Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

闘魂倶楽部

2017-01-04 00:19:03 | プロレスレトロゲーム

昔懐かしの
プロレスゲームを紹介する
プロレスレトロゲーム。
今回は、
家庭用ゲーム機の主流が
ファミコンから
スーパーファミコンへと
移って行く1992年、
ファミコンソフトとして
リリースされた
ジャレコ発売の
闘魂倶楽部」を
ご紹介します。

ちなみに
このゲームが
リリースされたタイミングは
スーパーファイプロ
よりも後だということを
先に明記しておきます。






使用できるキャラクターは
ご覧の8人。
なかなか愛らしい
容姿をしています。
ジェネラル・ゲゲーベンと
リー・ハンタオって
誰がモデルなんでしょう!?



ゲームをプレイすると
リング上には
レフェリーのみが
表示されています。
入場シーンでも
始まるのかと思いきや・・・。



なんと
ゲーム開始位置は
リング下からという
斬新な設定!



奇襲から始まるという
プロレス特有の展開を
再現できるように
なっています。
これは面白い!




離れた間合いでは
打撃技で攻撃、
接近すると組み合って
投げ技を出せるという
プロレスゲームでの
大事なポイントは
しっかり押さえています。



このゲーム最大の
セールスポイントは
アングル変更だと思います。
ご覧のように
ナナメ方向の相手とも
向き合うことができ・・・



その状態で組み合えば
ご覧のように
アングルがナナメに変化!
お馴染みの
ファイプロ視点で
戦うこともできます。



少し離れた間合いで
キック攻撃を出すと
ドロップキックや
飛び蹴りなどの
前方に移動しながら
繰り出す打撃技を
出すことが出来るのですが
通常の打撃技が
異様にリーチが短い
仕様も相まって
これがベラボーに強い!
CPUはしっかりと
返してきますけどね・・・。



体力ゲージの下、
矢印のゲージは
怒りゲージのようで
これが最大値まで溜まると
投げ技がかかりやすくなり
怒りの必殺技なる
ダメージ値の高い技が
使用できるようになります。

大技を喰らうたびに
相手の怒りメーターは
溜まっていきますので
前述の移動打撃技に
頼り切っていると
逆に手痛いしっぺ返しを
喰らってしまいます。



3カウントで
勝利する為には
体力ゲージをすべて減らし
更にダメージを
蓄積させていかなければ
なりません。
これが結構シンドくて
体力ゲージ自体は
すぐにゼロに
できるのですが
その後、なかなか
3カウントを
入れさせてもらえません。

ファイプロみたいに
体力とは別に
精神力のような数値が
あるのでしょうか?



1人用のモードで
使用キャラ以外の
7人のキャラを
すべて倒すと
エンディングです。




・・・と思いきや
突如襲い掛かる
アントン イノウエ。
この時代の
プロレスゲームって
ホントにこのパターンが
多いんですよね・・・。



そして始まる
2周目プレイ。
タイトル画面には
「激」の文字が
追加されています。



2周目のCPUは
効率よくダメージを
与えていかないと
5分間では時間切れで
倒しきれないことも
しばしば。
あまりにも理不尽なので
こちらもプライドを捨てて
リングアウト勝ち狙いで
プレイしました。



そしてようやく
真のエンディングへ。
・・・でも、
リングアウトでの
連勝でしたので
虚しさしかありません・・・。




ここからは
全キャラクターの
怒りの必殺技を
ご紹介します。

アントンは
張り手連打からの
延髄斬り。
これはなかなか
気持ちイイ!



ショウヘイは
ネックブリーカードロップ。
走り動作もないので
ドエライ地味です・・・。



ブラッティーは
地獄突き。




マスカラドは
上空に高く飛び上がって
ボディプレス。
・・・というか
ヘッドバット!?



リップスは
ゼロ距離からの
アックスボンバー。
イチバーーン!




全キャラを見渡しても
一番ド派手なのが
バーバリアンの技。
相手を捕らえた状態で
高くジャンプし
相手をマットに
叩きつけます。
ワンハンドフェイスバスター
・・・らしいです。



ゲゲーベンは
すんごく高く遠くまで
投げ飛ばす巴投げ。



ハンタオは
相手を後方へ
放り投げる技。
・・・地味だ・・・。



最後に・・・
プロレスの華、
ダイビング技について
触れておきましょう。



このゲームでは
リングが斜めのアングルで
かつ画面上方向の
コーナーポストにしか
登ることができません!



ココじゃダメですし・・・



コレでもダメ。

一見、理不尽に
思えなくもありませんが
実際のプロレスでも
カメラの位置を
意識することは
大切なスキルですからね。
このゲームは
そんなプロレスの難しさに
改めて気づかせて
くれました。



闘魂倶楽部
(★は5段階評価)

ストーリー  ★
ストーリーは
無いようなものです。
個人的には
1周目クリアの後、
乱入してくるのが
アントンというのが
大きなマイナスポイント。
ココはブラッティーが
適任だった気がしますね。

キャラクター  ★★★
ちまちま動く
キャラクターが
なんだかカワイらしくて
イイ味出してます。
モデルが不明な
2人のレスラーは
ちょっと微妙ですけどね。

操作性  ★★
この時代に
連打ゲーというのは
いささか古い
気がしますね。
このゲーム最大の売りの
アングル切り替えも
煩わしく感じてしまいます。

プロレス度  ★★★★
試合前に奇襲ができるのは
いかにもプロレスらしく
面白い要素だと思います。
怒りメーターで
一発逆転が狙えるのも
Goodです!

理不尽度  ★★★
2周目ともなると
体力ゲージが
なくなった相手からも
なかなか3カウントを
奪うことができず
イライラさせられました。
それと怒りメーター
MAX状態の相手が
強すぎて困ります。

総合評価  ★★
ファミコンソフトにしては
頑張っているかなという
印象です。
ただ、ファイプロが
リリースされた後の
作品ということを考えると
おのずと評価は
低めになってしまいますね。
色々と惜しいゲームです。



↑バナーをクリックでランクアップ!
 ご協力よろしくお願いします。

大仁田厚 FMW

2016-12-30 02:28:01 | プロレスレトロゲーム

昔懐かしの
プロレスゲームを紹介する
プロレスレトロゲーム。
今回は、
ポニーキャニオンが
涙のカリスマと
タッグを組んで
世に放った問題作、
「大仁田厚 FMW」を
ご紹介します。



ストーリーモードにあたる
打倒SMWを選択すると
使用するキャラクターを
選択する画面になります。

このグラフィックの
クオリティーの低さ、
小学生の落書きか!



ちなみにSMWとは
シャドー・マーシャルアーツ・
レスリングの略らしく
まぁ言ってみれば
悪のプロレス団体って
ところみたいです。



初戦の相手は
夜叉神竜三なる
相撲ファイター。
ちょっと厨二っぽい
ネーミングセンスですね。



設定を読む限り
ザコ臭が半端ないです。



いよいよ試合開始!

・・・って
2D格闘なんかいっ!




基本技は
どえらいリーチの短い
パンチとキックと
ジャンプキックのみ。
相手と接近して組み
十字キー操作と
ボタンの連打によって
3種類の投げ技も出せます。
投げ技を使用すると
強さに応じて
技ゲージを消費。
使用したゲージは
時間の経過とともに
回復していきます。



ステージ端にいくと
トラップでダメージを
受けるという
実にFMWらしいギミックも。



どうやらコツは
いかにジャンプキックを
うまく当てていき
相手の体力ゲージを
削っていくかと
いうことのようです。

・・・全然、
プロレスじゃない!?
プロレスに
卑怯も千万もあるかっ!



試合後はカリスマが
ワンポイントアドバイス。
いや、心技体も何もコレ
飛び蹴りゲーですから(笑)





ステージ2の相手、
キラー・マーシャルボーグは
自らの体を改造し
楽して強くなった
ゆとり系レスラー。
リーチ、長ぇっ!





ボム・ナックルズは
グローブに爆弾を
仕掛けているという設定を
そのまま名前に
してしまったキャラ。
コイツのこの設定、
すんごく薄っぺらく
感じてしまうんですが
一体何が
したかったんでしょうね?(笑)





4ステージ目で
早くも登場する
このゲーム中最強の
トラウマキャラ、
ディスカバリー・ラブ。
始めこそ普通に
戦ってきますが・・・



途中で突然
紫色の煙を吐き出し・・・



なんとこんな姿に!
この姿になると
異常なほどに強くなり
攻撃(というか体当たり)は
ガード不能!
しかもこちらの攻撃は
なかなか通らないという
理不尽この上ない
戦いを強いられます。
イロモノのくせに
本当に強いんですよ、
コイツ・・・。





あの人とあの人を
足して2で割ったような
レスラーも登場。
ツッコむのも面倒くさい!





