みちのくの風の旅人 [ 愛と義の街(上杉の城下町)から情報を発信中 ]

米沢・山形・東北の自然や文化・風土を季節の便りとして届けています。HP[新・天空の流れ雲]と合わせてご覧ください。

東日本大震災から10年 8:長く厳しい冬だった

2021-03-25 21:44:29 | 東日本大震災に寄せる想い

 10年前は、3月に入っても真冬の様な日々が続いていて、長く厳しい冬だった。3月11日震災の日の前後も粉雪が舞い大変寒かった。彼岸を過ぎても、今年の倍以上の積雪(40cm位)があったように記憶している。

 今年の米沢は久しぶりの大雪の年になったが、2月下旬からは穏やかで暖かな日が続いていて、2月半ば1m30cmを越えた積雪も今では、20cm以下になった。田んぼをまだ真っ白な雪が覆っているが、同じ米沢盆地の南陽市や長井市では3月初めに積雪は0cmになっていた。

 10年前の今頃、ガソリン不足がまだ続き、何十年か振りに自転車で7km弱の職場まで、2・3回往復したことがあった。マイカー通勤に慣れ切っていたので、結構きつかったのを覚えている。

 当時マイカー通勤の際には、米沢市役所付近を通っていた。道路向かいの市営体育館には福島県からの被災者が沢山避難していた。

 当時書いたブログ記事を原文のまま、再掲載しました。

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季節はずれのなごり大雪

2011-03-27 12:06:51 | 東日本大震災に寄せる想い

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        [ 米沢市役所と道路の向かい側にある市営体育館(10時頃撮影) ]

 米沢はなごり雪というより、なごり大雪となった。約15cmの新雪が積もったので、除雪機を久しぶりにフル稼働した。地震後も何度か季節はずれの大雪があったが、ガソリン不足から、スノーダンプでしのいできたが、今日は除雪機に頼らざるを得なかった。この時期の大雪は、長い北国の暮らしの中でも初めてのことである。

 それでも、日中は日も差してきたので、寒さは和らぎつつあります。  避難所となっている体育館にある福島ナンバーの車には、雪の帽子が乗っていました。一日も早く、ふるさとに元気に帰れる日が訪れることを願っています。

 



気象庁のデータから、米沢市の10年前と今年を比較してみた。

  ホーム > 各種データ・資料 >過去の気象データ検索 > 日ごとの値

◇ 3/1~20日の最高気温が5℃以下の日数

 2011年 14日  真冬日は2日

 2021年  2日  真冬日(0℃以下)はなし

◇ 3/1~20日の平均気温が0℃以下の日数 

 2011年 10日  

 2021年  2日

 気象データからも10年前は、3月になっても2月の様な寒い日が多かったことが裏付けられた。

最低気温、日照時間、降雪量、風力など、詳しいデータに興味のある方は、「ホーム>各種デー・・・・」の

部分をクリックしてみて下さい。そこで、日本全国の過去の気象データを検索できます。


ブログ読者の皆様には、気まぐれな数々の記事に関心を寄せていただき、大変ありがとうございます。

次回のブログでも、大震災関連の記事を掲載する予定です。どうぞお楽しみに!

 


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