると言われ

ています。最初の頃は日本中が自粛ムード一色でしたが、最近では自粛より

元気な日本を取り戻すには、と前向きな動きも各地で出始めているようです。

大型連休を利用してのボランティア活動で、誰かのお役に立つことをする等

明るいニュースも聞えてきました。支援の仕方はいろいろあるのでしょうね。

 

1枚目2枚目の写真は藤の花、躑躅を美観地区で夫が撮りました。3枚目4枚

目は庭の花韮とピンクマーガレットを撮ってみました。5枚目6枚目は、昨日夫

がハイキングの勉強会で撮った薄田泣菫のパンフレットと倉敷市連島町にある

泣菫(明治の詩人)の生家です。

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筍2011

2011年04月23日 | 小さな感動

ほふばりし筍入りの握り飯

青々と大地の湿り穀雨かな

仲の良き兄夫婦かな山笑ふ

落花受く車並びし高梁川

http://www.youtube.com/watch?v=PmWvfS5x1aM&feature=fvsr

http://www.youtube.com/watch?v=du_55EZFL0Q&feature=related

ドヴォルザークの「ユーモレスク」とヘンデルの「ハレルヤ・コーラス」をお楽しみください♪

4月24日はイースター(復活祭)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 娘のお姑さんが左足を怪我し、手術されて早3週間ほどになりました。

かねてより、お見舞いに行きたいと娘の都合のよい日を待っておりまして、

昨日がその日ということで、親子3人で真庭整形外科病院↑まで行ってきました。

お姑さんは顔色も良くふっくら顔でとても明るく見えましたし、よくお話されて

お元気そうでしたので安心しました。「昨日初めて自分でベッドを下りてここに

立てたんです」と嬉しそうに報告され、「だんだん良くなりますよ、ご無理をせず

頑張ってくださいね」とエールを送りました。

朝10時に娘が車で迎えに来てくれましたので、小雨の中出発し、12時前に

嫁ぎ先の家に到着しお弁当を食べながら休憩しました。お弁当は娘のかやく

ご飯のおにぎりがとても美味しかったです。ミコちゃんは赤飯を持って行きました。^^

そこからさらに入院先の病院へ車を暫し走らせました。お見舞いが済んでショッ

ピングセンターに寄りましたら、娘が「母の日」プレゼントとにと靴を買ってくれま

した。思いがけないくも中間色の新しい靴は大変嬉しく、これから末長~く履かせ

頂こうと感謝で一杯です。本当は夫が有名な落合羊かんを買いたいからと寄った

のでした。それで夫は羊かんを買って貰っていました。^^それで車代にと渡した

お金があっという間に私達に帰ってきてしまいました。^^;

 

帰路、夫の故郷へも久し振りに寄りました。長男夫妻は昼下がりのお買物に出て

いて残念ながらお留守でしたが、次男夫婦は在宅でした。2時間半ほど歓談して

別れ際に夫がスナップ写真↑を撮りました。

娘は16年ぶり、ミコちゃんは5年ぶりくらいの訪問だったかなと思いますが、夫の

母が亡くなって16年ほどになりますので、17回忌の年なのですね。年月の経つの

はこんなにも早いのだな~、としみじみ思わされましたが、夫の方こそ故郷の佇ま

いは感慨も新たに懐かしさで一杯だったことでしょう。

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花吹雪

2011年04月19日 | 小さな感動

シーサイドホテルの庭の花吹雪

春昼や瀬戸の入江の金波楼

リラ冷へのホットコーヒー窓に瀬戸

http://www.youtube.com/watch?v=5cTvd_CXpcM&feature=related

イタリアのアマルフィの風景とともに「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を

サラ・ブライトマンの若々しい歌でお楽しみ下さい♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は友人のお誘いでシーサイドホテルのレストランで

和食をご馳走になりました。3年ぶりくらいに行きましたが、

レストランの南側窓いっぱいの瀬戸の海は、マリンブルーで

水島港に行き来する船舶が絵のように浮かび、遠くにはJFE

スチールの工場の高炉もよく見えます。海の手前には緑生す

芝生が広々として、淡い春色のグリーンでカバーされています。

左手には桜並木もあり、もう少し早くここに来ていたら満開に

近い華やかさだったことでしょう。

桜は玄関に辿りつくまでの坂道にも、沢山大きな木が並び

隠れたお花見名所の雰囲気でした。最近の雨や風に半分以上

散っていましたが、来年は憶えていたら見に来たいと思いました。

そういえば、このホテルは以前、近所の方から頼まれてお部屋を

一泊予約して上げたことがありました。その方の親友が千葉から

遊びに来られるとのことで、ゴールデンウイークの直前でした。

あちらこちらへ電話してもお部屋がなくて、仕方なく、インターネット

で調べましたらここが空室あり、ということで予約しました。依頼者は

ミコちゃんのお店の大事な顧客でもあり、ほっとしました。街中のビジ

ネスホテルより景色や雰囲気が全然ちがいますし、お料理も美味しい

ので、その方も喜んで下さいました。彼女は何と遠い千葉まで親友を

送っていったとのことでした^^。深くて長~い友情のなせる技でしょうかね。

 

今日も庭のお花をアップしました。1枚目、2枚目はオキザリス。

3枚目はクリスマスローズとノースポール、4枚目はパンジーです。

瀬戸の海はカメラを忘れて行ったので、本当に残念でした。

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山笑ふ2011

2011年04月17日 | 小さな感動

下界より登れば山はなほ笑ひ

 

現し世の高き煙筒花の雨

 

http://www.youtube.com/watch?v=JhYxHXCWEFo

今日はテレサ・テンの歌う「ふるさとはどこですか」をアップしてみました♪

故郷への想いは熱いものがありますものね。毎日のニュースの福島原発関連では、

高く聳える煙筒が4基ほどあり、春の天空に異様に見えて仕方ありません。

それで詠んだのですが煙突の句を添えてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨日は午後から久し振りにPCボランティアに行ってきました。

先週土曜日から新期が始まり、第2日目でした。先週は風邪の為

欠席し、養生に専念。声が全く出なくなると不便ですね~、お店も閉め

ざるをえませんでした。電話にも出られないので、不本意ながら(2日間)

留守電に切り替えました(苦笑)。抵抗力が落ちていたのか、一寸

したことから鼻や喉を悪くして咳まで出だしたのです。自分の治癒力

だけではどうにも回復が遅いので、近くの医院へ二度通院してお薬を

いただきやっと良くなりましたので、気になっていたボランティアに

行くことが出来ました。やはり健康第一ですね!つくづくそう思います。^^

病気の間、たかが?風邪なのに自分が物凄く老人になったようで、この

10日くらいは寂しい心境にもなりまして、気管支炎や肺炎にまでなったら

どうしよう。。などと自分で自分を追い込む始末でしたが、ドクター診察を

受けると急に安心して、もうすぐ元気になれるのだという明るい気持ちに

なって食欲も湧いてきます^^。そして元気なお花達にも励まされ、萎えていた

心に安らぎを貰っています。お花や緑は日々の潤いそのものですね^^。

1枚目は辛夷の花、2枚目はソメイヨシノ、3枚目は枝垂れ桜、4枚目は

椿、5枚目は蔓桔梗、6枚目は水仙、7枚目はプリムラ・マラコイデス、8枚目は

八重のチューリップで、下4枚は我家の庭の花を撮りました。桜は方々で見れる

のですが、県南では花が散りつつ小さな若葉が目立ってきたようです。

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初蝶2011

2011年04月11日 | 小さな感動

初蝶の心をほぐし残りけり

 

http://www.youtube.com/watch?v=tvPWGHibaus&feature=related

今日の曲はカテリーナ・ジェンキンスの歌唱で「ハレルヤ」です。

全知全能の神を讃える言葉がタイトルですね。活断層の活動期といわれながら

ついに起きた今回の大地震と大津波でした、人間の小ささや無力さを思い知らされた

一か月でしたが、活動期が収まり平穏な日常が早く取り戻せますように、お祈りしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日午前中に、黄色い初蝶を庭で見かけました。今年も 

