ハイカーズ・ブログ(徘徊者備録)

「あなたの趣味はなんですか?」
「はい、散歩です」

「こうなる前からですか?」
「いいえ」

太極拳検定レベルアップ講習会

2009-07-31 15:11:17 | 太極拳
24式太極拳研修会

少ない男性の中では、私は上手いほうだろうと調子に乗っていた。
最終日、別のグループにすごいうまい人が来ているじゃないか。うーん、かなりできるな。力が抜けている。
外へ出て上手な人にまじって稽古することは大事だな、とつくづく思う。

6月 1日(月)  午前の部  午後の部   参加費2,000円
6月 8日(月)  午前の部         参加費1,000円
6月15日(月)  午前の部         参加費1,000円
6月22日(月)  午前の部  午後の部   参加費2,000円
6月29日(月)  午前の部         参加費1,000円
7月 6日(月)  午前の部         参加費1,000円
7月13日(月)  午前の部         参加費1,000円
7月29日(月)  午前の部  午後の部   参加費2,000円

                       合計 11,000円

後期は9月からまた12回コースでスタートするとか。安心した。
8月、夏休みにしないでしっかり地元で稽古するようにご注意がありました。


講習会でレベルアップ

2009-07-18 09:40:48 | 武道関連
夏は講習会が目白押しで、日程がかさなることが多い。
自分の中の優先順位に従わざるを得ない。
12日に杖の講習会があった。私はいけなかったが、初めて外に出た私の弟子達は、帰ってきてから明らかに人間が変わっていた。
かなり厳しく指導を受けたらしい。
奥さんからも「おとうさん、練習のあとの目つきがこわい」といわれるようになったとか。眼力がでてきたのだ。
12日は河野先生の講習会もあった。残念。
そして私は、高知で2日間、居合の講習を受けて来た。
レベルアップできたであろうか?
6月からはじまった太極拳の研修会。週1回休まず参加している。
昨日、自分のクラブの先生に、「よく努力しているのが伺われる」と中途半端なおほめをいただいた。レベルアップしつつあるのかもしれない。

一服どうぞ

2009-07-05 13:29:54 | 茶道
現代に通じる利休の教え

裏千家前家元 千 玄室

茶の湯は、千利休(1522~1591)によって大成され、日本を代表する総合的文化体系となった。
一盌のお茶を点て客をもてなす。
それだけのことだが、そのために必要とする点前手続きや諸道具の扱い、そして茶室の中での心を通わせる精神性など、奥行きは深い。
深いからこそ、修道が必要なのである。

四規七則(しきななそく)と言う教えがある。

四規は
「和敬清寂」
和・平和の和
敬・どんな人も敬う心
清・己の自浄作用
寂・寂然不動 明日に対する心構え

七則は、
一、炭は湯の沸くように 
  湯加減の大切さ、何事もいい加減にしないで手間隙かけることの大切さ
二、花は野にあるように
  テクニックよりも自然の心になって花とともにある、そうした環境を大切に。
三、降らずとも雨の用意
  何も雨具のことではなく、平常何時でも何事にも適応できる態度。
四、刻限は早めに
  他に対して迷惑をかけないよう、時刻は正確に少しでも早めにし、余裕を持つ
五、相客に心せよ
  隣人愛と簡単にいうが、親子や親族すべての人と仲良く接するには、その人の
  器量が必要である。
  隣同士でも知らぬ顔、ましてや他人などと、こうした思いやりのないことが今
  日の社会問題の原因にもなっている。
六、夏は涼しく冬は暖かに
  冷暖房完備の世の中では、夏が暑く冬が寒いということはゆるされないように
  なってきている。ありのままの中で、昔から先人が創意工夫をし、過ごしてき
  たあり方を考えよう。
七、茶は服のよきように
  相手に対しての思いやり、優しく接することの必要性を教える。


真面目だった昔の非行少年

2009-07-03 16:35:25 | 吟道
松口月城
松口月城(本名 松口栄太・雅号月城)は、1887(明治20)年4月1日、那珂川町今光に生まれ、1981(昭和56)年7月16日、満94歳で逝去されました。

少年時代の月城は、独学で基礎医学を勉強し、満18歳で医師の資格を取得。これは当時日本の最若年記録となっています。その後、開業医として医業に精進し、地域医療に貢献しました。

また、月城は医療の傍ら、漢詩、書道、南画など多彩な才能を発揮しました。特に吟詠漢詩家としては、我が国の至宝であり、生涯で一万数千首にも及ぶ漢詩を作り、多くの人々の心に感銘を与えました。

母(非行少年の歌)
これは獄中で非行少年が作った和歌に対し、作者が感激し作詩されたものである。 ...


呼びたくも よぶことならぬ ガラス戸に
息吹きかけて 母とかくなり

非行の少年 獄舎に泣く
限り無き悔恨 思い窮まらんと欲す

ふるさとの 栗もくるみも うれたれば
お前を思うと 母の文くる

嗚呼 吾過りて 終夜眠らず 独房の中
頭をあげては母を思い 枕に伏しても母
慈顔 仏の如く我 瞳に浮かぶ

かくまでに なげきたまいぬ 吾故に
日毎増えゆく 母の白髪

海嶽の恩愛 今始めて知る 一輪の寒月獄窓を照らす




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現在は人の心が変わってしまったのだろうか?
少年院?に入っても母を思い更生を誓っているのだ。
今は、そういえば母親不在だな。母親がでてこない。
死刑になるために誰でもよかったから人を殺した。という子の母親はどうしているのだろうか?