・・・で、ラスト直前にきて
何故か変態野郎と
戦わされます(笑)




そして遂に姿を現した
SMWのボス、
キング・シャドウ。
安易な名前は気にするな!




1本先取すると
(実は全試合
3ラウンド制です)
背景の議事堂っぽい
建物が崩れていき・・・




青空が現れるとともに
キング・シャドウが
プレイヤーキャラに変身!
自分と同じ性能のキャラと
戦わなければいけない・・・!?



つまり、
むしろ楽勝・・・と。



これに勝利すると
大仁田氏が書いたであろう
メッセージが流れます。

にんげん、うまれたからには
つよくなりたい、えらくなりたい。
そのために、
いっしょうけんめいどりょくして
たくさんのこんなんやてきに
うちかっていかなければ
いけないよな。

でも、つよいやつに
かったからって
それだけでいいのか?
せかいでいちばんに
なったからって
いばりくさってていいのか?

おれはそんなやつ
ぜったいにみとめない。
そいつらは
いくらつよくったって
いくらえらくったって
じぶんのなかのよくばりで
ずるいじぶんにまけてるんだ。
そんなやつらがひとに
やさしくできるはずがないよ
そうおもうだろ?

おれだってつらいときもある
じぶんにまけそうなときもある。
でも、そんなとき
おおごえでこう
さけんでみるんだ・・・




己の敵は己じゃ!

・・・ちょ(笑)
笑わせすぎ(笑)





大オチ
感動のエンディングが
終わると
「女子対戦」なる
モードが追加されました。
工藤めぐみ嬢で
コンバット豊田という
オリジナルレスラーと
戦うことができます。




これがなかなか凶悪で
落ちているイスを使って
攻撃してきて
3発喰らったら
こちらの負けになります。



これをなんとか
打ち破ると・・・









今度はくどめからの
メッセージを
見ることができます。

・・・って
お前も笑かしに
来るんかいっ!




大仁田厚 FMW
(★は5段階評価)

ストーリー  ★★
大仁田厚自らが
作ったというストーリー、
ありきたりですが
馬鹿馬鹿しくて
楽しめました。

キャラクター  ★★★★
悪のプロレス団体
SMWのレスラー達が
あまりにもイロモノ揃いで
なんだかんだで
楽しむことができました。
欲を言えば
SMWのキャラでも
遊べるモードがあっても
よかったかなぁ。
やりませんけど(笑)

操作性  ★★
パンチとキックと
ジャンプキックと投げ。
これだけの操作で
爽快感を得るのは
ちょっと難しいですね。

プロレス度  ★
どう見ても格ゲーです。

ファイヤー度  ★
ディスカバとの対戦が
本当にストレス溜まります。
せめて幻覚を見せる
紫色の毒霧が
発動を見てから
止められる仕様であれば・・・。

総合評価  ★★
決して面白くはありませんが
馬鹿馬鹿しいので
怖いもの見たさで
手に取ってみるのも・・・!?
30分で飽きる
可能性は大ですが
カートリッジを
ファイヤーしては
いけませんよ!?



↑バナーをクリックでランクアップ!
 ご協力よろしくお願いします。

全日本プロレス

2016-11-15 07:46:38 | プロレスレトロゲーム

昔懐かしの
プロレスゲームを紹介する
プロレスレトロゲーム。
今回は、メサイヤ発売の
スーパーファミコンソフト、
「全日本プロレス」を
ご紹介します。



先日、ご紹介した
ファイトだポン!」も
メサイヤの代表作の
1つです。
メサイヤのスタッフに
全日本プロレスの
関係者でも
いるんでしょうかね?



多彩なゲームモード!
・・・と言っても
内容は他の
プロレスゲーム同様
リーグ戦やら団体戦やらで
水増ししている感が・・・。



使用できるレスラーは
全16選手。
ちょっとマニアックな
ところも使えるのが
当時のファンとしては
うれしかったですね。



格闘ゲームっぽい
画面構成ですが
ゲーム性の方は
組んでタイミングよく
技をかけるタイプで
当時としては
オーソドックスな
方だったと思います。
まぁこのゲームの場合、
真っ当に投げに行くよりも
強引に打撃に行った方が
強い気もするんですが・・・。





通常の組みとは違い
掴みというシステムも。
Aボタンを押して
相手を掴むと
一方的に技を
掛けることができます。
(大技は返される可能性あり)
これが初見殺しでして
繰り返されると
なす術もなく
やられてしまうことも・・・。

逆に1人用では
パターンにハメて
楽に体力を削れるので
重宝するんですけどね。



せっかくの
体力ゲージ表記も
ゲージを0にしたところで
1度や2度のフォールでは
まず返されてしまい
まったくの無意味。

これは
体力がなくなっても
気力で戦う
プロレスらしさを
意識してのことでしょうが
2P対戦時はともかく
1人用ではただただ
ストレスでしかありません。

ちなみに
カウント2.5や2.9では
当時の四天王プロレスを
象徴するように
重低音ストンピングが
巻き起こります。
これはGood演出!



当時流行していた
ストリートファイターIIを
意識したのか、
試合後には
レスラーによるマイクも。
これは
プロレスという題材に
非常にマッチした
アイディアだと思いますね。
特定の選手同士の
掛け合いもあります。



こんな感じで
思いがかみ合わず
ちょっとせつなくなる
パターンも・・・(泣)



ダジャレか!(笑)



そして伝説のモード、
馬場のプロレス道場について
触れておきたいと思います。



このモードでは
組み技のタイミングを
掴むことができます。
うまくいけば
馬場さんに
褒めてもらえますが・・・





タイミングがずれると
きっちり投げられた上に
ダメ出しされてしまいます。



中技にあたる
Bボタンを押すと
このように注意されます。
ちなみに
立ち技やダッシュ技は
使用できません。



大技にあたる
Aボタンを押すと
おしおきとして
馬場さんの得意技の
河津落としを
喰らわされますが
このように少し
慌てている馬場さんを
見ることができます。



5回ほど小技を決めると
本日の練習は終了。
タイトル画面に
戻されます。

「さぁ、次のステップだ!」
・・・と意気揚々と
再び馬場の道場に
足を踏み入れると・・・



まさかのループ!!
小技の練習しか
できない・・・だと!?

世にも奇妙な
プロレス道場なり・・・。
(私の勘違いならゴメンナサイ)



三冠ヘビー級選手権モードで
プレイヤーキャラ以外の
15選手を倒すと
エンディングです。
お気に入りの技構成で
プロレスを楽しむよりも
何度もカバーする
作業感の方が
圧倒的に上回ってました。
決めにいった
16文キックも
ランニングネック
ブリーカードロップも
平気で返してきますからね(笑)



投げの重要性の低さや
無駄な体力ゲージなど
不満点ばかり
挙げてきましたが
このゲーム、
操作感がイイんですよ。
特にダッシュからの
ドロップキックが
非常に気持ちイイ!
続編・・・というか
マイナーチェンジ版が
発売されていることからも
ユーザーからのウケも
悪くなかったのでは
ないかと想像できますね。
私も結構、好きでした。


おまけ Pの悲劇

投げ技決め~る~♪



コーナー登~る~♪



パトリオットミサイル
決め~る~♪



相手先に立つ~♪



負け~る~♪



全日本プロレス
(★は5段階評価)

ストーリー  ★★
1人用メインモードの
三冠モード含めて
ストーリー性は皆無。
ただし、試合後の
コメントは秀逸です。

キャラクター  ★★★★
馬場さん、鶴田や
四天王、外国人ら
人気レスラーだけでなく
若手である
小川や菊地も使えるのは
当時のファンには
うれしい要素でした。

操作性  ★★★
掴みシステムや
ロープ際で戦うと
すぐに相手を場外へ
落としてしまうこと、
体力ゼロからの
過度な粘りなど
ストレスも溜まりますが
単純な操作感覚の快適さと
SEの気持ちよさが
それを補っています。

プロレス度  ★★★
使用キャラごとの
技数が少ないのは
当時としては
仕方ないところも
ありますが
ちょっと格闘ゲームを
意識しすぎているのは
勿体ない気がしますね。
どっちつかずな印象も。

トラウマ度  ★★★★

ハンセンの
ウエスタンラリアットは
ゲージ1本分の破壊力!


