7月8日の朝の9時過ぎ、新庄ふるさと歴史資料センターに到着して、最初に見学したのは二人の新庄市名誉市民特別記念室だった。センターに入館すると、直ぐ左の売店の先には奥山氏、右には事務所の先に近岡氏の展示室があったからである。
新庄市名誉市民特別記念室 [ 新庄市のホームページから引用しています。 ]
人間国宝 奥山峰石記念室
日本金工界の第一人者・奥山峰石氏は新庄出身です。58歳で人間国宝に認定された至高の技は、打込象嵌や切嵌象嵌による端正で美しい銀の器を次々と誕生させてきました。
当記念室では、氏の作品群のほか、制作工程を示す資料作品も鑑賞できます。
洋画家 近岡善次郎記念室
全国の明治西洋館を描き続け、20種類の記念切手の原画も手掛けた新庄市出身の洋画家・近岡善次郎氏(1914年~2007年)。記念室では、氏が描いた油彩、水彩群を年4回に分けて展示しています。
奥山氏の鍛金作品展示室の入り口付近を写した写真である。入館の際係の人から、近岡氏の絵も含めて2つの部屋は写真撮影が禁止であることを告げられていたので、残念ながら内部の写真は撮れなかった。
展示室内では、実際に作品制作の過程を約10分程度の映像で紹介していたので 、それを見てようやく鍛金(たんきん)や打込象嵌(うちこみぞうたん)や切嵌象嵌(きりばめぞうたん)のことがよく理解出来た。
興味のある方は、下の項目をクリックしてみて下さい。詳細に記述されているページにリンクしています。
鍛金のいろは 金属で自然を描き出す「鍛金家 奥山峰石」 ← クリック
自分は長年工業の世界に身を置き、ものづくり・ひとづくりに取り組んで来たせいもあり、鍛金にはとても興味を持った。
ものづくりの世界では、鍛造、転造、圧延、展延、打ち抜き、絞りなど工業製品を作る上で欠かせない技術であるが、芸術の分野にも類似した職人技があることに感心した。
これまでは、せいぜい日本刀が優れた職人技で作られる鍛造技術製品であり、芸術的にも大変優れた伝統工芸品であることぐらいしか思い浮かばなかった。
作品の写真は撮れなかったので、代わりに
展示室の係員から、無料の画集をもらった。
以下に掲載の3枚の絵は、画集の一部分を
コピーしたものです。当日、展示室で実際に
見たものばかりです。
↓
次の3枚の写真は新庄市のホームページから引用したものです。
ききのうの13日は猛暑となり、県内各地で35度以上になった。夜中まで寝苦しい夜だった。今朝も朝からカンカン照りの陽射しが差し、真夏日になりそうである。梅雨明け前に一気に真夏に突入した様な天候である。これから約2ヶ月間耐えるしかない。
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