ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

塩笥形刷毛目茶碗 赤膚焼 古作

2021年01月01日 08時46分58秒 | 骨董

隠れた佳品 塩笥形刷毛目茶碗 赤膚焼 古作

 

赤膚焼は奈良県で18世紀の終わり頃創業の窯です。

現在でも制作されているようですが、

幕末から明治期の本品のような作品とはだいぶかけ離れた作風に変わっているようです。

本品はいわゆる湯のみ茶碗かと思います。

薄造りですが、堅く焼き上げられています。

口縁にホツが2か所、高台に欠けがあります。

2面に刷毛目が施されています。

ほか、ピンホール、窯キズ、くっつきなどあります。

口縁にニュウ、見込みにフリモノがあります。

口径 約8.5センチ前後

胴最大径 約9センチ前後

高さ 約8.2センチ前後

検索していただいたらおわかりかと思いますが、

赤膚焼のこのような古手はほぼネット上でヒットしません。

希少だから良いというわけではなく、

上品でありながら味わいあるこの肌が魅力です。

むろん手取りも良いですし、抹茶碗としてもご使用いただければ幸いです。

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。

古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。

サイズは「前後」と記載の通り、多少の誤差を含みます。

箱はありませんので、なにがしか古布の包み裂をおつけします。

ご売約

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


古丹波うるか壺

2021年01月01日 08時20分44秒 | 骨董
古丹波うるか壺。
江戸後期の丹波うるか壺です。
みかけるものはほとんど明治期以降のものなので、
はっきりと江戸後期といえるものは希少かと思います。
ずいぶん以前、古陶の扱いをはじめたころに仕入れたもの。
最近数寄者の書籍で同じようなものをみかけた気がするのですが、
本作のほうが古いな、という印象を受けました。
だれだったか思い出せませんが。
 
画像でわかりにくいかもしれませんが、
ボディに貫通したニュウがあり、水漏れを止めるために
内側にこくそと合成漆、外側にこくそを塗ってあります。
口が画像のように匙のために切ってあるものは古いものです。
その周辺とほかにも口縁には欠けがありますが、
無傷のものなど古いものではほぼありませんので、あって当然という認識です。
ほか、肩にくっつきがあります。
匂い等はありません。
 
口径 約6センチ前後
胴最大径 約7.8センチ前後
高さ 約6.8センチ前後
 
箱はありませんので、なにがしか古布の包み裂をおつけします。
画像と実物とでは多少色合いが異なる場合があります。
古いものですので、画像と説明文にない傷等ある場合があります。
サイズは「前後」と記載の通り、多少の誤差を含みます。