みちのくの風の旅人

米沢・山形・東北の自然や文化を季節の便りとして届けています。

東日本大震災に寄せる想い ~ 震災から1年後の記事より ~ 

2015-03-07 20:40:04 | 東日本大震災に寄せる想い

 東日本大震災からもう少しで4年になる。

 木曜日の昼に[ 被災地からの声  (NHK総合TV)]を毎週見ていると、被災地に暮らす人たちの現在の姿が良く分かる。また、【 きらり えん旅 】を見ていると、心の中に哀しみや辛さを押し込んで、じっと耐え忍んでる姿を感じ取ることが出来る。現地を訪問した様々なタレントの歌や話に、一瞬ほっとした表情と笑顔を見せるが、まだまだ、震災の傷は癒えていないと、つくづく感じる。

 これからも、ずっとずっと、自分なりのやり方で、東日本大震災で被災した人達に心を寄せ続けて行きたいと考えている。 

 

※ 震災から1年後の記事を再掲載します。


 

東日本大震災から1年  2012-03-11 23:47:10 

 東日本大震災から1年。辛い記憶が甦る。山形県公立高校の入学試験が前日無事終わり、採点を朝から学校でしていた時だった。午後2時46分いきなり大きな揺れが2~3分続いた。子供の頃に経験した昭和39年の新潟地震と同程度かそれ以上だった。このブログを始めたのも、震災をきっかけにしたものだった。いつの間にか季節は1回りした。
 
 薄日差す平穏な寒い朝を迎えた。現在山形県には県外から全国で最も多い13,730人が避難している。3/4は原発による放射能の不安による自主避難者だという。福島市から車で1時間、米沢市には福島県の避難者が特に多い。現在積雪約90cm避難者には大変過酷な冬だった。 

 東日本大震災1周年追悼式をTVで見ながら、2時46分に黙祷した。手術後の健康不安を抱えた天皇陛下の言葉には、深い悲しみと被災者に寄せる温かな想いがにじみ出ていた。被災県を代表して追悼の言葉を述べた人達の話には身に詰まされるものがある。

 書きたいことは沢山あるが、被災者の悲惨な心の状況はまだまだ癒されていない。がれきの山を見て心が痛む。被災地がれき受け入れ自治体&マップ[URL参照]を見ると、被災地に寄せる県民性が分かる。西日本ばかりではないが、遠く外国で起こっている事の様に考えている人が多いのか?山形県は福島・宮城に隣接し、いち早く昨年8月には受け入れを、県内の多くの自治体で始めた。山形県民として誇りに思う。  

 写真は2枚。一つは山形県産米のつやの玄米を、コイン精米機で精米している時のもの。バックには斜平山(なでらやま)の峰々、愛宕山と羽山が小さく見える。2~3ヶ月に一度、20年ぐらい前から30kg玄米の精米をしている。この様な平凡な営みを続けることが出来ることに、感謝。

 写真の2枚目は、ネットからダウンロードしたものです。

  ボランティア活動に汗を流す高校生 ..     http://bit.ly/zRHBXO

 

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