蝶の飛ぶ季節になったのだと嬉しく思いました。黄蝶は去っても

目裏には今も残っています。今日で震災から1カ月になりました。

皆同じ災害のことをテレビで見て、いつまでも繰り返す余震は

はがゆく、恐怖におののき、PTSDに苛まされている人々が多い

事と思います。瞬時に多くの尊い生命が失われ、幸せな暮らしを

根こそぎ奪われた被災地の方々。死者行方不明者は27'493人。

今も避難所などで集団生活をしておられる方々は14万7'000人。

震災で安全神話の吹っ飛んだ「原子力発電」の大事故。

福島県の原発に近い、半径30キロ圏内の人々はあの「3・11」の

日から地震と津波と原発事故の放射性物質の拡散というかつてない

大きな試練の中に今もあります。「今を乗り越えたら復興できる」と

いうものではなく、この先がよく見えません。放射能は大気に放出する

と4~5日間で日本列島に行き渡ると聞いたことがありますので、決して

東日本地方の問題ではなく、国民皆の大問題でもありますね。

今日の写真は、観龍寺の桜とお茶席。黄色いオキザリスと君子蘭、

あと土筆です。毎年土筆を下さる人がいて、お料理しました。^^

君子蘭は冬の間に全部の葉を凍傷にしてしまい、それでも咲きました。

雑草の如く強いのですね、被災地の皆様も心を強くして希望を持って

頂きたいです。政治のリーダーはこの一大窮地を一日も早く打開して

適切な策を次々実現して頂きたいものです。

 

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春の川

2011年04月06日 | 小さな感動

やはらかに満ち来る日差し春の川 

 

陽光に土手を青めし三味線草

 

亡き人の噂しめやか黄水仙

http://www.youtube.com/watch?v=1i5a2kRqRhY&feature=related

百花繚乱の季節が訪れています。ブラザーズ・フォーで「七つの水仙」をアップしました。

柔らかに柳青める北上の岸辺目にみゆ泣けと如くに」の石川啄木の望郷の短歌に因み

「本歌取り」を2句詠んでみましたが、句友のtsb様のコメントに触発されたお蔭です。(感謝)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二日前のこと、未明に大きなサイレンの音とともに14台もの消防車が

近所に来ました。ミコちゃんと同年齢のご主人様が奥様を助けに家の中に

戻り亡くなられました。2階で就寝中の奥様はお向かいの人に助け出され

梯子を下りて外に逃げのびることができたそうです。

家の階段付近は火の海だったのでしょう。あまりに哀しいご夫婦の別れです。

こんな辛いお話を聞くとは、今でも信じたくありません、お気の毒です。。

3軒の内2軒は全焼でした。早朝4時半ごろ毎日散歩をしている友人が

慌てて家に戻り119番に通報したそうです。

 

昨日は県議選の期日前投票に行ってきました。高梁川はいつものように

穏やかで何事もなかったかのようです。あの震災もあの津波も、あの火事も。。

 

今日の写真1枚目は高梁川、2枚目3枚目は庭の花桃、4枚目は美観地区の

桜ですがこの写真は夫が撮りました。5枚目は庭の黄水仙です。

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花明り

2011年04月03日 | 小さな感動

校門の胸の高鳴り花明り

http://www.youtube.com/watch?v=C5ceI4uvNlQ

 今日はアンジェラアキさんの曲で合唱バージョン「手紙~拝啓十五の君へ」です。

↓の写真1枚目は今年の桜です。2枚目3枚目は何時もの医院の

お花でパンジーが綺麗でしたね、JRの最寄り駅に最近エレベーターがつきました。

足の悪いミコちゃん、お待ちかねでした。^^JR西日本様、お高い物を感謝です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ミコちゃんの孫で下の孫娘が中学を卒業して、いよいよ8日には

