Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

真田幸村の生涯 第8章 大坂冬の陣・真田丸砲撃!

2016-09-09 22:05:38 | 戦国BASARA 真田幸村伝

父・昌幸の死。
それは幸村にとって
大きな悲しみであり
戦国という一つの時代の
終わりを告げる
象徴的な出来事でもあった。

しかし、時代に
取り残された者
豊臣による栄華の
再興を望む者
そして、戦いの中でしか
己の生を見いだせぬ者。

そんな戦国乱世の
亡霊とも言うべき
牢人たちが
豊臣の名の下に
大坂の地に集結し
徳川の手で
完成しつつあった
新たな世に
猛然と反旗を翻す。

豊臣方から
加勢を請われた幸村は
父から託された
想いを伝える為
将の一人として
大坂城へ入城する。

そして、迫り来る
徳川の大軍勢を
討ち果たすべく
幸村は城の南方に
巨大な出城を築く。
これこそ
後世まで語り継がれる
伝説の出城
「真田丸」である。






NHKの大河ドラマに先駆け
「真田丸」が登場!

いろいろと
間違ってるけどナー。


このステージでは
幸村を操りながら
真田丸の砲撃も操作し
戦場を支配していきます。
巨大な盾を持つ
徳川兵だろうと
徳川軍の砲台だろうと
真田丸の砲撃があれば
怖くありません。

ちなみに幸村は
この章から
いつもの衣装
ライダースジャケットに。
やっぱり幸村は
コレじゃないとですよねぇ。



ちょ・・・
怖いんですけど!


政宗を探し回る
後藤又兵衛との
戦いもあります。
あれ?
又兵衛って
豊臣側だったような・・・!?



又兵衛を退け
徳川方の砲台を
全滅させると
いよいよ佐助の出番です。
今回のミニゲームは
往年の名ゲーム
「パイロットウイングス」を
思い起こさせる
「滑空飛行」。
トロフィーコンプの為には
ノーミスで評価「極」を
獲得しなければいけません。
コツは支援物資を
16個、20個
破壊したところで
ショートカットすること。
上手い人の動画を見た方が
早いかもしれません。



ステージボスは
「戦国最強」本多忠勝。



足元には・・・
忠勝に敗れて
地に横たわる佐助!

そうです、このゲームは
「真田幸村伝」なんです。
幸村の視点で描かれる
このゲームにおいて
「戦国最強」は
まぎれもなく
敵武将なんですよね。

真田丸の砲撃という
強力な助力もあって
忠勝を一時的に
機能停止まで追い込む幸村。
しかし、周囲を見渡すと
徳川軍の勝利を告げる
狼煙が上がっていました。
徳川軍、勝利。
忠勝も立ち上がり
徳川の家紋、葵紋を
上空に映し出すのでした。


第8章の熱き名場面

「貴殿が戦国最強・・・、
 本多、忠勝・・・!
 あの徳川殿をして
 過ぎたるものと
 評される程の男・・・!」

「己の全力・・・
 いや、死力を尽くしても
 敵わぬやも知れぬ
 真の武士(もののふ)・・・!」

「佐助・・・!
 俺に、俺に、力を・・・ッ!
 ・・・うおぉおおおおおッ!!」



幸村が自分のことを
「俺」と言うときは
熱さがMAXのときだと
私は認識しています。
目の前にいる「戦国最強」を
超えていかなければ
友である佐助の奮戦が
無駄になってしまいますし
豊臣方の勝利も
あり得ません。

たくさんの想いを
背負った幸村はこの戦いで
「戦国最強」を超え
本当の意味で
一人の武士として
大成します。
これまでの章では
風魔と氏政くらいしか
倒していませんし
どうしても
昌幸の息子、
信之の弟という見方が
強かったですしね。

幸村の奮戦むなしく
豊臣軍は敗北。
関ヶ原に続き幸村は
敗軍の将となります。
戦国最強を破っているのに
スッキリしないですねぇ。



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真田幸村の生涯 第7章 九度山幽閉

2016-09-08 22:06:51 | 戦国BASARA 真田幸村伝

関ヶ原を地で染め上げた
未曾有の大合戦は
徳川率いる
東軍の勝利によって
幕を閉じた。

西軍を率いた
石田三成は斬首。
ここに徳川主導による
新しい国創りが始動する。

そうした中
東軍の将として
功を成した信之は
今や徳川の重臣となり
真田の旧領である
上田の地を与えられるまでに
至っていた。

一方、上田城で
徳川軍を食い止めながらも
西方として敗軍の将となった
昌幸と幸村、
二人は徳川家康の裁量で
死罪を免ぜられたものの
高野山は九度山へと送られた。

その地で豊臣家の行く末と
家康に従う信之に
思いを馳せつつも
幸村は昌幸と共に
束の間の平穏な日々を
送っていた。

しかし、昌幸は
土地の病を得
床に伏せってしまう。
ただ一途に父を介抱する
幸村であったが
戦国随一のくわせ者・・・
その死は間近へと
迫っていた。




死が迫る昌幸、
幸村と最後の一騎打ちで
語り合います。
昌幸が幸村に見せた
最後の奇術とは・・・!?



お、親方様
キタァァァーッ☆


昌幸は今は亡き
甲斐の虎、
武田信玄へと変身!
武田家伝統の
殴り愛、ここに復活!!
BASARAといえば
やっぱりコレでしょう!

再び元の姿に戻り
幸村と対峙する昌幸。
槍を交わしながら
今度は先ほどと違って
優しく語りかけます。

信之は幼い頃に見た
昌幸の幻の背中を
追いかけ続けている。
しかし、その幻は
織田信長と出会ったことで
消え去ってしまう。
幻を失った信之は
消えた背中を探し
信長、秀吉、家康と
強者の背中をひたすら
追い続けている。

家康は
人の痛みを理解し
己の内に仕舞い込んでおける
「隙間」を持っている。
それは昌幸自身は
持っていないものだが
幸村にはそれがある。
信之も持っているはずなので
気づかせてあげてほしい、と。

私はこの「隙間」を
人間味や感受性、
未完成さのようなものと
解釈しました。
「隙間」という表現は
不思議で面白いですね。

地に生える花に目をやる
昌幸と幸村。
立ち止まれば
誰の目にも映る花ですが
走り続ける信之には
きっと気づくことが
できないものでしょう。

戦国随一のくわせ者は
その思いを幸村に託し
咲いた花の傍で
命を散らすのでした。


第7章の熱き名場面

「小倅殿、気づいているかい?
 おぬしも持ってるんだよ、
 十分にでっかい隙間をねぇ。
 しかも、道に落ちてるモン
 目ざとく見つけて
 ちゃあんと拾い上げてやがる。
 そいつをちっとばかし
 信之に分けてやってくれ。
 あいつに追いついて
 渡してやってくれ。
 兄貴に気づかせてやってくれ。
 落ちてるモンが
 どれだけ綺麗で
 大切かって事を・・・!
 おっと、ついでにこの
 僕(やつがれ)の落としモンも
 拾って持ってってくれや。
 頼んだよ、小倅殿・・・」



第6章で昌幸が信之に
最後の言葉として
語ったときとは
打って変わって
幸村へ語る口調は
優しさに溢れていました。

脇目もふらずに
走り続ける信之と
目に映るものすべてを
拾い上げていく幸村。
どちらも極端に不器用な
生き方ではありますが
昌幸が憧れた親方様、
武田信玄や
その信玄を師と仰ぐ
徳川家康が
そうであったように
昌幸は息子たちに
人の痛みに
気づくことのできる
優しい人間になることを
望んでいるようです。

昌幸は家康のことを
「カマトトぶっていて嫌い」
と評しています。
カマトトぶるの意味は
知っているのに
知らないふりをすること。
絆の力を掲げながらも
一方ではその力で
相手の絆を断っている、
自らの進む道の矛盾に
気づきながらも
それでも日ノ本の平和の為、
目をつぶる家康を
的確に皮肉った
昌幸らしい表現だと思います。

