こんにちは、清水です。
住まいに興味のある方はもちろん、無い方にも
何となく役立つか楽しめる内容になるよう願って書いています。
本日は、スタッフのブログです。
前回の 海のエジプト展 と関連が深いですね。
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こんにちは インテリアスタッフのMKです
▲東京都美術館 入り口
10月4日(日)までで終了の
東京都美術館「トリノ エジプト展」へ
駆け込みで行ってきました。
▲トリノ・エジプト展 大看板2
最終日間近だからか、雨の中多くの人が来館していました。
夏に横浜の「海のエジプト展」へ行きましたが
また違ったよさがありました。
今回の「トリノ エジプト展」は
「海のエジプト展」ではあまり見られなかった
古代の色彩が当時のままとまではいかないにしろ
色鮮やかに残っており、とても繊細で、
見ていてとても引き込まれました。
▲石灰岩のアメンヘテプ一世の座像
~トリノ・エジプト展 ポストカードより~
大きな展示品も多数あり
かなり見ごたえがありました。
石碑に彫られたヒエログリフ(古代文字)は
彫られた石の素材により
優美だったり、荒っぽかったり、
彩色されていたりし興味深く見飽きることはありませんでした。
▲写真は石灰岩に彫られたステラ(石碑)です。
~トリノ・エジプト展 ポストカードより~
今回私の私のお目当ては写真はありませんが・・・
少女と大人のミイラでした。
当時は素材そのものの生成り色であったと
思われるミイラの身体を巻いている布は
悠久の年月を想わせる濃いあめ色に
変色しており、
巻かれた布の上からでも身体の曲線が
はっきりとしていて驚きました。
内側、外側にも古代文字が色鮮やかに書かれている
木棺も一緒に置いてあり、ミイラが納められていた
情景が浮かびやすいよう展示も工夫されてました。
▲イビの石製人間棺の蓋 変成硬砂岩
~トリノ・エジプト展 ポストカードより~
石棺は硬く掘るのが大変なので、高貴な、または
大変お金持ちの身分の方のものだそうです。
展示品には彩色が施された多くの木棺や
上の写真のように鈍く光るくらい
よく磨かれた石棺が展示されて
こちらもとても興味深い鑑賞でした。
「海のエジプト展」 「トリノ・エジプト展」と
立て続けにエジプトの歴史を感じられる
展示物を間近に見ることができ、
とても嬉い経験となりました。
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横浜市 一級建築士事務所
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