ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

春の足音

2019年02月23日 | 1日1日を有難く
 
春光 2018
 早春の倉敷                                                 倉敷美観地区の2月後半はまだ冬の姿に見えています。春は......
 

 

春さればまづ咲くやどの梅の花ひとり見つつや春日暮らさむ 山上憶良

 

最近は春の足音が日ごとに大きくなりましたね♪

ご近所の梅も満開です。それで春の歌を載せてみました~^^ 

「春されば」は春が去ればという意味ではなく、

「春になれば」という意味ですね。

このような歴史的仮名遣いは、私たちの時代では

馴染みがなく難しいものですが、意味を知れば

味わいが伝わり親しみが湧いてきますね。

梅が咲き、鴬などの小鳥が囀り、こうした春の

先駆けは嬉しいものです。あと一か月もすると、

桜が咲きお花見シーズン到来ですね^^。

 

一針一針衿の丸みを縫ひてゐる花模様のブラウス春となる日に 草野彬子

 

現代も短歌や俳句の中では、旧仮名遣いがよく

用いられるのですが、これらは日本古来の文学文芸として、

格調高く、趣の深い作品にしてくれますね。

春を待つ二首の歌に心が浮き浮きしてきます~^-^。

 

 

 2月は

お雛様をいろいろ飾って、春本番を待っています♪

工夫を凝らした手作り雛はどの作品も可愛いものですね~^^。

 友人のkayoko様の折り紙も一緒に並んでいます。

昔、よく文通をしていた叔母から頂いたお雛様。

デイサービスで作ったそうです。

先日のこと、片づけをしていて叔母からのお便りが沢山あったので、

読み返してみると今から15年ほど前に叔母から貰っていました。

すっかり失念していた私は、本当に申し訳なく思いました。

同じように手芸の上手な友人から頂いたのだと・・・

貝殻のお雛様は確かにその友人から頂いていましたが...

自分の勘違いや記憶の曖昧さに驚いて反省しきりです。

お料理がとても上手で、文学が大好きな叔母は、手先も器用でしたから

デイサービスに行っても沢山の友人が出来て、

生き生きとした老後を送り、もう少し若い時はロンドン留学中の

お孫さんの所に、娘さんと共に訪問して見聞を広めるなど、

輝かしい老後生活でした。しかし他方では、75歳頃から

色んな病気に罹り、その上耳が難聴となったので、

お便りには「恥ばかりかいて」と不自由なことを

吐露してありました。。私など、耳は何とか聞こえるのですが、

失念や早とちりで恥ばかりかいています。叔母は4年前に94歳で

天寿を全うされましたが、常に努力家で明るい女性でした。

いつまでも私の心の中に生きていて、そっと私を見守って

くれているように思います。

 

先日、古希になられた友人宅にお祝いのお花をお届けしたのですが、

お花屋さんで自分にも春の花を一つ購入しました。

自分にはプリムラですねー^^。

 

 

 

 今日もご覧頂きありがとうございました。

 

 

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魚上氷

2019年02月14日 | 1日1日を有難く
 
春一番
 野鳥たちも春を待つ 猫の恋 2016 バレンタインデー 2015 春の雪2014異国へと旅立つ乙女春の雪後ろ髪曳かれしままに春の雪 〔乙女は誰?とのご質問をいただ......
 

「魚上氷」は見慣れない言葉ですが、

「うおこおりをいずる」と読みますね。

割れた氷の間から魚が飛び出る・・・

などといった意味に受け取れますよね~^^。


日本の四季をそれぞれ六つに分けると二十四節気

二十四節気をさらに三っずつに分けることで、

七十二候となり、2月5日の立春の後の丁度

今頃の時期が「魚上氷」と表現されるそうです。

 

七十二候の「魚上氷」・・・耳慣れない言葉ですが、

その内容はとても綺麗で、春本番を想像したくなります。

次第に春めき、凍っていた川や湖の表面の氷が割れ、

魚が飛び跳ねる様子を表しています。また、春の季語の

薄氷(うすらひ・うすごおり)は、川や池の表面に

うすうすと張った氷や、溶け残った氷ですね。

そして、氷の下の水が温かくなり、魚たちが目覚めて

ゆらゆら泳ぎ出す頃、ということなのですね。魚たちは

自然に沿うがごとく、厳冬を上手に生き延びて

くれたんだ、と嬉しくなりますよね^^。

 

薄氷の下に水鳴る紙漉場  野崎 ゆり香

  

先日、

茅ケ崎のI兄から松田の河津桜の写真が送られてきました。

梅の季節に被って、早く咲く河津桜は

早春を晴れやかに彩り、寒さを乗り切るパワーを与えてくれますね。

 

 

I兄さん、いつもありがとうございます。

綺麗なお花で元気を与えて頂きましたよ^-^。

 

先日の11日は、県南で

珍しく積雪がありました。夫の写真で

その日の朝の倉敷美観地区です。

積もったのは5年ぶりだったでしょうかね~

私も庭に出て、写真を撮ったり雪を触ったりしました^^。

でも4~5センチなので、日の差す場所は早めに

消えてしまいました^^。

「うたかたの雪の白さや冷たさや~♪」

 雪が降る前に春菊をハサミで摘んで収穫。

ここまで大きくするのに7週間以上かかりましたね。

友人は広い畑で、大根、長ネギ、ホウレン草などを上手に育て、

いつも届けて下さるので、凄いなぁと感心し尊敬します^^。

 

岡山後楽園の芝焼きは、早春の恒例行事ですね。

14日にテレビの画面を撮りました。

庭の花で、白い豆の花。

室内のオリズルラン。

 

今日もご覧頂きありがとうございました。

 

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春を待つ

2019年02月05日 | 1日1日を有難く
 
節分 2018
 立春の頃  底冷 冬晴  冬木立 2014 枝伸ばし雲掴まんと冬木立    白壁の冴えて玩具の如き窓蝋梅の香に惹かれしや猫がゆく  季語  冬...>続きを読む ......
 

 

 紅梅や枝々は空奪ひあひ  鷹羽狩行

 

 俳句界の重鎮、鷹羽さんは今年の歌会始にご招待されていましたね。

難解の言葉を入れずシンプルで、情趣豊かな短歌を発表されていました。

俳句だけでなく短歌もお上手なことが分かりました^^披講される時は

立たれるので写真を撮りました。お歌の方は残念ながら消去していました。

 

諏訪湖の氷真つすぐに割れて盛り上がる「神の渡り」を見たしと思ふ 草野 彬子

 

2月3日は節分、翌2月4日は立春。

春遠からじ~ですね^^

3日に礼拝に出席しましたが、その時全員で歌った

讃美歌や聖歌の中でも、361番の讃美歌は特に好きです^^

以前にもブログに載せましたが~♪。

(1番と2番を抜粋)

 

1、この世はみな 神の世界

あめつちすべてが 歌い交わす。

岩も木々も 空も海も

み神のみわざを ほめたたえる。

 

2、この世はみな 神の世界

鳥の音、花の香 主をたたえる。

朝日、夕日 空に映えて

み神のみわざを 語り告げる。

 

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 真冬と春の陽気が行ったり来たりで、

体調管理が難しい季節ですね、

春分までは三寒四温がずっと続くのでしょうね。

我が家の沈丁花も春を待っていますよ、再度の沈丁花^^。

挿し木でしたが育ってくれて、この赤い蕾に

生命の力強さを感じ、嬉しくなりました^^

病に悩む友が早く回復されることを祈ります。

 

こちらはちりめんの縁取りが綺麗な葉ボタン。

冬越えして春もこのままかなと、期待しています♪

何せお花の少ないシーズンに葉ボタンは貴重ですよね^-^。

 

日当たりの良い場所では、オキザリスも頑張っていますね~

アリガトウ(^^♪。

オタフクナンテン

豌豆が育っていますよ、赤ちゃんのような苗でしたが

結構伸びています、2鉢とも逞しいです^-^。

12月に友人から頂いたアレンジメントは、今も飾っています。

梅や松、蘭の花は流石に枯れましたが、買ってきたお花でリフレッシュ。

プリムラマラコイデスも寒さに耐えて健気ですよ♪。

2月2日に友人のkayoko様がメールで送って下さった1枚。

kayoko様、ありがとうございます。

可愛い赤鬼と青鬼を折って、厄払いの柊の葉、

福は内の豆まきに因んだ福豆、が揃っていますね。

豆は、今年もマメで元気でありますように、と

食べたら良いですね、心からそう願いますよね。

私たちは元気そうに見えていても、実はあまり健康では

ないこともあります。体にも精神にも不安は付きもの。

抵抗力がしっかりあれば、風邪も通過してくれるので

しょうが、体力が負けると発症し易いのですね。

体調管理に気を付けながら、春を待ちたいものです。

 

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kayoko様から頂いた折り紙の薔薇の花々をお人形ケースの

中に入れて飾っています。昔ウイスキーの瓶で作ったお人形です^^。

今回、初めて写真に撮ってみました。

足元には頂いた素敵なお手製の薔薇が一杯。

私の寝室に置いてあります^^古いお人形ですが処分はなかなか

出来ないのです。PCの知人Fさんが編んでくれた襟巻を被せてみたら

ピッタリの色とサイズで驚きました^-^。Fさんはドナー登録の

カードを見せてくれたりして、凄いなと感心しました。10年程前に、

「私今日還暦になったのよ」と。それでお祝いして上げたところ、

早速ストールの大小を下さったのです。その後、ご家族の介護で

PCには来られなくなりました。ボランティア同士で良い思い出があるものですね。

 

 

 

今日もご覧頂きありがとうございました。

 

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