矛盾を抱えながらも
己が道を突き進もうとする
家康の姿は
昌幸の目には
信之と同じように
映っているのかも
しれませんね。



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真田幸村の生涯 第6章 第二次上田合戦 関ヶ原への道

2016-09-06 00:52:29 | 戦国BASARA 真田幸村伝

魔王・織田信長が
果たせなかった
天下統一の偉業。
それを成したのは
覇王・豊臣秀吉であった。

しかし、
偉大なる星が墜ちる時
天もまた乱れる。
絆によって
新たなる世を創らんとする
徳川家康の拳で秀吉が倒れ
その圧倒的な覇の力で
保たれていた世の平穏は
またしても瓦解する。

秀吉の死後
家康を謀反人として断罪し
覇による支配の継続を目指す
石田三成と
絆による結束を説き
諸大名の信を得ていた
家康によって
日ノ本を東西に二分する
天下分け目の合戦
「関ヶ原の戦い」が
勃発する。

己がライバルを救う為
結果として豊臣家に
忠節を誓った幸村は
父・昌幸と共に
石田三成率いる
西軍に荷担。

一方、家康に与し
東軍へ属す兄・信之とは
敵味方となり
二つに分かたれた真田家は
互いにその刃を
交える事となる。




上田を攻める徳川軍、
それを率いる将は
真田家を出奔した
信之でした。
プレイヤーは
上田城の奥にある
「真田井戸」なる場所に
敵兵を侵入させないよう
場外を幸村、
場内を昌幸を操り
守ることとなります。
この真田井戸、
日ノ本を横断する
地下へと通じているそうで
この道を使えば
関ヶ原は目と鼻の先
なんだとか。
・・・それ、官兵衛さんの
得意なヤツ!

この第6章、
列伝シリーズならではの
プレイ感覚でした。
真田井戸を守りながら
真田井戸を通じて
関ヶ原での決戦の情報が
逐一、入ってきます。
これまでのシリーズと違い
両軍の総大将の様子は
伝令を通じてしか
得ることができません。
それが逆に
妙にリアリティがあって
面白かったですね。
防衛戦は
面倒くさいんですけど(笑)

劣勢を強いられる幸村が
頼みとするのはもちろん・・・

「さぁぁぁすぅぅけぇぇぇっ!」



皆さんお待ちかねの
猿飛佐助、遂に登場!
「幸村伝」なのに
幸村と佐助の出会いが
描かれなかったことは
とても不満ですが
佐助の見せ場があるのは
最高じゃないですか!

プレイヤーは佐助視点で
手裏剣を使って
敵を倒していく
シューティングゲーム
「手裏剣防衛」で
敵兵を倒していきます。

トロフィーコンプの為には
900功以上を獲得して
このミニゲームを
終わらねばなりません。
車懸かり兵
(回転している兵)と
黒田官兵衛をうまく
敵兵の多いところへ転がし
ボーナスポイントを
稼いでいくことが
高得点獲得の
カギになると思います。

佐助の台詞の中に
「俺様は真田の旦那に
 付いて行くだけさ。
 な~んか放って
 おけないんだわ、あの人」
という台詞がありますが
幸村と佐助の関係性が
一言に表れていて
とても好きな台詞です。

戦いの最中
言い争いを始める
昌幸と信之。
信之にしてみれば
今の父・昌幸は
尊敬の対象ではなく
立ち止まって先を捨てた
不甲斐ない将。
だからこそ自分は
走り続けることに
こだわり続けます。
昌幸にとってみれば
それは「迷走」
なのかもしれませんが・・・。



関ヶ原は
家康率いる東軍の勝利で
幕を閉じます。
相対する信之と幸村。
幸村は信之に
「間違っている」と
想いをぶつけますが
拳で幸村を吹き飛ばす信之。
もちろん信之にとって
幸村は大切な弟であり
昌幸に誤った道を
吹き込まれているのが
我慢ならないのでしょう。
現に信之は幸村に対して
昌幸のもとから離れるよう
説得も試みています。

昌幸と信之、
2人だけの対話のシーン。
昌幸は信之に父として
2つの教えを伝えます。
痛みを知れ。
立ち止まり、幸村を待て。
それを伝えると
真田井戸に自ら
身を投げる昌幸。
戦国随一のくわせ者の生涯は
こうして幕を閉じ・・・

