木が香る地図
最寄りの駅から自分の家までを、あなたはどう道案内するでしょう?
木や花を使って心に地図をつくりましょう。
見慣れた風景をとっくり観察し、街路樹、知らない家のベランダの花といった、ごくささやかな自然をていねいにすくいあげ、木が香る地図をつくるのです。
自然を見つけて、木が香る地図をつくれば、豊かな人生にすこし、近づけるはずです。
「暮らしのなかの工夫と発見ノート
今日もていねいに。」
松浦弥太郎 より
目に映る風景は、びっくりするくらい人に寄って違う。
きれいな人に目が行く人、かっこいい車に目が行く人などなど。私は花が好きだから、やはり季節の花にセンサーが働く。
昔小学生だったころ、友達のいない私は、夏休み毎日1人で近所を蝉とりして回った。あの家のあの木には、○○ゼミ、公園のあの木には、○○ゼミといったように覚えて回っていた。そのクセは今も抜けず、裏の神社の木にも、アブラゼミの木、クマゼミの木と名前をつけている。
歳を重ねるたびに、花や木の名前にも詳しくなっていく。近所を歩いているだけでも、ここには馬酔木がいっぱい咲いていたのだと改めて発見したり。
ジェットコースターのように変わり続ける世の中でも、自然は相変わらずにマイペースに移りゆく。
自然に目を向けると、心は穏やかになる。
細かい部分、色々気になるけど、言葉の響きや意味が気に入った。
何とか強弱をつけたいな~と思いながら書いたが、それほどついていないか。
「る」が太いな。
なかなか先生のようなかっちょいい字は書けないな~。