~笹子駅→笹子雁ヶ腹摺山(1357.7m)→笹子峠→・1278( 中尾根ノ頭)→
・1411m(カヤノキビラノ頭)→京戸山、ナットウ箱山→達沢山(1358m)→立沢~
今日は雨の心配は無用のようだが、風が強く寒そうだ。山へと向かう列
車の車窓からは、冬晴のもと、木々の枝は激しく揺れ、ゴミやら何やらが
吹き飛ばされているのが見える。
本日の予定は、中央線の「笹子」駅から笹子雁ヶ腹摺山~カヤノキビラ
ノ頭経由で達沢山まで歩く。案の定、駅は寒かった。「イケメンおやじが
下車した駅だけあり、超クールだな」と、今朝の気候にマッチした氷点下
ギャグを一発かまし、では、まいりましょうか。
次第に手がかじかむ。鼻水、よだれが糸を引く。さすがに立ち止まって
休む気分にはならないので、速度は変われど前へ、ひたすら一歩と足を進
める。そのため笹子雁ヶ腹摺山の頂上には、駅から2時間かからずに到着
と、山梨県だけに風林火山ではないが「疾きこと風のごとし」だ。
しかし、これは強風による偽りのスピード。そのつけはすぐにやってき
た。笹子峠、中尾根ノ頭、ここらあたりまでは快調だったが、徐々にペー
スはスローダウン気味。息切れ、止まる、寒い、我慢できずに微速前進、
この繰り返しで、京戸山に、珍名ナットウ箱山を経て、達沢山にどうにか
着となる。
道中は、展望もよく気持ちのよいルートではあったが、いかんせん風が
強過ぎた。這々の体で、下山を開始。ただし風は、人里に降りても変化な
し、よって寒い。駅へと向かうバスの時刻を確かめるが、残念ながら当分
来そうもない。だがここで待っていては凍えてしまう。
そこでもう少し、適当なバス停まで歩くことにする。途中、道路の脇に
温度計があった。気温はマイナスの表示だ。見なければよかった、余計寒
くなった。歩き出してから約1時間、時刻表を見るとバスのやって来るまで
あとわずかのバス停に着いたので、ここで歩くのは終了。定刻よりやや遅
れ気味で姿を見せたバスに乗り込む。
バスを降りる。交差点を右に進めば石和温泉の駅だ。温泉でひと風呂浴
びたいところだが、今夜は予定があり時間が許さない。仕方がないので、
某ファストフードのお店にてコーヒーにスープとホットなメニューで暖を
とるが、最近歳のせいか液体を一気に飲もうとすると必ずむせてしまう。
静かに談笑する人多しの店内に、おっさんの咳き込む音が響き渡る。
本日の山歩き、風による寒さのお陰が大だったが、コースタイムだけを
見れば、スピーディーでなかなかいい感じ。まだ意外と体力があるかなと
喜びもつかの間、ゴホゴホである。やはり老化現象、体は着実にガタもき
ており、何ともしまらないフィナーレとなってしまった。やれやれ。
●コースタイム(カッコ内の左・到着、右・出発時間)
《第1日目》
JR「高尾」駅
(06:14)
↓↓↓↓
JR「笹子」駅→→→→登山口出会い→→→ 1330m付近(電波反射板脇)→→
(07:09/07:15) (07:36/07:38) (08:45/08:46)
笹子雁ヶ腹摺山(1357.7m)→→→新道分岐→→→→→笹子峠→→→→→→
(08:50/08:58) (09:09/09:25) (09:53/09:58)
※
JR「笹子」駅からはR20に沿って西進。追分を過ぎ橋の手前で旧道へ。
少し進み、道が左へカーブする部分に道標登場。ここから山道である。
※
ルートは急登が続く。また途中、落葉のたい積で、道が不明瞭&落葉の
ラッセルも少々あり。
※
笹子雁ヶ腹摺山から、富士の眺めはグッドのひと言。みとれていたいが、
本日は風が強過ぎ、急いで笹子峠方面へ退散。途中、道が尾根と巻き道
の二手に分かれるが、強風を避けるため巻き道をチョイスする。
※
笹子峠は、これぞ峠だというイメージのある所。しかし峠は、人の往来