高校の入学式となりました。デリケートな思春期の最中でもあり、

もし入試に失敗したら精神的な痛手は相当大きいですから内心

心配でした。十五歳の春は悲喜こもごもですね、一緒に発表を見

行った友人が落ちて、孫も大変なショックを受けていました。

泣きながらケータイをかけている友人にかける言葉がみつかりま

せん。。ほとんど成績も部活も同じなのに。。こんなに美しい桜を

今見ても、複雑な心境の孫は心底から晴れやかな気持ちでは見

れないでしょう。とは言え、後ろを振り返らず前進しなければなりま

せん。高校でまた部活をしたり、クラスメイトの中から新しい友人が

出来るでしょう。姉の時と同じように新しい自転車を買ってもらい、

約30分の片道を3年間通うことになります。きっと夢が具体的に膨

らむ3年間になると思いますが、今は元気に行ってくれるだけでいいです。

母親が落ちたらS高(既に受かっている)へ行く?と本人に尋ねると、

「S高へは絶対に行かない、田舎に帰ってお祖母ちゃんと二人で百姓

をする」と応えたと言います。田舎のお祖母ちゃんは可愛い孫が傍に

来てくれて嬉しいけれど、その気持ちだけで十分、やはり普通に進学

して欲しいでしょう。(笑)下の孫は0歳から小学校2年生までパパの実

でした、3年生に上がる前に倉敷に来て、幼稚園からの親友もあちら

なので今でも田舎が大好きなのです。姉の方も0歳から4年生まで田舎

でしたが、すっかりこちらが良くなっているようで、友人もこちらの友人が

好いらしいです。ミコちゃんはこの二人の孫が遊びに来てくれると嬉しくて

楽しくてたまりません。姉の方が来ると、勉強し易いようにとそっと見守り

乍も、時にはお茶をしていろいろと話を聞きます。先日お泊りの時のこと。

クラスに偏差値100の人がいて、その人に学校では大いに期待しているそう

です。家でどれくらいの時間勉強するのと尋ねると、1~2時間くらいとのこと。

それを聞いてまたまた皆が驚いたそうです。兎に角何処を受けても全部合格する

という人がいるのだと、そのような話をしてくれました。一方妹の方が来ると

「おばあちゃん、とらみちゃんは何処にいるの?」「メダカ生きてる?」「CDか

らIポッドに音楽を取り込むよ」とPCを起動。音楽ソフトダウンロードなども

いつの間にか慣れていました。自分はどんどん老いていきますが、これは

仕方ありません。でも孫の成長していく様を見られるということは凄く幸せなことですね。

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初桜

2011年04月01日 | 小さな感動

生きてこそ愛も泪も初桜

 

http://www.youtube.com/watch?v=Ff0tmLRaNhU&feature=related

今日の曲はパッヘルベルの「カノン」です。↓の写真は、大原美術館の敷地の桜です。

先日から咲き始めましたが、岡山県では今日開花宣言が発表されました。

雪柳の枝には白い小花が鈴なりですし、道端のホトケノザも春を謳歌しているようですね。

自然はあるがままに装っていますが、人間はより高度な文化的生活を求め続けてきました。

 

 

 

 

 

 

生きて我が人生を全うすること、それは普通のことのようで

実は奇跡的な事かも知れません。何かの支障で夭折の人と

なるのも運命なのでしょうか。運命とか宿命とか・・哀しい事に

用いられることが多いように感じられます・・日本に起きている

地震は全世界に起きる地震の回数の約2割だそうですが、まさしく

地震列島ですね。小さな国にこれだけ多くの地震が起きるには、

プレートの問題があって、どうにも避けらないのかも知れません。

しかし福島第一原子力発電のこの度の事故は、天災だけのせい

にはできないでしょう。句友のリュウちゃん様からのコメントにより、

平井憲夫さんの書かれた記事を知りましたので、抜粋してその

一部を↓に転記させて頂きます。(故・平井様に感謝)

【原発がどんなものか知ってほしい】・・・平井憲夫

 私はその内部被曝を百回以上もして、癌になってしまいました。癌の宣告を受けたとき、本当に死ぬのが怖くて怖くてどうしようかと考えました。でも、私の母が何時も言っていたのですが、「死ぬより大きいことはないよ」と。じゃ死ぬ前になにかやろうと。原発のことで、私が知っていることをすべて明るみに出そうと思ったのです。  

 

 

 http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html 

先進各国で、閉鎖した原発は数多くあります。廃炉、解体ができないので、みんな「閉鎖」なんです。閉鎖とは発電を止めて、核燃料を取り出しておくことですが、ここからが大変です。

  放射能まみれになってしまった原発は、発電している時と同じように、水を入れて動かし続けなければなりません。水の圧力で配管が薄くなったり、部品の具合が悪くなったりしますから、定検もしてそういう所の補修をし、放射能が外に漏れださないようにしなければなりません。放射能が無くなるまで、発電しているときと同じように監視し、管理をし続けなければならないのです。 

 今、運転中が五一、建設中が三、全部で五四の原発が日本列島を取り巻いています。これ以上運転を続けると、余りにも危険な原発もいくつかあります。この他に大学や会社の研究用の原子炉もありますから、日本には今、小さいのは一〇〇キロワット、大きいのは一三五万キロワット、大小合わせて七六もの原子炉があることになります。

 しかし、日本の電力会社が、電気を作らない、金儲けにならない閉鎖した原発を本気で監視し続けるか大変疑問です。それなのに、さらに、新規立地や増設を行おうとしています。その中には、東海地震のことで心配な浜岡に五機目の増設をしようとしていたり、福島ではサッカー場と引換えにした増設もあります。新設では新潟の巻町や三重の芦浜、山口の上関、石川の珠洲、青森の大間や東通などいくつもあります。それで、二〇一〇年には七〇~八〇基にしようと。実際、言葉は悪いですが、この国は狂っているとしか思えません。

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