毎年10月になるとノーベル賞の発表が話題になる。最近は連続して物理学賞や化学賞、医学生理学賞に日本人が受賞しているので、もしかしたら今年もかと期待したが、今年はいなかった。
ところが、日本出身の英国人が文学賞受賞のニュースが、5日の夕方瞬く間に広がった。
山形新聞のオンラインニュースに載ったので、そのまま以下に掲載しています。
ノーベル賞 山形新聞 電子速報版 2017 10/5
URL→ http://yamagata-np.jp/sokuho/data/pdf/2017100501.pdf
イシグロ氏に文学賞
長崎生まれ、英国人作家
【ストックホルム共同】スウェーデン・アカデミーは5日、今年のノーベル文学賞を、
長崎市生まれの英国人小説家カズオ・イシグロ氏(62)に授与すると発表した。ロンド
ンに在住、英語で執筆している。日本出身の作家としては1968年の川端康成、94年
の大江健三郎氏に次ぎ3人目、23年ぶりの受賞となる。
54年、日本人の両親
の間に生まれた。漢字
表記は石黒一雄。5歳
で渡英。イースト・ア
ングリア大大学院で学
んだ。
81年の短編小説を皮切
りに、82年、英国に
在住する長崎出身の女
性の回想を描いた長編
小説「遠い山なみの光」
で王立文学協会賞、86
年には「浮世の画家」
でウイットブレッド賞
を受賞した。
89年には「日の名残
り」で、英国で最も権
威がある文学賞、ブッ
カー賞に選ばれた。貴
族に仕えた執事の苦悩
を描いた同作品は93年
に映画化。2005年
に発表した「わたしを
離さないで」は世界的
なベストセラーになっ
た。1980年代前半
に英国籍を取得。日本
語はほとんど話せない
という。
ノーベル文学賞の賞金は900万クローナ(約1億2500万円)。授賞式は12月10
日にストックホルムで行われる。
カズオ・イシグロ氏
1954年11月8日、長崎市生まれ。60年に両親と渡英。ケント大、イースト・アン
グリア大大学院で学ぶ。81年に短編小説で作家デビュー。82年に戦後の長崎を舞台にし
た小説「遠い山なみの光」を発表し脚光を浴びる。89年の「日の名残り」で英ブッカー賞
を受賞、作品は映画化された。他に上海租界を舞台にした「わたしたちが孤児だったころ」
(00年)など。「わたしを離さないで」(05年)も映画になったほか日本でテレビドラマ
も制作された。(共同)
※ 1年前や2年前もノーベル賞に関連する記事を書いていたので、以下にそのタイトルを書きます。
リンクを貼っていますので、タイトルをクリックしてみて下さい。詳しい内容をご覧いただけます。
ノーベル医学・生理学賞受賞者 ~ 大隅良典さん ~
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ブログをご覧いただき、ありがとうございました。 (*^-^*)
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