鞍馬山〜貴船神社〜滝谷峠〜貴船山〜
夜泣峠〜二ノ瀬〜五条大橋(京都府)
「京の五条の橋の上」。
最近おりにふれ、このメロディと歌詞が
頭の中で繰り返されている。
どうも、このところ高尾や群馬へ出かけ
天狗様づいたのが影響したようで、
天狗様、天狗様とともに修行した牛若丸、
そして史実はハテナのようだが
牛若丸と弁慶が初めて出会ったのがとの記憶が結びつき
京の五条の橋の上となったようだ。
そういえば、京都も随分とご無沙汰である。
ましてや五条の橋にいたっては、
お子様時代に車で通過したような、しないような。
よし、思い立ったが吉日、
某CMではないが「そうだ、京都行こう」だ。
久々に京都で神社仏閣、
いや今回はお山登りへと出かけてみた。
ただし足は金欠につき夜行バス。
このあたりは、先のCMとは異なる。
途中、高速道路の事故渋滞もあり
京都着は予定よりかなり遅れたが、
電車を乗り継ぎ、まずは鞍馬山へ。
ルートは牛若丸ゆかりの場所を通り
貴船神社、その後はいったん北上し滝谷峠、
滝谷峠からは再び南下する。
道は二ノ瀬ユリと呼ばれ、京都1周トレイルの一部。
よく整備されている。この道を
貴船山を経由して夜泣峠まで歩く。
下山は二ノ瀬駅方面。夜泣峠から一気に下る。
はい無事到着。これにて京都でのお山登りは終了。
お疲れさまでした。
気分は修行を終えた牛若丸だ。
よし、弁慶に会いにまいろうか。
二ノ瀬駅からは鞍馬街道他をたどり
歩いて歌の舞台でもある五条の橋へゴーだ。
朝、いざ鞍馬へと電車を乗り換えた
出町柳駅までは、よくある町ナカ歩き。
よってひたすら前進である。
しかし出町柳駅からは鴨川沿い。歩く調子も
一転してのんびり、優雅に古都散策だ。
周囲は、思い思いのスタイルで
河原でのひと時を楽しむ人がいる。
そんな中を、随分ととうの立つのはご愛嬌、
龍笛吹いてならぬ、
ザックかついだ“青年”牛若丸気分の
おっさんが歩く。
たき火の炎も心安らぐが、
水の流れも同じく、
心が開放され、ホッとする。
川のサイズも、鴨川はちょうどよしのスケール感。
我が故郷にも川はあるが、揖斐、木曽、長良と、
いずれも大河川。川幅広しで水量たっぷり。
風情よりも恐怖の方が先に立つ。
一方、本日の鴨川は、水の流れも多くもなく、少なくもなく。
川全体から、人を笑顔にさせるオーラを発している。
実に“よろしおすな”である。
ひときわ人が増えてきた。そろそろ先斗町に祇園と
一大繁華街を通過する。五条の橋も間もなくだ。
とはいえ、特に急ぐこともないのだが。
そうこうしている間に、五条の橋のひとつ手前、
もしも牛若丸と弁慶が本当に出会っているのならば
ここが当時の五条の橋となる松原橋に着く。
車は一方通行となる小さな橋だが、ようやく
京の五条の橋の上である。
心の中では橋の欄干にひらりと飛び乗ったイメージで
橋の中央部分で小休止。しばらく風景を眺めていたが、
弁慶はまだ現れない。遅いな弁慶は。
ひょっとしたら新しい方かなと、
今度は現在の五条の橋、五条大橋へ。
おっ、いたいた。かわいらしい弁慶に、牛若丸も一緒だ。
いままさに両者戦いの火ぶたは切り落とされたといった
ポーズの石像が、こちらにはあった。
記念に1枚、よぅしこれで
歌の1件はスッキリとした。
さあ戻りますか。今回はこれにて東京へ戻る。
名残惜しいが、またいつの日かである。
帰りも夜行バスだ。出発までは、まだ時間はたっぷり。
乗車の前に、まずは京都タワーの地下でひと風呂でも
浴びるとしますかな。
ところで京の五条の橋の上。この続きは
なんだったけ。風呂上がりにでも調べてみるか。
〜2017(平成29)年6月の梅雨入り直前、
牛若丸になったつもりで、京の山&町を闊歩する〜