もあるが風の通り道でもある。したがって今日は、先を急ぐ。道標あり。
・1278(中尾根ノ頭)→→→→→・1411(カヤノキビラノ頭)→→→→→
(10:15/10:25) (11:05/11:30)
※
道はしっかりとしている。ただし途中で、2ヵ所道の北側(進行方向右手)
が崩壊しており注意が必要。慎重に進むべし。
※
・1411(カヤノキビラノ頭)からの富士も見応えあり。
※
・1411(カヤノキビラノ頭)以降も、道の両側が崩壊している部分あり。
こちらも、足場をよく見て進めば問題なし。
※
また、道が少々不明瞭な部分もあり。こちらも周りをよく見れば、すぐに
正しいルートがわかる。行動は落ち着いて。
分岐(京戸林道方面への道との分岐)→→→→→京戸山(1430m)→→→
(12:10/12:12) (12:17/12:20)
※
京戸林道への分岐には道標あり。
ナットウ箱山(1412.5m)→→→分岐(立沢方面への道との分岐)→→→→
(12:30/12:35) (12:42/12:42)
※
京戸山(道標は京戸山系)とナットウ箱山、高さは京戸山だが、道標の立
派さはナットウ箱山。どちらも一服には適。
※
立沢への分岐にも道標あり。
※
達沢山には、片道10分程度のピストンとなる。ピークには、立派な道標が
あるが展望は今ひとつ。
達沢山(1358m)→→→→→→→分岐(立沢方面への道との分岐)→→→→
(12:52/13:08) (13:12/13:14)
※
分岐から立沢へのルートは、沢沿いの道。よく整備されており、道標の類
いも要所にあり。
林道出合→→→→→立沢(R137との合流点)→→御坂ゴルフ場入口(バス停)
(13:30/13:45) (14:20/14:20) (15:18/15:29)
↓↓↓↓
石和温泉駅入口(バス停)
(15:49)
《2014(平成26)年12月18日に歩く》
・1411m(カヤノキビラノ頭)→京戸山、ナットウ箱山→達沢山(1358m)→立沢~
今日は雨の心配は無用のようだが、風が強く寒そうだ。山へと向かう列
車の車窓からは、冬晴のもと、木々の枝は激しく揺れ、ゴミやら何やらが
吹き飛ばされているのが見える。
本日の予定は、中央線の「笹子」駅から笹子雁ヶ腹摺山~カヤノキビラ
ノ頭経由で達沢山まで歩く。案の定、駅は寒かった。「イケメンおやじが
下車した駅だけあり、超クールだな」と、今朝の気候にマッチした氷点下
ギャグを一発かまし、では、まいりましょうか。
次第に手がかじかむ。鼻水、よだれが糸を引く。さすがに立ち止まって
休む気分にはならないので、速度は変われど前へ、ひたすら一歩と足を進
める。そのため笹子雁ヶ腹摺山の頂上には、駅から2時間かからずに到着
と、山梨県だけに風林火山ではないが「疾きこと風のごとし」だ。
しかし、これは強風による偽りのスピード。そのつけはすぐにやってき
た。笹子峠、中尾根ノ頭、ここらあたりまでは快調だったが、徐々にペー
スはスローダウン気味。息切れ、止まる、寒い、我慢できずに微速前進、
この繰り返しで、京戸山に、珍名ナットウ箱山を経て、達沢山にどうにか
着となる。
道中は、展望もよく気持ちのよいルートではあったが、いかんせん風が
強過ぎた。這々の体で、下山を開始。ただし風は、人里に降りても変化な
し、よって寒い。駅へと向かうバスの時刻を確かめるが、残念ながら当分
来そうもない。だがここで待っていては凍えてしまう。
そこでもう少し、適当なバス停まで歩くことにする。途中、道路の脇に
温度計があった。気温はマイナスの表示だ。見なければよかった、余計寒
くなった。歩き出してから約1時間、時刻表を見るとバスのやって来るまで
あとわずかのバス停に着いたので、ここで歩くのは終了。定刻よりやや遅
