あなたも私もmiworld

大阪に住む仲良しマダム?!の憩いの場。今日は何した?何しでかした?笑いあり涙あり・・・平凡な日常を綴りましょう。

これがカモシヤ クスモトだ!!!

2013-01-17 10:09:35 | Runner'sグルメリポート
仲良しのグルメでワイン好きな『たま』さん

新年明けの景気づけに…とディナーを予約した

このお店は、勿論たまさんが調べ上げており

「行ってみたい」と二人で恋焦がれていたのだが

昨日、やっと念願叶ったという感じです





ここは、カモシヤ クスモト

新福島の隠れた名店と呼ばれていて、グルメサイトの口コミ・ランキングでも

トップクラスである

建物の外見は、「ここ、ホントにレストラン?」っと首をかしげるような

地図を手にしていなければ、通り過ぎてしまうほど

その中身で勝負と言った、自信ある感じが受け取れる。

階段を少し上がりそこにズラリと並んだ日本酒やワインの瓶のディスプレイと、この

の看板がようやく壁に見えて安心した(笑)

中に入ると薄暗く、ちょっとしたBARのようでもある

一番ノリだった私たちは、カウンター席の一番奥へ…

何が初めに驚くかって、そのワインと日本酒のストックの数

そしてカウンター正面にきちんと並べられたキラキラ輝いた美しいクリスタルの、ワインや日本酒用のグラスの数々

Baccaràを始め、店主のこだわりで選び抜かれた名品の数々…といった感じです

(バカラだけは、底に記載があってわかりましたよ(笑))

唇を当てる部分が非常に薄く、これは高級なグラスの証

そして底の部分にも厚みが一切無い

「こんなんどうやって作るんやろうね?」二人の最初の疑問でした(笑)



では、さっそく行ってみましょ

シャンパングラスが綺麗だったので、かなり心惹かれましたが、やはりビール派の私といたしましては…?
フルーティーなピルスナー、お料理にも合います。と言っておすすめを出されたら、なんと箕面地ビール
勿論知っておりますよ


 
前菜…金目鯛のあぶり 2種の人参と百合根金柑卵の甘酢漬けを根セロリのソースで
   鯛のあぶった焦げ目がすっごく美味しいです 金柑卵は、冷凍した卵の白身を外して甘酢に漬けるそう
   手が込んでます



カキえもんという北海道厚岸で獲れる牡蠣 聖護院かぶらで巻いてあって 大根キムチのシャーベットが乗ってます
ホントにシャリッって凍ってた



ここで私はワイン、(シャブリ)に、たまさんは日本酒にチェンジ  どちらも店の奥さまのお勧めから選びます
お酒にとてもとても詳しい人でないと、このものすごい種類の中から「じゃあ、あれを…」とは言えません



汁物…粕汁 塩麹に浸けた寒ブリを殆ど生で…大きな身でしたが柔らかくて粕汁に合ってました 
   金時人参・三浦大根・和田牛蒡・うぐいす菜
山椒の葉とゆずの香りが効いてます
 
   あ~メモるのにも必死です 

まんさくの花、という金賞を受賞した秋田の大吟醸の酒粕だそう
クリーミーに仕上げてます…という、奥様の言葉通り、濃厚ですが、
家でこんな風にしようとしたってお酒が強すぎてクドクなりそうな感じです
さすが、大吟醸なのか料理法なのか…甘く、意外にサラリと美味しく戴きました



蒸し物…アワビ 6時間かけて蒸し上げたそうです アワビのキモソースで そしてそら豆をほろ苦いふきのとうのソースで
ここで、たまさんひと言ポロリ「アァ~フランスパンが欲しい」全くです(笑)



なんか鍋敷き出て来ましたよ。なんでしょう? 腐乳と海老の自家製XOジャンで蟹と春雨を中華風に、
上のお魚は『のどぐろ』春雨を絡めるように食すピリリッうましっ



ここで、更に赤にチェンジです(笑)



こんなん出てきたよ…ワクワクワク




甘い目のおだしで、なんとクマさんのお肉のしゃぶしゃぶ

冬眠前のクマさんやって

白い脂部分は、少し火を通すと『旨味』に変わる…のだそう  

群馬産赤ネギ どんこ せり 餅麩 

こんな時…好き嫌いの無い私は、両親になんでも美味しく食べるよう厳しくしつけられたことに本当に感謝

「あぁ~美味しい

カウンターの並びの女性客が「食べれない」というのを耳にし、気の毒だった

店主の奥さんも「申し訳ございません」と、とても丁寧に謝罪していた 

こういうお店は、応対がとても気持ちいい  接客って、「次もまた来よう」って思う

重要なポイントだねえ私も将来の夢の為、勉強勉強…




さて、デザート…豆乳アイス季節のフルーツ(苺)
        りんごを皮ごと使った豆乳アイス
        いちご、柿、洋ナシを豆腐で白和えに



どれもこれも、決して家でマネしようったってできっこないお料理を

堪能させていただきました

少しお高いですが、大切なアノ人と、大切な日に…

とびっきりのいいことがあった日に…

男性は「ここぞ…」と、勝負をかける日に?

是非行ってね…と言える、そんなステキなお店です


けどやっぱり私は、女友達と、自分を労いに来たいな~ ってカンジ



帰り際、たまさん

「一年に一度は、来れるよう、また頑張って働きます」

 がんばって、ご褒美にまた来ようね、たまさん…

 私は…
         今度は、もう少しお酒の勉強…しておきたいな

                 (おしまい)