ハイカーズ・ブログ(徘徊者備録)

「あなたの趣味はなんですか?」
「はい、散歩です」

「こうなる前からですか?」
「いいえ」

書けば元気になれる

2009-08-21 17:14:25 | 晩年学
毎日新聞夕刊8月21日
幸せのトンボ 専門編集委員 近藤勝重さん

書く。今の子はメールやパソコンの「打つ」が「書く」だから、手書きがいいよ、などと言うと、なおのこと書くのを嫌がる。
でも書くことを面倒がらず、日記や手紙、メモと何かについて書いていれば、その効果はいろいろな形で表れるはずだ。

まず第一に元気になれると言っておきたい。
井上ひさしさんは文章の本で「書いて自分が元気になれるように」と希望的におっしゃっているが、書くことで悩みが解消できれば、そのぶん間違いなく元気になれる。事実、それは可能だ。

自分の性格はなかなか変えられない。
しかし、考え方は変えられる。
悩んでいることを書いて整理する。
ふと気付く。そうか、こういう見方が悩みを深めていたんだ。
それならこういう見方にチェンジしてみよう。
それでうつうつとした気分が解消した患者がいる、とは臨床心理士の話。

次に、書けば優しくなれる。
けんかはしばしば言い争いから起きる。
反省をかねてそのことを日記に書いてみる。
とてもじゃないが相手に投げつけた言葉など記せない。反省。
手紙も書いていると相手のことを思う気持ちになれる。
時候の挨拶を考えていると、自然にも目が行く。
それだけでもいつもより優しい自分になれる。
それに手紙は手間がかかる。
そのぶん相手を思う気持ちも増すだろう。

清水義範さんの「大人のための文章教室」を読んでいると、文章の上達は「カラオケ上達法と実はよく似ている。
カラオケのうまい人は「ちゃんと聞き手の反応に気を配っている。どう歌えば上手く聞こえるかを考えていて何度も歌いこんでいる」ものだ。
文章も「書くからには、読み手を意識して、そこに伝えようと思っていなければならない」とつないでいる。

人間は自己表現することが好きで、上手くそれが出来れば気分がいいのである。

なるほど、なるほど。

文章もカラオケも自己表現、うまく書ければ、上手く歌えれば、元気になれるわけだ。

杖道1級審査

2009-08-10 07:40:07 | 杖道
今までは各道場で実施されていた1級審査が、今回から本部でまとめて行われるようになった。
昨年から稽古を始めた、私の後輩が4名1級審査を受けることになり、付き添いでついていく。
自分の時より緊張している。
早めに会場に行って、準備運動ののち基本うちの稽古を繰り返す。
皆滝のような汗。
私は見学だけのつもりでいたら、月例研修会の日でもあり、受験者以外は段別に分かれて指導を受ける。
他の道場の方たちと交流でき、また上段の先生の指導をいただき有意義な一日だった。
自分の稽古中も審査が気になりちらちらと余所見。
みな人が代わったように真剣に立派にやっておられて安心した。
1級全員合格。
秋の初段審査までわずかしか時間はないが、厳しい稽古をしていこうと誓い合い、祝杯は秋までお預けにして散会。

夏期居合道講習会

2009-08-01 17:05:39 | 居合道
仕事明けで30分遅刻。準備運動も無しで自分のグループにもぐりこむ。冷房が効かない体育館でとにかく暑い。熱中症にかかりそう。午前中制定 午後は古流 仕上げは全日本代表の演武拝見。久し振りに顔を出したので、何人かの先生が「元気にしていたか」と声をかけて下さる。居合は難しいとつくづく思う。23日は審査だ。
参加費2135円