・・・ないんですね、コレが!
次の章では
何事もなかったかのように
登場しています。
ちょ・・・
オレの感動を返せ(笑)


第6章の熱き名場面

「最期に・・・父として
 子であるおぬしに2つ
 伝えておく」

「1つ!
 痛みってモンを知れ。
 人の・・・心の痛みを」

「2つ!
 立ち止まり、幸村を待て。
 あやつは必ず
 おぬしの背中に追いつく。
 重いモンを抱えて
 一歩一歩踏みしめながら
 えっちらおっちらと・・・な」

「すまん・・・
 すまんなぁ、信之!
 わしではもう
 おぬしには追いつけんのだ」

「さらばでござる、
 せがれどの!」

「・・・見えぬ。
 幼き日に見た背が・・・
 先を行き
 大きく揺れるあの背が・・・
 俺にはもう
 見えぬのです・・・」



ここはグッと来る要素が
詰まっている
今作でもかなりの
名シーンだと思います。

息子である信之に
追い詰められる昌幸。
自決を覚悟したわけでは
ないのかもしれませんが
「最期」と言うからには
もう信之に会えないことを
直感的に察していたのでしょう。

昌幸が信之に伝えた
2つの言葉。

痛みを知れ。
信州の獅子として
圧倒的な力を持つ信之は
人の痛みに関して
鈍感なのかもしれません。
昌幸自身や真田家の人間、
そして誰よりも幸村を
大きく傷つけて
しまったことを
信之はおそらく
自覚していないのでしょう。
武士(もののふ)として
強さを求めるのは
当然の心理。
しかし、信之の憧れる
織田信長の持つ力は
昌幸の尊敬する
武田信玄のそれとは
性質の異なるもの。
触れた人間をも
傷つけてしまうような強さ、
はたしてそこに
何の意味があるのか?
それは走り続ける
信之には見えず
歩みを止めた昌幸には
見えているもの
・・・なのかもしれませんね。

そしてもう1つ、
立ち止まり、幸村を待て。
父・昌幸も兄・信之も
おそらく幸村には
多大な期待を
寄せているからこそ
自らの背中で
武士のあるべき道を
見せてきたのだと思います。
昌幸は信之が
もう自分の力では
どうにもできないところに
行ってしまったと悟った。
ですが、幸村ならば
信之に追いつくことができると
感じていたのでしょう。
信之にはその幸村と
向き合ってほしいと。
父から兄へ、そして弟へ、
それぞれへの
想いが込められた
熱い台詞だと思います。

更に注目してほしいのは
幸村は重いものを抱えながら
一歩ずつ進むという表現。
これは、迷いを捨て
自ら決めた道を
ひたすら突き進んだ
信之とは正反対の表現です。
この表現は
最終章への伏線として
とても大事なところですので
頭の片隅に
置いておいて下さい。



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真田幸村の生涯 第5章 小田原の役 白き再会

2016-09-05 17:08:14 | 戦国BASARA 真田幸村伝

戦国乱世が産んだ
不世出の傑物、
豊臣秀吉。

信長亡き後、
絶大な覇の力で
諸大名を屈従させ台頭。
果ては日ノ本を
支配する覇王として
絶大な権勢を
誇るに至る。

跡継ぎたる
信之の出奔という
お家の痛恨時に
見舞われた真田家は
激動の世を生き延びる為に
豊臣へ服属。

人質として
大阪へと赴いた幸村は
天下の全てを
手中に収めんとする
秀吉に付き従い
関東での北条攻めに
参陣する。

そして、
難攻不落を謳われた
巨城・小田原城も
やがては落ち
豊臣秀吉による
天下統一の覇業が成される、
誰もがそう確信する中
その絶対的な覇に
抗わんとする
一匹の蒼き竜が
戦雲吹きすさぶ戦場に
颯爽と舞い降りた。




政宗様キタァーッ☆
・・・ということで
覚悟の白装束を纏った
伊達政宗が登場。
プレイヤーキャラとして
扱うことになるのですが
今作で一新された
政宗の新アクションが
爽快なことこの上なし。
常時六爪状態で
スピーディーで
テンポの良いアクションが
可能となっています。

そんな政宗の前に
後藤又兵衛が登場。
ここで政宗が
又兵衛を破ったことで
戦国BASARA4の設定と
繋がるわけですね。

又兵衛との
コントを終えると
千利休との戦闘に。
戦闘の最中、
利休が口にした
「何も知らないのは
 憐れを通り越して滑稽」
という言葉の意味は・・・!?

利休を倒すと
場面は変わって
幸村がプレイヤーキャラに。
竹中半兵衛が
これに帯同します。

半兵衛は幸村に
「政宗を助けてほしい」
と伝えます。
幸村が戦っているのは
その伊達軍ですので
プレイヤーの皆さんも
「???」と
なったことでしょうが
これは半兵衛の策略。

幸村が先へ進むと
政宗の右腕・・・もとい右目の
片倉小十郎との一騎打ちに。
「豊臣だろうが政宗様は・・・」
おそらく「負けねぇ」と
続けるつもりだった
小十郎の言葉を遮り
幸村は「負ける!」
・・・と言い放ちます。
ちょっとこの辺りは
私が知っている幸村とは
イメージが違いますけど・・・。

小十郎を突破し
政宗のもとへと辿り着いた
幸村が目にしたものは・・・



ドンッ!

要するに
政宗を殺されたくなければ
真田家は豊臣家に従え
・・・ってことらしいです。
直接、真田を攻めても
死んでも従わないというのは
徳川の上田攻め(第4章)で
わかりきっていますからね。
半兵衛らしい
ドSな策だと思います(笑)

「真田は豊臣に従う」
振り絞るように
宣誓する幸村。
豊臣の狙いは
伊達軍ではなく
最初から真田家だった・・・。

ワクテカの
幸村と政宗の再会は
最悪な形となりました。
おいおい、誰だよ
こんな鬱ストーリーを
書いたヤツは・・・。


第5章の熱き名場面

「つまりはこういう事さ。
 真田が豊臣へ従うと
 誓うのなら
 彼の命は救われる。
 拒むなら、彼は死ぬ。
 単純明快だろう?」

「ぐうぅッ・・・」

「・・・約束だ、男と男のな」
(梵天丸回想)

「男と男の約束にござる」
(弁丸回想)

「・・・誓う」

「聞こえないな、
 はっきりと頼むよ」

「約束する!
 真田は・・・
 豊臣に従うゥゥッ!」

「約束は・・・絶対に・・・守る!」



いちいちドSな半兵衛様の
脅迫にも似た提案に
首を縦に振らざるを得ない
幸村の葛藤・・・。
「BASARAの半兵衛って
 性格悪くね?」
そう思ってしまうのは
思慮が浅いというもの。

この時点で半兵衛は
自身の命が
残りわずかであることを
悟っている頃合。
豊臣の天下統一の為、
手段を選んでいる余裕は
なかったのかもしれません。
知恵者を好む一面も
ありますので
昌幸を手もとに
置いておきたかった
・・・というのも
あったかもしれませんね。

ライバルとの「約束」の為、
望まぬ「約束」を
交わされる幸村。
ファン待望の蒼紅の再会が
こんな形になろうとは・・・。
そんなモヤモヤは
後半に思いっきり
ぶつけてやりましょう!



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真田幸村の生涯 第4章 第一次上田合戦 徳川来襲

2016-09-04 09:09:26 | 戦国BASARA 真田幸村伝

「武を以て天下を治むる」

魔王・織田信長の
悪逆とも言える
所業の是非はともかく
その武に因って
永く続いた混沌の時代は
終息に向かいつつあった。

しかし、その魔王の躰は
家臣であった
明智光秀により
本能寺の業火へ投ぜられ
その夢は幻の如くに
消え去った。

信長亡き後
天下の趨勢は
光秀を破った
豊臣秀吉へと傾くが
それに伴い日ノ本は再び
戦乱の世に舞い戻る事となる。

一方、信長の
魔力に魅せられた
信之の仲立ちにより
一時的に織田へと
服属していた真田家は
信長の死で
俄(にわか)に勢いづいた
北条、上杉、徳川に
旧領たる上田の地を
脅かされる。

