「春めく」

春めく

晩冬から春への移り変わりや春のきざしを表現する時につかう言葉は「春めく」です。「早春」とも微妙に違います。この「春めく」と一語でいう言葉があるのは日本だけで、たとえば中国では「有春意」といいますが、「春の意あり」で文節になってしまいます。

「言葉の風景」写真　野呂希一　
　　　　　　文章　荒井和生　より



「春」の字は何度か出てくるが、隙間を同じにできていない。三本線の書き方ももう少し練習必要。
言葉の勉強になる。先は長いが、なかなか興味深い本だ。


春のキラキラが見え始める季節。
日本には、なんと細やかな言葉がいっぱいあるのか。
字を見ているだけで、少し暖かくなった雰囲気が感じられる。

忘れる

「忘れる」

このジュース美味しい！

それ前に飲んだやつじゃない？

そうかもしれない
でも忘れてるから
初めて飲むのと同じ気持ち！

忘れるって幸せ！


ヒグラシそろそろ鳴き出すんじゃない？

いやヒグラシはもう少し後でしょ

カナカナカナ…

ヒグラシだ！

ヒグラシの鳴き出す時期を
忘れていた

毎年忘れる

あの花はいつ頃咲くんだったかな？

いつ頃涼しい風が吹き出したかな？

忘れるって新鮮

忘れるって何度も感動

忘れるって素晴らしい！

(晶子)

確か今頃の季節に咲いていたよね。
いやもう少し後だよ。
と、うろ覚えの記憶で、季節をまた確認していくということは、何とも楽しい。

いいことだけ忘れずに、想い出をホワワワッと思い出すのもいい。
余計なことは忘れてしまえばいい。

それでも大事なことだけは、忘れずに…。


今日も素敵な一日になりますように🎵