まったく音沙汰の無かった三田風月堂・・
何をしていたんだ?寝てたのか?!
正直・・私は寝たり起きたりしてました。
でも、店主は四六時中研究に明け暮れていました。
失敗と小さな成功の繰り返し。
失敗を取り除き、小さな成功を徐々に繰り返し作品を創り上げる作業。
徐々に積み上げる成功も、思わぬ失敗に見舞われたらまた振り出し。
私は、星 飛雄馬の姉のように柱の影から心配のあまり見守るばかり。
そして・・
ようやく、納入前日の昨日、完成いたしました。
“とうげん”
これぞまさに、和洋が究極に共鳴した逸品。
美しい和菓子の顔を持った 涼やかで美しい、洋風水菓子。
それは表面だけでなく、味と香りにも幾重もの驚きと感動が繊細に重なって
これは本当に素晴らしい、絶品です。
しかし、残念なことを申し上げますと、
これはお店では今のところ販売予定のない幻の品でして、
その幻を味わえるのは、ご近所にあるセレクトインテリアショップ“家具楽”からDMが届いたお客様のみ。
(逆にDMが届いたお客様にとっては大チャンスです!

)
今日から10日間、インテリアショップ家具楽の7周年を記念して、
篠原元晴さんという素晴らしい磁器作家さんの個展が開かれます。
それにちなんだお茶菓子、ということで依頼を受けたのがこの“とうげん”なのです。
(例外、元晴さんの作品をご購入された方にはチャンスがあるのでは?と勝手に望みをもったりするのですが、、)
納入を済ませた店主は安堵のおももちと共に、元晴さんの作品に魅了されてトロトロになって帰ってまいりました。
元晴さんの作品も、三田風月堂のお菓子も、どちらも見逃すのは惜しい!
せっかくなので、一か八かの気持ちも含めて どうぞショールーム家具楽へ足を運んでみてください。
ショールーム家具楽
http://www.kagula.co.jp/index.html