ハイカーズ・ブログ(徘徊者備録)

「あなたの趣味はなんですか?」
「はい、散歩です」

「こうなる前からですか?」
「いいえ」

ハチ?に刺された!

2016-07-25 10:16:56 | 雑談
今朝は曇り空で涼しい朝となる。オルラヤが庭一面に咲いて、
種がようやくとんでくれたようなので、伸び放題の庭の手入れをする。
雑草は見事に茂る。茂りすぎたアブチロンを剪定していたら、右腕をチクリと刺された。
多分蜂だと思うのですが、虫に刺されるなんて初めての出来事。しんどくなった頃だったので、道具放り出して家に入る。

きずなコンサート2012inかわちながの

2012-08-09 12:57:58 | 雑談
岩手県大槌中学校 吹奏楽部

震災は、私たちの目の前で衣食住を突然亡くし、避難所の生活を強いられました。
もちろんすべての人が経験したことのない悲惨な状況でした。
私たちの混乱と不安は言うに及ばず、吹奏楽部の多感な生徒達にとっては、計り知れません。
そういう時期の昨年6月に、河内長野の皆さんから支援は、どんなに部活動の再開に大きな力となったことかと感謝しています。
生徒達は音楽が大好きです。
楽器を持つと辛いことを忘れます。

河内長野の皆様の前で、生徒達の音楽を奏でることを楽しみにしていますし、感謝の気持ちをお伝えできることにお礼申し上げます。

絆 コンサート2012inかわちながの

2012.8.8(水)
ラブリーホール 大ホール

共演
府立 長野北高等学校  和太鼓部
 
ダンスパワーズ ダンスラビッツ&GREATEST
  
千代田高等学校 オカリナ部

清教学園中・高等学校 ハンドベル部

府立長野高等学校 フォークソング部

私立美加の台中学校 吹奏楽部
 
岩手県大槌町大槌中学校 吹奏楽部


合同演奏:大槌中学校・長野北高等学校 吹奏楽部 ほか




ご挨拶
大槌町を支援する河内長野市民の会会長 石倉保彦

河内長野市長  芝田啓治

府会議員 西野修平

大槌町代表 大槌ロータリークラブ元会長 佐々木寅夫

   



音楽音痴のわたくしにも、音楽の素晴らしさはわかります。
いい音楽を聴くと涙が出てくるのはなぜでしょう。
逆境をのりこえた(・・いや乗り越えつつある)人々の命は輝きが違います。
素晴らしい指導者のもと、もっともっと輝いて欲しいと思います。

人間は病気の動物である。

2012-06-03 08:13:03 | 雑談
スポーツを考える  毎日新聞6・2夕刊

下り坂では後ろ向きに

丘沢静也 ドイツ文学者

いままで運動らしい運動をしたことがなかったが、こっそり走ってみたら気持ちが良かった。
体の喜びに目覚めて、人生ががらりと変わった。
毎日のように、ダラダラ走り、のんびり泳ぐようになった。
朝走るのがその日のウォーミングアップで、夜泳ぐのがクールダウン。

私にとって運動は食事や排泄と同様なくてはならないものだ。
運動習慣病だ。
ニーチェは「人間は病気の動物だ」と言った。
どうせ病気なら、生活習慣病より運動習慣病の方がいい。

運動ができるのに運動をしない人は、ぜひ体を動かす喜びに目覚めて欲しい。

スポーツで「結果を出す」とか「仕事をする」ということは考えない。
無理をしない。
一人でやるから競争はしない。
距離や回数ではなく、たとえば30分と時間だけ決めて、ダラダラ走ったり、のんびり泳いだりする。

これが運動習慣病を維持するための秘訣だ。
頑張らないのが教養なのだ。

下り坂では後ろ向きに走る。膝への負担が軽減し、なかなか快適。

体が軽くなると心も軽くなる。
記録も、記憶も、感動も欲しくなる。
目標を持たず、結果を求めず、プロセスをゆっくり楽しめばいい。

「静かなスポーツ」はお金もかからないし、生活習慣病にもそれなりに効き目があるだろう。

スポーツの語源は気晴らしであり、競争の意味はない。

静かなスポーツをスポーツの王道と考えるのなら、競技スポーツはスポーツの特殊な一部にすぎない。

『守・破・離』の使われ方

2011-12-24 09:54:38 | 雑談
毎日新聞 近聞遠見 石見隆夫より

「このきわどい時期、日本を留守にするのはいかがなものか。
中印との間に緊急の懸案があるわけでもない」

「いや、まあ総理は、しゅ・は・り、の方針で着実にやっている」

「何です、それは」

「知りませんか。守・破・離。
武道などの修行のやり方を三段階に分けたもので・・・」

「ほお」

「いまの総理は〈守〉、これから〈破〉、そして〈離〉と順に」

剣道、空手道などの解説書によると、〈守〉は流儀を忠実に守り型どおりにやることで、それが一通り終わる頃に、型を破る努力をする〈破〉だ。
さらに修行を重ね、高い段階に進むことができれば〈離〉の境地に至る。
武道だけでなく、書道、茶道、華道などでも、修練の精神は同じだという。


政治家の道はどうなのか?


2閣僚問題で、つまずいた。野党による問責決議の前に処置できず、臨時国会を閉じ、国家公務員給与削減法案など重要法案を先送りしてしまった。
身を削らないまま、歳出カットに不熱心なまま〈税と社会保障の一体改革〉に「不退転の決意で」と繰り返しても、空疎に響くばかりだ。
こうした一連の野田流儀を、武道の〈守〉と言い換えていいものか。




守・破・離とにたのに、運・鈍・根がある。
かって保守政界で政治家の心得としてよく使われたが、最近はあまり聞かない。運を大切にし、鈍重に構え、根気よく励む、ということだ。
対照的である。

守破離は〈跳ぶ時は、思い切って跳べ〉と求めているのに対し、
運鈍根は〈あせらす、地道に汗をかけ〉と教えている。

この国難の時節、どちらに時代の要請があるのか。

自民党の伊吹文明元幹事長は〈民主党マニフェストは票を取るための嘘、絵空事だったのは国民の知るところとなった。来年こそ「嘘のない誠治」にしたいものです。と書いている。

無理な跳び方をしてロスばかり目立つ民主党政治を戒めている。
伊吹も自民党も運鈍根派だ。

一方、辛らつな発言で知られる浜矩子教授は「野田よ、怒れ!怒るとアドレナリンが出る」とけしかけた。
守破離派だ。
〈守〉はほどほどにして〈破〉に手を染めろ、と促している。

居合術の稽古に励む

2011-10-23 21:40:35 | 雑談
「和」に目覚めた侍
ボリショイ最終幕:岩田守弘の新たな挑戦/4 真の「侍」目指して

 9月中旬、モスクワ市内のスポーツ施設で、はかま姿のロシア人と一緒に日本刀を構える岩田守弘(41)の姿があった。数年前に始めた居合術の一派「易水(えきすい)館」の稽古(けいこ)だ。日本から出張指導に訪れていた若浦次郎館長(62)は「練習量は少ないが、体の軸がしっかりしているから突っ込まない」と、岩田のバランス感覚に感心していた。
若浦宗範十段
 岩田は約10年前から合気道にも取り組んでいる。ソ連バレエにあこがれて単身モスクワへ渡った日本人ダンサーが、異国で「和」に目覚めたのは、自分のバレエ作品がきっかけだった。

 2000年に岩田は初めて日本文化をモチーフとした演目「富士への登攀(とうはん)」を振り付けた。創作の動機は「話題を集めて自分が主演する公演のチケットを売りさばくためだった」と言う。興行主と打ち合わせていくうちに、日本文化への関心が高いモスクワなら、日本を前面に出した作品が話題を呼ぶのではないかと判断した。
岩田初段
 その後も武士の自己犠牲を描いた「魂」など、日本をモチーフにした計5作品を発表してきた。昨夏にモスクワで上演した「通りゃんせ」では、世界的な和太鼓奏者、林英哲と「共演」した。これまでロシアで日本をテーマにしたバレエ作品がほとんどなかったことから、新風を吹き込んだ。

 岩田と20年近く親交があるロシア国立バレエ・モスクワ指導教官のナターリャ・チェーホフスカヤ(51)は、「どの作品も入念に準備されているし、モスクワで日本を描く作品を鑑賞できることはとても貴重」と評価する。

 もともとはバレエ作品のために日本文化を学び始めた岩田だが、今では文化そのものへも入れ込んでいる。最近は日本に一時帰国した際に、ちゃぶ台や座椅子を持ち帰る。舞台で「サムライ」を演じていたダンサーは、真の侍を目指し始めたようだ。
サムライ展館長アイストロフ・ユーリー四段

土下座して「単独行」主張

2011-08-06 21:28:09 | 雑談
時代を駆ける
栗城史多(くりき・のぶかず)
毎日新聞

自分が打ち込む対象として山を発見した僕は、次に目標を立てることにした。
まずは、海外の山に一人で挑戦しようと。
それが04年6月のアラスカの北米最高峰マッキンリー(6194m)の単独登頂でした。

入山料が安いうえ、ガイドも誰も付けずに一人で山と向き合える。
僕がこだわったのは、どうしても一人で登りたい、ということでした。

実はこの時、世話になった山岳部の先輩から、一緒に行かないかと、声をかけられていたんですが、断りました。

その先輩と一緒に行くと、ただ付いていくだけの山になってしまう。

そうではなく、自分の山を登ってみたい、と先輩に伝えると、では、部をやめて行け、と言われました。

OBからも怒られた。
パスポートのとり方もわからないような人間が、植村さんがなくなったように一人で登れるわけがない、と毎日言われました。

だがここはこらえどころでした。
土下座して行かせて下さいと頑張ったのです。