一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

トリノ・エジプト展

2009年10月15日 12時06分54秒 | スタッフのブログ
▲ トリノエジプト展 美術館入り口脇の大看板1



こんにちは、清水です。
住まいに興味のある方はもちろん、無い方にも
何となく役立つか楽しめる内容になるよう願って書いています。


本日は、スタッフのブログです。


前回の 海のエジプト展 と関連が深いですね。



……………………………………………………………………………


こんにちは インテリアスタッフのMKです


▲東京都美術館 入り口




10月4日(日)までで終了の
東京都美術館「トリノ エジプト展」へ
駆け込みで行ってきました。




▲トリノ・エジプト展 大看板2





最終日間近だからか、雨の中多くの人が来館していました。

夏に横浜の「海のエジプト展」へ行きましたが
また違ったよさがありました。

今回の「トリノ エジプト展」は
「海のエジプト展」ではあまり見られなかった

古代の色彩が当時のままとまではいかないにしろ
色鮮やかに残っており、とても繊細で、
見ていてとても引き込まれました。






▲石灰岩のアメンヘテプ一世の座像
~トリノ・エジプト展 ポストカードより~ 





大きな展示品も多数あり
かなり見ごたえがありました。

石碑に彫られたヒエログリフ(古代文字)は 
彫られた石の素材により 

優美だったり、荒っぽかったり、
彩色されていたりし興味深く見飽きることはありませんでした。







▲写真は石灰岩に彫られたステラ(石碑)です。
~トリノ・エジプト展 ポストカードより~ 




今回私の私のお目当ては写真はありませんが・・・
少女と大人のミイラでした。


当時は素材そのものの生成り色であったと
思われるミイラの身体を巻いている布は

悠久の年月を想わせる濃いあめ色に
変色しており、

巻かれた布の上からでも身体の曲線が
はっきりとしていて驚きました。

内側、外側にも古代文字が色鮮やかに書かれている
木棺も一緒に置いてあり、ミイラが納められていた
情景が浮かびやすいよう展示も工夫されてました。




▲イビの石製人間棺の蓋 変成硬砂岩 
~トリノ・エジプト展 ポストカードより~ 


石棺は硬く掘るのが大変なので、高貴な、または
大変お金持ちの身分の方のものだそうです。

展示品には彩色が施された多くの木棺や
上の写真のように鈍く光るくらい
よく磨かれた石棺が展示されて
こちらもとても興味深い鑑賞でした。


「海のエジプト展」  「トリノ・エジプト展」と
立て続けにエジプトの歴史を感じられる
展示物を間近に見ることができ、
とても嬉い経験となりました。


……………………………………………………………………………

横浜市 一級建築士事務所  

ALL contentsCopyright R 2009 mitasu


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする