ルクラシック

京都の骨董ルクラシックです。

志野織部振出

2020年02月23日 15時33分14秒 | 骨董

志野織部の振出です。

桃山~江戸初期。
仕入れ時には首が造型で直されていたのですが、
穴径が小さすぎて水を入れることすらできず、
当方でその直しを取払いました。
それによって穴径が6-7ミリとなり、
酒を入れることも可能となりました。
ただし垂直に持ってぶんぶん振らないとでませんが。
7割ほどはつややかな伝世のような肌を保っており、
卓上にあると心豊かに眺めていられます。
当方は実際に振出というものを使用したことがありませんので、
詳細は知りませんが、穴径が4ミリでも振出として販売されていたのをみかけましたので、
このタイトルとさせていただきました。
ボディには窯キズのようにみえるニュウ、ひっつきを剥がした跡、剥がしきれない跡、
底部には丁寧な直しがあります。
希少価値はあると思います。
高さ 約7.5センチ前後
胴最大径 約4.4センチ前後
画像と実物とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
短時間では水漏れはありませんでした。
サイズは「前後」と記載の通り、多少誤差があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

壺屋白釉火入 見立ての筒茶碗 壺屋上焼 19世紀

2020年02月23日 11時01分02秒 | 骨董

壺屋白釉火入。

 
19世紀の壺屋焼のいわゆる上焼です。
壺屋の火入でこれ以外に白釉の火入は今までみたことがありません。
堅い金属(に近い)音がするほどしっかり焼かれています。
筒茶碗として使用せずに骨董数寄と言えるでしょうか。
全体に貫入、口縁に欠け、ほか窯キズあります。
某民芸館から出たものと聞いております。
 
口径 約10.6センチ前後
高さ 約8.1センチ前後
画像と実物とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは「前後」と記載の通り、多少の誤差があります。

ご売約