東京見物記 ～ 巣鴨のとげぬき地蔵尊 ～

　前日（１１月２０日）米沢を出発した時は、雲一つない秋晴れだったが、東京に近づくに連れて昼からはあいにくの雨降りとなった。２１日（金）朝６時半ごろ、昨晩の雨はすっかり上がり朝焼けの向こうを山形新幹線のつばさが通過して行った。ホテルの窓からは東京スカイツリーも霞んで見えた。

　埼京線で池袋に出て、山手線に乗換え巣鴨駅で降りた。テレビでよく「巣鴨の刺抜き地蔵尊」の話題の番組を見ることがあったので、立ち寄ってみた。駅を降りて大通りの広い歩道を右に２００ｍ、道路を横断すると斜めに巣鴨地蔵通商店街が伸びている。タクシーと商品配送車以外の一般車両は進入禁止になっているせいか、買物や地蔵参りの歩行者で賑わっていた。 

 

　商店街を１００ｍ程進んだ所の高岩寺（こうがんじ）に、巣鴨の刺（とげ）抜き地蔵尊（秘仏）がある。境内の洗い観音前には、土日ならば３０人以上の順番待ちになりそうだったが、２１日は平日の午前１１時頃だったので１０人ぐらいしか並んでいなかった。順番が回って来たので柄杓で水をかけ、体や心の悪い所を洗い流してもらうことにした。 

　 

 

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