そうした中で
幸村、そして真田家は
今まさに進むべき道の
選択を迫られていた。




本田忠勝の背に乗り
上田城に姿を現し
昌幸、信之に対して
降伏を迫る徳川家康。
「信長亡き今、
 真田に戦乱を生き抜く
 力はない」
そう言い放つ家康。

家康が師と仰ぐ
武田信玄が治めていた信濃を
秀吉の手から守りたい。
そう考える家康ですが
それは昌幸にとっても同じこと。
この要求を受け入れることは
できません。

そんな父・昌幸に
反発するのが信之。
信玄や上田の地に
固執するあまり
真田の家を潰してしまっては
元も子もないというのが
信之の意見ですが
これもまた戦国の世では
当然の心理と
言えるかもしれません。

昌幸、信之が
奮闘を見せるも
劣勢を覆すには至らず
更に徳川軍に増援の報が。
昌幸は「秘密兵器」
幸村を呼び寄せます。

ここでミニゲーム
「馬駆け」が発生。
馬に乗った幸村を操り
レースゲームの如く
タイムを競う
ミニゲームですが
トロフィーコンプの為には
・評価で「優」以上を獲得する
・加速人参を3回入手する
・一度も減速せず「極」を獲得する
・つづらを全て破壊する
・・・の4項目を
達成しなければなりません。

一度のプレイで
すべてを獲得するのは
かなり困難ですので
何度かに分けて
獲得するのをオススメしますが
問題は3つ目の項目。
障害物に当たらずに
クリアーする為には
何度もプレイして
障害物の場所や避け方を
体に刻み込まなければ
難しいと思います。
ポイントは
爆弾兵をうまく弾き飛ばして
ハンマー兵を倒していくことと
加速人参を避けること。
また、最後の方では
壁の後ろに障害物が
隠れていることもありますので
左右に動きながらも
いつでもジャンプできるよう
構えていると良いでしょう。

徳川軍の援軍が到着し
いよいよ窮地に
追い込まれる最中
自身や幸村の
力を頼みとする
父・昌幸の器量を
疑い始める信之。
信長、家康との出会いが
信之の中の何かを
変えてしまったのかも
しれません。

信之はついに
真田家の出奔を決意。
徳川家康とともに
進む道を選びます。
これにより
一時的に難を逃れた
昌幸と幸村でしたが
大切な絆を一つ
失ってしまうのでした。

うーん、これは中々
ヘビーな物語ですね。
信玄との絆を
守り抜きたい昌幸と
真田家を守りたい信之。
第2章で信長と家康に
出会っていなければ
こんな結末には
ならなかったのかも
しれませんし
あるいは先に
豊臣秀吉に出会っていれば
違う道もあったのでしょう。
信之が脳筋だから
ただ強い者に憧れて
ホイホイついて行ったなんて
単純な話ではないようです。

また、決別の場面では
主人公の幸村はまだ
上田に到着していません。
幸村がこの場に居れば
更に違う結末があったように
私は思います。


第4章の熱き名場面

「親父殿、俺は先へ行く。
 真(まこと)の道を走り
 日ノ本を照らす
 真の武士となる為に」

「真の道ねぇ。
 ・・・ったく、どこでどう
 違えたのやら・・・」

「さらばでござる、親父殿」

「・・・馬鹿野郎が・・・」



信之の目には
上田の地にこだわり
大軍を相手取る父・昌幸は
「歩みを止めたもの」
に映ったようです。
憧れ、追いかけ続けた
父の背中でしたが
この瞬間、信之にとって
そうではなくなって
しまったのかもしれません。

父・昌幸を追い抜き
自身は走り続けることを
決意する信之。
一方、息子である信之を
導くことができなかった
昌幸が呟く「馬鹿野郎」は
台本全集によると
信之に対するものではなく
不甲斐ない自分自身に
対してのものだそうです。

父と子の物語は
どちらが正しいわけでも
どちらかが間違っている
わけでもなく・・・。
だからこそ
プレイヤー視点では
非常にモヤモヤさせられる
場面です。



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