・・・ですが
私のトラウマはこちら。
川田のストレッチプラムは
連打で外さない限り
ゲージをメリメリ
減らされていきます。
これが原因で
兄貴とよく
ケンカしたなぁ・・・。

総合評価  ★★★★
全日本プロレスファンは
もちろんのこと
プロレスを知らない
ゲームファンにこそ
遊んでみてほしい
ゲームですね。
個人的な好みですが
某筋肉爆弾よりも
格闘ゲームとして
面白いと思いますよ。



↑バナーをクリックでランクアップ!
 ご協力よろしくお願いします。

全日本プロレス ファイトだポン!

2016-11-10 16:53:05 | プロレスレトロゲーム

昔懐かしの
プロレスゲームを紹介する
プロレスレトロゲーム。
今回は、メサイヤ発売の
スーパーファミコンソフト、
全日本プロレス
 ファイトだポン!
」を
ご紹介します。



メサイヤからは既に
「全日本プロレス」
「全日本プロレス'」が
リリースされており
この2作は好評を
得ていましたが
今回はなんと
カードを使用した
バトル形式に変更。
デフォルメされた
キャラクターが
なんとも愛らしいですが
しっかり誰かわかるのが
素晴らしいでは
ありませんか!



1人用での
メインモードとなるのが
シナリオモード。
5つあるシナリオを
すべてクリアすると
6つ目が出現。
それをクリアすると
最後のシナリオに
自動的に突入します。





もちろんシナリオは
デフォルメされた
キャラクターに合わせて
コミカルなものばかり。
川田がただの
イジメっ子みたいなのが
ちょっとアレですが・・・(笑)



シナリオの進め方は
なんとすごろく形式。
ボタンを押しっ放しにすると
左下のゲージが動き
離すと止まり
止まった数字のぶん
キャラクターが動きます。

青のマスに止まると
技カードが1枚
ランダムで増え
赤のマスに止まると
技カードが1枚
ランダムで減ります。
黄色のマスでは
ザコキャラとの
バトルに発展し
勝てば技カードが
もらえます。



入手したカードは
コレクションのように
集めていく形になります。
バトルで使用しても
なくなったりはしません。
使用できるカードは
キャラクターによって
決まっていて
色がついていないカードは
持っていても
使用することができません。

実は馬場さんが
ローリングクレイドルを
使用できたりと
ニヤリとする要素も・・・!?



まぁとにかく
赤いマスや黄色いマスが
ストレスなんですよね。
バトルに勝たなければ
カードがもらえないのなら
バトルし甲斐もありますが
青いマスに止まれば
そんな苦労なく
カードを集められる
わけですから。

また、赤いマスで
失ったカードも
青いマスで優先的に
補充されるわけでも
ありませんので
使いたいカードが
揃わないなんていう
イライラも・・・。

すごろくも含めて
なんでこんなシステムに
したんでしょうね?





シナリオは完全な
オリジナル展開。
選手の目覚まし時計の
アラーム機能を
止めておいて
試合に遅刻させる
超時空仮面など
ちょっと憎めない
悪の組織と戦います。





さらわれた馬場社長の
行方を捜すと
ついに姿を現す
ラスボスの存在。

・・・まぁ、
戦わないんですけどね・・・。





最終章では馬場社長が
メカババと対戦。
これを撃破すると・・・



プレイヤー側は
何度でも
コンティニューできるのに
こっちは1度負けたら
ダメなんておかしい!
・・・と的確すぎる
ツッコミを入れる
タカアシガニ大専務。



プロレスラーは
何度でも立ち上がるんだと
これを諭す馬場さん。
納得できるような
できないような・・・。







タカアシガニ大専務は
馬場さんの残した
全日本プロレスの
チケットを見つけると
会場に足を運び
観戦を楽しむのでした。

イイハナシダナー。



肝心のバトルでの
遊び方ですが
これが少しばかり
説明が難しいんですよね。



試合はリアルタイムで
動いていきます。
何もしなくても
キャラクターたちが
トーキックや
ボディスラムなどの
基本技で戦いますが
ダメージも低い為、
基本的にはプレイヤーが
カードを使用して
技を繰り出していく
ことになります。



カードを使用すると
使用したカードに従い
キャラクターが
技を繰り出します。
選択された技は
裏返しの状態で
点滅しますので
どちらのどの技が
選ばれたのかは
目で見てわかるように
なっています。

使用したカードは
裏返っている状態では
使用できなくなりますが
時間の経過とともに
元に戻ります。
この復活までの時間は
技ごとに異なっていて
大技ほど次の使用までに
時間がかかるように
なっています。



技が選ばれて
裏返り点滅状態に
なっていても
技が決まるまでに
相手プレイヤーが
カードを複数枚
選択することで
技を回避できます。

画像では
三沢さんのエルボーが
選択されましたが
川田が4枚のカードを
使用することで
これを回避しています。



このゲームの
最大のポイントは
いかにカードを
余らせながら
戦うかにあります。

画像の三沢さんは
体力ゲージに
余力のない状態で
ストレッチプラムに
捕らえられてしまったので
カードを4枚切って
脱出を試みました。
こうなると
もしストレッチプラムから
逃れられたとしても
タイガースープレックスしか
選択肢がありません。

一方の川田は
まだ4枚の技カードを
残していますので
もし三沢さんの
カードが選択されても
回避が可能ですし
川田のカードが
選択されれば
三沢さんはもう
脱出することは
不可能でしょう。

むやみやたらに
カードを使用しないことが
このゲームの
最大のコツであり
対戦での駆け引きです。



案の定、川田に
ラッシュをかけられる
三沢さん。
一度は切り替えして
意地を見せたものの
満を持して狙った
タイガードライバーも
返されてしまいました。

ハッキリ言って
ピンチだよね。




すると表面に戻った
タイガードライバーが
金色の輝きを
放っています。
極限の状態で放たれる
究極の一撃、
これが噂の
火事場のクソ力なのか!?

・・・ウソです。
本当は必殺技を
何度も返されると
金色のカードに変化し
1度限りの超必殺技が
狙えるようになります。







奇跡の逆転ファイター、
三沢さんが
武道館の天井にも
届きそうなジャンプからの
タイガードライバーで
大逆転勝利です。

長かった戦いよ、
さらば!




もちろん
一部のレスラーには
どうやってダメージを
与えているのか
よくわからないような
エンタメ技も。



いかんせん
時代を先取り過ぎた
ゲームシステムでしたが
カードゲーム全盛の
こんな時代であれば
ファンのニーズとも
一致するのでは
ないでしょうか?

どう思います?
ブシロードさん!?




全日本プロレス
ファイトだポン!

(★は5段階評価)

ストーリー  ★★★★★
全日本プロレスの
キャラクターが織り成す
吉本新喜劇のような
エンターテインメント活劇。
馬鹿馬鹿しくもありますが
CHAOS学園に通じる
面白さを感じました。
プロレスラーに
面白いことをさせるという
マニアックな狙いは
当時だからこそ
売り上げやノルマに
縛られることなく
発売できたんだろうなぁと
感じてしまいました。

キャラクター  ★★★★
全日本のレスラーの
デフォルメが秀逸です。
ビジュアルだけでなく
ストーリーモードでの
立ち回らせ方も
キャラの個性を
活かしているなと。

操作性  ★★
すごろくのストレスと
試合の難しさでこの評価。
2P対戦もできますが
なんだか2~3回で
飽きてしまいそうです。

プロレス度  ★★
攻められている側が
圧倒的に不利な
ゲームですが
カードの復活を
じっと耐えて
待っている感覚は
プロレスと言えなくも
ないかもしれません!?

シュール度  ★★★★


車にはねられそうに
なった川田が
スピンキックで
迎撃しようとする。
そんな世界観です(笑)

総合評価  ★★★
初プレイだけを
評価するのであれば
★4つくらいあげても
いいんですけどね。
何度も遊べる
ゲームではないので
飽きが来るのは
早いと思います。
しかしながら
かつての全日本が
好きという方には
1度は触れてほしい
ゲームでもあります。
期待しすぎると
痛い目みますけどね(笑)



↑バナーをクリックでランクアップ!
 ご協力よろしくお願いします。

マニアックプロレス

2016-10-13 03:42:02 | プロレスレトロゲーム

昔懐かしの
プロレスゲームを紹介する
プロレスレトロゲーム。
今回は、ハドソン発売の
PCエンジン用ソフト、
マニアックプロレス」を
ご紹介いたします。



ゲームをスタートすると
いきなり主人公キャラの
名前入力画面に。
なぜか思いつきで
この名前になりました(笑)





いきなりとんでもない
落ちこぼれっぷり・・・。





飲み屋で酔っ払いと
口論になり
間に入ったオジサンに
ボコボコにされる主人公。
転落人生、
ここに極まれり!?
主人公はこのオジサンの
ジムで修行することに・・・。



娘は美人。
安定の王道ストーリーです。





金髪美人とも
お知り合いになりました。



様々な師との出会い、
ライバルとの友情を経て・・・



やがて主人公は
プロレス界を牛耳る
闇の組織の存在を
知ることになります。



闇の組織は目的の為には
手段を選びません。



まぁその組織のボスは
金髪美女の
お父さんなんですけどね。



仲間たちの協力を経て
主人公は
悪の組織によって操られる
日本プロレス界最強レスラー、
ジャントニオ飛葉を
倒すことに成功します。

それにしても
このリングネーム・・・。



かくして主人公の
活躍によって
ショーと化していた
現代プロレスは
真の格闘技として
甦ったのでした。





誰もいないジムで
自由を手にした飛葉が
主人公と真剣勝負。
ここで物語は
終幕となります。

イイハナシダナー。



エンディング。
しかしこの後・・・



まさかの2周目に突入!
そんなバカな・・・!!



この2周目をクリアすると
エピローグとして
登場キャラクターの
その後が紹介されます。

ラングレー(ライバルキャラ)、
いつの間に金髪美女を・・・!?



主人公は行方不明、
それを待ち続ける
ヒロインの靖子さん。
時代を感じさせる
ストーリーですね。



さて、このゲームの
試合部分なのですが・・・



なんと戦闘は
コマンド選択式。
一風変わった
スタイルになっています。









このゲーム、
古館伊知郎さんを
髣髴とさせる実況が
実に秀逸です。
プロレス実況の
面白さの方に
目を向けるなんて
まさにマニアック!



RPG的なゲーム性ですので
相手が強くて
先に進めないときは
ひたすら修行あるのみ。
負けても成長できるので
時間さえかければ
必ずクリアできる・・・はず!



それでも勝てない!?
だったらこの
魔法の言葉を
唱えてみましょう!









主人公の最強の技が
このスターライト
ボディプレス!
技のモーションは
シューティング
スタープレス
そのまんまですが・・・。

必要以上に
キラキラしていて
ド派手ですが
相手に避けられた場合も
このアニメーションを
見せられますので
ガッカリ感が半端ないです。



昔のゲームですので
仕方ないこととはいえ
ゲーム中には
大日本プロレスなる
団体が登場。
殴りこみって
物騒ですなぁ・・・。



マニアックプロレス
(★は5段階評価)

ストーリー  ★★★★
どこかで見たことの
あるような展開が
続きますが
それすなわち
王道展開ということ。
期待を裏切らない
ベタさが逆に心地いいです。

キャラクター  ★★★★
胡散臭い敵レスラーも
結構多いのですが
ライバルキャラから
友人キャラになる
ラングレー・フォードや
実力No.1ながら
悪の組織に操られ
苦悩するジャントニオ飛葉、
主人公との決戦前に
靖子さんをチンピラから救い
主人公と友情が生まれるも
対戦を前に悪の組織に
命を奪われるホーク乱堂など
魅力的なキャラも
多数登場します。

操作性  ★★
自分でレスラーを
自在に操れるタイプの
システムではないので
思うような試合展開には
なかなかなりません。
何より絞め技での
連射が本当にしんどいです。

プロレス度  ★★
技をかけたときの
演出や実況が
素晴らしい反面、
選択式のシステムと
たびたび回避される
ストレスがあり
爽快感に繋がりません。

古館度  ★★★★
プロレス実況の面白さに
目をつけたという
センスが素晴らしい!
ただ、技数が少ないので
すぐに見慣れてしまうのが
残念です。

総合評価  ★★★
シナリオを1周するだけなら
かなり面白いと感じました。
しかしながら
何度もプレイを楽しめる
システムではありませんし
技を避けられたり
絞め技のたびに
連打させられるのは
いささかストレスが
溜まります。
名作の予感を
感じさせながら
所々で損をしている
非常に惜しい作品。
それこそ今の技術で
スマホ向けに作ったりすれば
面白そうですけどね。



↑バナーをクリックでランクアップ!
 ご協力よろしくお願いします。