今日の軽井沢は 朝から土砂降り・・
今日、明日の2日間 G20の会合のひとつが軽井沢プリンスホテルで開催されて
隣接するアウトレットの駐車場では 仮設の特設会場で一般来場者向けの展示ブースがあるそうだけれど
この雨だと どーなっただろうね・・
さて みなさん テレビなんかのCMソングで 「 だれでもが うたってる あかるいすまい~」 なんて曲
思い出して 口ずさめますか ?
軽井沢には 指定を受けた文化財が、茂沢の南石堂遺跡をはじめ
国1件、県2件、町21件のあわせて24件 登録有形文化財が15件あるそうで (軽井沢町のHPより)
この 国の登録有形文化財に指定されている15件のうち13件は 別荘、山荘、住宅
それに 旧郵便局舎と 万平ホテルのアルプス館と名付けられた建造物なんだけれど
この中に さっきのCMソングの会社の プレハブ工法で建てられた別荘が1件含まれているんだ
個人の別荘なんで 非公開なんだけれど 軽井沢の木立の奥深く
建設年代 1963年(昭和38年) 構造及び形式 軽量鉄骨造平屋建、金属葺、建築面積約34㎡
「山崎家及び臼井家別荘(セキスイハウスA型)」が 2016年にプレハブ住宅として初めて
軽井沢で 国(文化庁)の有形文化財(建造物)に指定されているんだ
前にお話した 軽井沢の「 ブループレート 」 も 左隅に掲示されているでしょう
指定決定当時(2016年)の 建設企業のコメントによると
本物件は、1963年、軽井沢の別荘地に建てられ、1971年以降山崎家及び臼井家が所有し
主に避暑を目的とした別荘として現在まで53年にわたり使用されています。
現在住宅産業をけん引しているプレハブ住宅(主に構造体や外装材などを工場で生産することで
高い品質を確保し、現地で組み立てる住宅)は、1960年頃から本格的に開発、販売が始まりました
当初は勉強部屋のような付属建築物がほとんどでしたが、このセキスイハウスA型は
部屋だけでなく水周り設備を備えており、「国産工業化住宅」の第一号と言えます
このたび、本物件が建築当初の仕様を残して現存する唯一の住宅であることから
戦後住宅業界の一側面を語るものとして評価されました
安全・安心・快適な暮らしを提供し続けているプレハブ住宅産業の、まさに黎明期の逸品であり、
228万戸を超える建築実績を重ねる当社の原点とも言える物件です
的確なメンテナンスにより価値を持ち続けるストック住宅の好例でもあり、今後も
所有者に理解と協力を仰ぎつつ、保存管理に努めてまいります
と 書かれている
これから別荘を建てようとか こんなのもいいな とか 興味のある人は調べてみたら・・