夜泣峠〜二ノ瀬〜五条大橋(京都府)
「京の五条の橋の上」。
最近おりにふれ、このメロディと歌詞が
頭の中で繰り返されている。
どうも、このところ高尾や群馬へ出かけ
天狗様づいたのが影響したようで、
天狗様、天狗様とともに修行した牛若丸、
そして史実はハテナのようだが
牛若丸と弁慶が初めて出会ったのがとの記憶が結びつき
京の五条の橋の上となったようだ。
そういえば、京都も随分とご無沙汰である。
ましてや五条の橋にいたっては、
お子様時代に車で通過したような、しないような。
よし、思い立ったが吉日、
某CMではないが「そうだ、京都行こう」だ。
久々に京都で神社仏閣、
いや今回はお山登りへと出かけてみた。
ただし足は金欠につき夜行バス。
このあたりは、先のCMとは異なる。
途中、高速道路の事故渋滞もあり
京都着は予定よりかなり遅れたが、
電車を乗り継ぎ、まずは鞍馬山へ。
ルートは牛若丸ゆかりの場所を通り
貴船神社、その後はいったん北上し滝谷峠、
滝谷峠からは再び南下する。
道は二ノ瀬ユリと呼ばれ、京都1周トレイルの一部。
よく整備されている。この道を
貴船山を経由して夜泣峠まで歩く。
下山は二ノ瀬駅方面。夜泣峠から一気に下る。
はい無事到着。これにて京都でのお山登りは終了。
お疲れさまでした。
気分は修行を終えた牛若丸だ。
よし、弁慶に会いにまいろうか。
二ノ瀬駅からは鞍馬街道他をたどり
歩いて歌の舞台でもある五条の橋へゴーだ。
朝、いざ鞍馬へと電車を乗り換えた
出町柳駅までは、よくある町ナカ歩き。
よってひたすら前進である。
しかし出町柳駅からは鴨川沿い。歩く調子も
一転してのんびり、優雅に古都散策だ。
周囲は、思い思いのスタイルで
河原でのひと時を楽しむ人がいる。
そんな中を、随分ととうの立つのはご愛嬌、
龍笛吹いてならぬ、
ザックかついだ“青年”牛若丸気分の
おっさんが歩く。
たき火の炎も心安らぐが、
水の流れも同じく、
心が開放され、ホッとする。
川のサイズも、鴨川はちょうどよしのスケール感。
我が故郷にも川はあるが、揖斐、木曽、長良と、
いずれも大河川。川幅広しで水量たっぷり。
風情よりも恐怖の方が先に立つ。
一方、本日の鴨川は、水の流れも多くもなく、少なくもなく。
川全体から、人を笑顔にさせるオーラを発している。
実に“よろしおすな”である。
ひときわ人が増えてきた。そろそろ先斗町に祇園と
一大繁華街を通過する。五条の橋も間もなくだ。
とはいえ、特に急ぐこともないのだが。
そうこうしている間に、五条の橋のひとつ手前、
もしも牛若丸と弁慶が本当に出会っているのならば
ここが当時の五条の橋となる松原橋に着く。
車は一方通行となる小さな橋だが、ようやく
京の五条の橋の上である。
心の中では橋の欄干にひらりと飛び乗ったイメージで
橋の中央部分で小休止。しばらく風景を眺めていたが、
弁慶はまだ現れない。遅いな弁慶は。
ひょっとしたら新しい方かなと、
今度は現在の五条の橋、五条大橋へ。
おっ、いたいた。かわいらしい弁慶に、牛若丸も一緒だ。
いままさに両者戦いの火ぶたは切り落とされたといった
ポーズの石像が、こちらにはあった。
記念に1枚、よぅしこれで
歌の1件はスッキリとした。
さあ戻りますか。今回はこれにて東京へ戻る。
名残惜しいが、またいつの日かである。
帰りも夜行バスだ。出発までは、まだ時間はたっぷり。
乗車の前に、まずは京都タワーの地下でひと風呂でも
浴びるとしますかな。
ところで京の五条の橋の上。この続きは
なんだったけ。風呂上がりにでも調べてみるか。
〜2017(平成29)年6月の梅雨入り直前、
牛若丸になったつもりで、京の山&町を闊歩する〜