一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

クリスマスイブに暖炉と住宅リフォーム

2006年12月24日 12時29分48秒 | 建築家の日記
こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水です。午前の打ち合わせが終わり、午後の打ち合わせが間もなくですが、クリスマスイブですので、暖炉の話を…。


住宅リフォームがほぼ完成し、先日暖炉の設置を完了いたしました。暖炉屋さんが最初の火を入れるのに「清水さんも来てね」と、ご年配の上品で明るい施主に言われて喜んで行ってきました。

暖炉の廻りの仕上げは床も壁も石にしましたが、部屋の床材は檜の無垢材、天井は杉材、壁は珪藻土という仕上げです。立地も良く、お庭も広いので別荘気分のリビングです。

暖炉の人気が高まっていて、御殿場から来た業者さんはかなり忙しい毎日のようです。
バンクーバーの高級住宅地でも、暖炉がよくありました。本物の薪を前において雰囲気を作っていますが、実際は電気ストーブ式でというパターンもよく見ました。

薪の量も沢山いりますし、火種を消すと、また暖めるまでに時間が掛かり効率が落ちるとのこと。良く乾燥した薪を用意したり、煙突の掃除などのメンテナンスも必要です。使う方の手間は想像以上に掛かります。



ですが、本物の炎が目の前でゆらゆら揺れて、ロッキングチェアーに揺られながらというのは、贅沢な時間がのんびりと過ぎて行き、ストレスも解消できるでしょう。

ここでのヒントは、暖房はやはり輻射熱が良いということです。
この点については、いずれまた詳しくお話するときが来るでしょう。




▲リビングのコーナーの設置の暖炉




▲最初に火を付け、1週間くらいは試運転で摂氏200度までで留めます。



神奈川県横浜市 住宅設計 注文住宅の ミタス 一級建築士事務所のホームページ 
http://www.mitasu.com/

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