昨夜、無事 お月見コンサートが終わりました。
涼しい夜風と おおきな おおきな満月。
そしてやわらかに鳴く鈴虫の声を背景に
荘厳な空気に包まれた境内の中
美しい琵琶の音色が響き渡りました。
来場されたみなさま、ありがとうございました。
企画、運営し尽力されたスタッフのみなさま、お疲れ様でした。
さて、このたびのイベントで千代田という地域の
ありがたさと あたたかさをひしひしと感じた裏話をひとつ。。
この写真。スタッフカードなのですが
名札と一緒に5円玉が吊るしてあります。
これは スタッフお月見団子隊の
“ご縁がありましたね。”という気持ちを込めたものです。
実はこの五円、当日に手配するのを忘れていて、急遽30枚ほど換金しに行ったのですが、
名札につけるのにふさわしい
キンピカ
のものは、なかなかすぐには用意できないものなんです。
無理を承知でスタッフが、換金用の150円を持って、郵便局に行き事情を話すと、
「お月見会で使うのなら…!」と、局員さんが拭き始め、
もう一人局員さんが、トレーに黒ずんだ5円を広げて、なにやらスプレーを取り出して、コインにシューッ!!
そうしたら、今度は、局長さんまでも仕事の手を止めて、みんなでコイン磨き。
しかも、「磨くのに時間かかるから、後で取りに来てくださ~い
」となんとも温かいお言葉っ!!
バタバタしていた、お月見スタッフはその言葉に甘えて、別の用を済まし、郵便局に戻ったところ、
局員さんほぼ全員で磨いた、
キンピカ
の5円玉が、30個きっちり用意されてあり
「はい、では150円です。」
と、なんの手数料もかけずこころよく換金してくださったそうなんです。
感謝!感激!!なんともこの地域らしいホカホカ
エピソード。
こんな風な温かい気持ちと触れ合えるのもまた、お月見会の「ご縁」なんですね。