時事解説「ディストピア」

ロシア、イラン、中国等の海外ニュースサイトの記事を紹介します。国内政治、メディア批判の記事もあります。

池上彰は今こそウクライナ南東部へ発つべき

2014-07-20 00:19:08 | マスコミ批判
日本政府の覆面報道官の分際で、ジャーナリストを気取っている池上彰氏。

前記事と前々記事で述べたように、現在のウクライナ南東部では
日常的に市民が軍の爆撃に曝されており、経済活動はおろか、
まともに外も出歩けない状況にある。


このことを現地のアメリカ人ジャーナリストである
パトリック・ランカスター氏が映像に収めた。


まさにリアル・タイムの映像なので画像が粗いが見ごたえがある。

さて、確か池上氏はガザ地区を観光しに行った時に、
スタジオの女子アナから「なぜ危険な地域に行くのか」という問いに
「ジャーナリストなら、真実を伝える身分の人間なら
 危険な場所にあえて行かずしてどうする」と得意げに話していた気がする。


今こそ池上彰氏はスラビャンスクへと向かうべきだ。
そこでランカスター氏のように空爆の被害に実際に会って、
この内戦の凄惨さとウクライナ政府の非道ぶりを訴えるべきである。


正直なところ、いくら偉そうなことを話していても、
このウクライナ問題に対する姿勢を見ることで、正体は見えてしまう。

池上氏に限った話ではなく、日本の平和を語る人たちは、
誰しもがウクライナ南東部の味方にならなければならない。

そうでない限り、彼らはいつまでも覆面自民党左派であって、
保守派と本質的な面では大差ない弱い主張しかできない集団に堕するだろう。

マレーシア航空は、今回の事件に責任を持て 日本の平和団体はウクライナ政府を批判せよ

2014-07-20 00:17:46 | リビア・ウクライナ・南米・中東



ウクライナ南東部の砲撃の跡地。
現地の空爆は伝えず、マレーシア機の撃墜事件は執拗に報道する。

しかも、どちらが撃墜したのか不明であるにも関わらず、
ウクライナ政府の言い分をそのまま垂れ流すゴミメディア。


ロシアを攻撃できるチャンスがある時だけ悲劇に群がり、
ネオナチに協力する下衆どもに平和を語る資格はない。


この事件について、私と主張を同じくする意見書があったので紹介したい。


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このような恐るべき事件が一触即発のウクライナ東部で発生しないことを
確実にするために、飛行禁止区域を宣言する必要がある。

戦闘区域の上空を飛行するような民間航空会社は、
無責任きわまりないと
みなされるだろう。

実際に、過去4ヶ月間、ウクライナ軍と反政府勢力の間で
激しい戦闘が繰り広げられていたにもかかわらず、
国際航空会社がこの領域の上空を飛行していたことは驚くべきことだ。

結局のところ、ウクライナ東部での戦闘は、
内戦にほかならないということを世界が認識する必要がある。


http://jp.rbth.com/opinion/2014/07/18/49193.html
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例えて言うならば、ガザ地区の上を飛んでいたら攻撃されたという話で、
そんなの当たり前だろと思うのは不思議なことではないはずだ。

この間の事故もそうだが、マレーシアの安全意識はどうなっているのか?
メディアはロシアを下手人に仕立て上げるのに夢中だが、
問題の本質は、内戦が展開されているという認識がないことなのである。


非常に不可思議なことではあるが、ウクライナ問題にかけては、
北朝鮮側が明確にウクライナ軍の蛮行を非難し、
日本やアメリカがウクライナ軍を賛美し、協力している。


そして、日本の左翼も基本的には同じ見解である。
そういう連中が9条を守れと言っても理解されないのではないだろうか?

私自身も、護憲派ではあるものの、いわゆる平和団体に対しては
どこまで本気か知れたものではないと思っている。