昨日の新日本プロレス、
大阪城ホール大会は
5時間超えの
超絶ボリューム興行!
選手のみならず
会場に足を運んだ
ファンの皆さんも
お疲れ様でした!
セミファイナルの
内藤vs棚橋の
インターコンチ戦は
棚橋がベストな
コンディションとは
言い難い状態ながらも
ベルトをぞんざいに
扱われた怒りと
百戦錬磨の老獪さで
内藤を撃破しました。
もっと洗練された
ハイレベルな攻防を
見たかったという方も
いるかもしれませんが
私はこういう
魂とか気迫とか
古臭い表現が似合う
試合の方が
人間味があって好みですね。
やっぱりね、
ベルトって選手にとって
宝であり
目標なわけじゃないですか。
あなたの好きな人が
あなたの一番大切に
しているものを
足蹴にして
壊している姿を
目の前で見せられたと。
それでもあなたは
「私の好きな○○さんの
したことだからね。
私はその行動、
支持するよ!」
・・・って言えるとしたら
それはちょっと
違うんじゃないのって
私は思うんですよ。
そういう意味では
大阪のファンの
皆さんの反応は
プロレスファンとして
真っ当で正しいと思います。
無論、内藤の
熱狂的なファンで
インターコンチのベルトに
まったく興味のない方や
ハプニングを楽しみたい
ファンの方も沢山いるとは
思いますけどね。
そういうファンの皆さんが
内藤を支持するのも
何ら不思議なことでは
ありません。
プロレスの見方、
価値観なんて人それぞれ、
それでいいと思いますし
それがいいと思います。
少し話が
逸れてしまいましたが
この試合は
そういう物語ありきでの
戦いだったわけです。
もしこの
シチュエーションで
棚橋がリング上で
怒りを表現できなければ
それはレスラーとして
二流だと思いますし
一方の内藤も
棚橋やファンの怒りを
買うような試合を
見せることが
一流である証だと
思っています。
棚橋が
ハイフライフローではなく
テキサスクローバーホールドで
試合を決めたことに対して
モヤッとしている
ファンの方も
いるようですが
この試合は、
この決着方法が
ベストだったと
私は思うんですよ。
だって
プロレスで最も
屈辱的な負け方が
ギブアップですからね。
長時間に及ぶ急角度の
テキサスクローバーには
棚橋の怒りや主張が
込められていて
内藤は悔しくて悔しくて
仕方がないけどタップした。
内藤本人は
自分が間違ってるなんて
微塵も思って
いないでしょうけど
見様によっては
あのタップがベルトへの
「ゴメン」にも感じられる。
そう思って見た方が
プロレス、
楽しいじゃないですか。
プロレスは
想像力を働かせて見るもの。
私はそう思っています。
技に込められた思い、
あのアクションの意味、
そういうものに
想いを馳せてみるのが
何より楽しいんです、ええ。
↑バナーをクリックでランクアップ!
ご協力よろしくお願いします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます