9月26日(水)、津市安濃町で、
ボランティアガイド安濃地区現地研修会が行われ、110人が参加、
安濃中央総合公園を出発して、
明合古墳、孝女登勢の墓、善福寺、岡南4号墳、安濃郷土資料館等を巡り、研修しました。
安濃中央総合公園の東にある、明合古墳(国史跡)です。
全長81mの双方中方墳、つまり大小3個の四角形をつないだ形状の古墳で、
非常に珍しいものです。
昭和24年、ここがこのような珍しい古墳であることを発見したのは、
津高校地歴部の生徒たちだったそうです。
東観音寺にある、赤塚古墳です。
この地方では珍しい「帆立貝式円墳前方後円墳」です。
かつてここから「四神四獣鏡」が出土、その鏡は現在宮内庁が所蔵しています。
橋本浅次郎徳功碑
連部地区にある、孝女登勢の墓。
孝女登世の墓(安濃町)/美里町の探検日記ZZ
同じく連部地区にある、善福寺、
毘沙門天立像は、昭和25年に国の重要文化財に指定されました。
この地で戦乱があった際には、地元の人が地中に隠して守ったという伝承があります。
左手には「宝塔」を持っています。
岡南地区にある「岡南古墳群」のひとつ、岡南4号墳です。
全長31.5mの前方後円墳です。
安濃郷土資料館
午後からは、歴史講演会「中世の首長墳」が開催されました。