今朝目にした言葉。
「内面の世界が反転するポイントを探す」
「今までの出来事に感謝をささげ、その哀しみを光へと返す」
哀しみを悦びに変えるって、どういうイメージなのだろうか。
反転させると言う具体的なイメージが湧かない。
これは、ずっと気になっているポイントでもあった。
昨日友人とランチした時の会話でハッとしたことがあった。
友人はこれまでずっと健康診断優良児で、病気とは無縁の日々を送っていた。
とても幸せ感度が高くて、食べたいものを食べて「幸せ♪」と素直に悦ぶ人。
その人が今年の5月に腸を短くする手術を自分で望んで受けた。
友人は腸が長い為にいつも漢方薬を飲んでいたので、短くしたら飲まずに済むからと手術した。
退院して二ヶ月頃に1回目のワクチン接種を受けた。
その時は何も症状が無かったからと2回目も受けた。
しばらくして左手が上がらなくなった。
そのまま様子を見ていたら、段々症状が重くなってきた。
そして健康診断で直ぐに病院へ行って診てもらいなさいと言われて、整形外科へ行った。
詳しい事情は解らないが、筋膜が固まって動かすときに神経にきて痛みが出るみたいだった。
紹介された大きな病院でその固まった筋膜を破る施術を受けて、整形外科に通院しながら大分症状が和らいでいた。
日々できなかった事が少しづつ出来る様になって、その幸せ感度は凄く大きいらしい。
毎日日記に、これが出来るようになった、嬉しい!!と書いているそうだ。
ランチでナイフとフォークを普通に動かせていることに気づいて、「うわ〜!普通に動かせているよ!!」と満面の笑みを浮かべて悦んでいた。
彼女を見ていて、反転のイメージがなんとなく解った。
左手の不調が無かったら、その悦びは生まれていないんだ。
当たり前の事に感謝するのは、気付き難くてなかなか難しい。
哀しみの経験があるから、それと同じくらいの悦びも感じられたんだ。
彼女の感性は以前よりも格段に豊かになっている。
哀しみを悦びに反転するイメージ。
そう言う事なのかなと彼女を通して受け取れた。