先日のとあるお天気の良い日
私は、朝からベランダでサスケ布団を干していた
するとそこへ、一台の車がウチの傍を通り過ぎて行った…
運転手を見て驚いた
私は、一瞬にして、凍りついてしまった。
あれは、まさしくサスケのことを轢いてしまったヒトだった。
何がそんなに凍りつくほど驚いたって?
それは、サスケの事故時の軽自動車がなんと
『大きなワンボックスの新車』に乗り換えられていたからだ…
「…うそ」私は、ひとりごとのように
つぶやいた
見間違いだと、信じたかった。
なんで?
サスケを轢いてしまって縁起が悪かった?
サスケの安否を気遣う電話をいまだに
かたくなに彼らは拒んでいる
保険会社との示談も、いまだ暗礁に乗り上げたまんま…
保険会社の話では、相手のかたは
「急なことで、避けようがなかった。」と
自分の非を全く認めようとせず、あくまでも100%こちらの責任だと
思っているそうで
なんどもいうようだが、あの時確かに彼女は私に言った。
「あの時、確か止まられましたよね?」
「い~え、ゆーーーっくりと進んでいました。イヌは、車が近づいたら『どく』モノだ、と思っていたから」
ホントニ サケルキ アッタノカナ ・・・
間に入った保険会社は、今回の事故でのサスケの治療費が莫大で、
ウチのあまりの負担額に同情し、
相手のかたの説得に踏みだしてくれているという。
自分がうっかり轢いてしまった犬の安否には無関心
それなのに…それなのに自分たちは、新車に乗り換えて平気なの?
何もなかったことにしたいの?
人間て…そんなに残酷な生き物???
人を恨んで暮らすのはつらいからイヤ・・・
だけど・・・。
その日は私、一日中ふさぎこんでしまっていた
今日たまたま、この界隈を車で走ってて
ちょっぴり怖いものみたさで道を変え
その人の家の前を通ってみることにした
そこには、まぎれもなく…
アノ新車が停まってた
こんなのホントにアリエンティー
サスケは、未だに片足をあげたまんま、3本の足で、頑張って歩いている。ガンバレウチのカワイイわんこ
- おわり-
私は、朝からベランダでサスケ布団を干していた
するとそこへ、一台の車がウチの傍を通り過ぎて行った…
運転手を見て驚いた
私は、一瞬にして、凍りついてしまった。
あれは、まさしくサスケのことを轢いてしまったヒトだった。
何がそんなに凍りつくほど驚いたって?
それは、サスケの事故時の軽自動車がなんと
『大きなワンボックスの新車』に乗り換えられていたからだ…
「…うそ」私は、ひとりごとのように
つぶやいた
見間違いだと、信じたかった。
なんで?
サスケを轢いてしまって縁起が悪かった?
サスケの安否を気遣う電話をいまだに
かたくなに彼らは拒んでいる
保険会社との示談も、いまだ暗礁に乗り上げたまんま…
保険会社の話では、相手のかたは
「急なことで、避けようがなかった。」と
自分の非を全く認めようとせず、あくまでも100%こちらの責任だと
思っているそうで
なんどもいうようだが、あの時確かに彼女は私に言った。
「あの時、確か止まられましたよね?」
「い~え、ゆーーーっくりと進んでいました。イヌは、車が近づいたら『どく』モノだ、と思っていたから」
ホントニ サケルキ アッタノカナ ・・・
間に入った保険会社は、今回の事故でのサスケの治療費が莫大で、
ウチのあまりの負担額に同情し、
相手のかたの説得に踏みだしてくれているという。
自分がうっかり轢いてしまった犬の安否には無関心
それなのに…それなのに自分たちは、新車に乗り換えて平気なの?
何もなかったことにしたいの?
人間て…そんなに残酷な生き物???
人を恨んで暮らすのはつらいからイヤ・・・
だけど・・・。
その日は私、一日中ふさぎこんでしまっていた
今日たまたま、この界隈を車で走ってて
ちょっぴり怖いものみたさで道を変え
その人の家の前を通ってみることにした
そこには、まぎれもなく…
アノ新車が停まってた
こんなのホントにアリエンティー
サスケは、未だに片足をあげたまんま、3本の足で、頑張って歩いている。ガンバレウチのカワイイわんこ
- おわり-