れ気味で姿を見せたバスに乗り込む。
バスを降りる。交差点を右に進めば石和温泉の駅だ。温泉でひと風呂浴
びたいところだが、今夜は予定があり時間が許さない。仕方がないので、
某ファストフードのお店にてコーヒーにスープとホットなメニューで暖を
とるが、最近歳のせいか液体を一気に飲もうとすると必ずむせてしまう。
静かに談笑する人多しの店内に、おっさんの咳き込む音が響き渡る。
本日の山歩き、風による寒さのお陰が大だったが、コースタイムだけを
見れば、スピーディーでなかなかいい感じ。まだ意外と体力があるかなと
喜びもつかの間、ゴホゴホである。やはり老化現象、体は着実にガタもき
ており、何ともしまらないフィナーレとなってしまった。やれやれ。
●コースタイム(カッコ内の左・到着、右・出発時間)
《第1日目》
JR「高尾」駅
(06:14)
↓↓↓↓
JR「笹子」駅→→→→登山口出会い→→→ 1330m付近(電波反射板脇)→→
(07:09/07:15) (07:36/07:38) (08:45/08:46)
笹子雁ヶ腹摺山(1357.7m)→→→新道分岐→→→→→笹子峠→→→→→→
(08:50/08:58) (09:09/09:25) (09:53/09:58)
※
JR「笹子」駅からはR20に沿って西進。追分を過ぎ橋の手前で旧道へ。
少し進み、道が左へカーブする部分に道標登場。ここから山道である。
※
ルートは急登が続く。また途中、落葉のたい積で、道が不明瞭&落葉の
ラッセルも少々あり。
※
笹子雁ヶ腹摺山から、富士の眺めはグッドのひと言。みとれていたいが、
本日は風が強過ぎ、急いで笹子峠方面へ退散。途中、道が尾根と巻き道
の二手に分かれるが、強風を避けるため巻き道をチョイスする。
※
笹子峠は、これぞ峠だというイメージのある所。しかし峠は、人の往来
もあるが風の通り道でもある。したがって今日は、先を急ぐ。道標あり。
・1278(中尾根ノ頭)→→→→→・1411(カヤノキビラノ頭)→→→→→
(10:15/10:25) (11:05/11:30)
※
道はしっかりとしている。ただし途中で、2ヵ所道の北側(進行方向右手)
が崩壊しており注意が必要。慎重に進むべし。
※
・1411(カヤノキビラノ頭)からの富士も見応えあり。
※
・1411(カヤノキビラノ頭)以降も、道の両側が崩壊している部分あり。
こちらも、足場をよく見て進めば問題なし。
※
また、道が少々不明瞭な部分もあり。こちらも周りをよく見れば、すぐに
正しいルートがわかる。行動は落ち着いて。
分岐(京戸林道方面への道との分岐)→→→→→京戸山(1430m)→→→
(12:10/12:12) (12:17/12:20)
※
京戸林道への分岐には道標あり。
ナットウ箱山(1412.5m)→→→分岐(立沢方面への道との分岐)→→→→
(12:30/12:35) (12:42/12:42)
※
京戸山(道標は京戸山系)とナットウ箱山、高さは京戸山だが、道標の立
派さはナットウ箱山。どちらも一服には適。
※
立沢への分岐にも道標あり。
※
達沢山には、片道10分程度のピストンとなる。ピークには、立派な道標が
あるが展望は今ひとつ。
達沢山(1358m)→→→→→→→分岐(立沢方面への道との分岐)→→→→
(12:52/13:08) (13:12/13:14)
※
分岐から立沢へのルートは、沢沿いの道。よく整備されており、道標の類
いも要所にあり。
林道出合→→→→→立沢(R137との合流点)→→御坂ゴルフ場入口(バス停)
(13:30/13:45) (14:20/14:20) (15:18/15:29)
↓↓↓↓
石和温泉駅入口(バス停)
(15:49)
《2014(平成26)年12月18日に歩く》