佐藤仁先生

東大　新領域創成研究科の佐藤仁先生。
格好よくって学生にも人気がある、
A、センの教えを受けた数少ない日本人の一人。
実力と実績、人気、人望がすべて整っている数少ない研究者。
実は去年先生が指導した学生の父君は私の指導教授。
カメラを回しているのはNHKに依頼されているから。この上記者としても優秀！

戦う住民

資本家に追い出しの圧力を受けつつ、行政を巻き込んで、保全林にグループの住宅を勝ち取ったグループリーダー。
膨大な書類と格闘した。
津波で壊れた家は借家だったので、もといたところに帰れないのだ。
地主はリゾートか、もっとうまい土地の活用を考えている。
貧乏人に貸しても何のメリットも無いので、津波は彼らにとって住民追い出しにいいチャンスだったわけだ。

配分

津波の被害があった住民に水タンクの配布の場に出くわした。
World VISIONというキリスト教が母体のNGO.
特に今回の津波生活復興ではよく聞くNGOである、
ただし、イスラム教の村に行き。「改宗したら援助する」と言っているという話も聞く。　
写真は配布されたバケツを持って帰るイスラム女性

住民自治の造船所

津波で一番大きかった被害は漁船を失ってしまったため魚民が自活できなくなってしまったこと。政府は漁船を補償しているが、Siam Cement社は住民の自治による漁船修復所を援助して、ただもらうだけから少しでも住民たちの自立を考えている。ただいきなり住民自治といっても、普段訓練ができているコミュニティーはできるが、そうでない場所ではうまく動いていないという話も聞いている。
考え方はいいのだが、、、。

九九は12*12まで

コ・ムックで見たタイの九九表　
12*12まである。一緒に行った東大生のJakurit君は「あたりまえじゃぁないですか？」

ソーラー発電（ポー島）

津波後、コ・ポー（ポー島）に寄贈されたソーラー発電。
現在83台のうち80台が壊れているとか。
こういう住民自身でコントロールできない技術も支援をするのは
支援の初歩を踏み外している。寄付した団体がそんなことをわかっていないはずが無く、何か裏があるのかもしれない。

ピピ島

ビーチリゾートで有名なコ・ピピ（ピピ島）
うわさに聞いているほど海はきれいではなかった。
どうしてこんな人が集まるのかわからない。
ここでしか見られないものはまったく無い。
写真は津波で壊れたままの7-11

シー・ジプシーの人々

タイの離島、コ・ピピのMU-8村のシージプシーの子供たち。
以前はシー・ジプシーは定住地を持たずに海から海を渡り歩いていた。
ここには陸に住んで漁に出ている人たち。
下位におかれている人々という感じではなくて拍子抜け。
隣のホリデーインで定職を得ている人もいる。

ミヤンマー人労働者子弟

ミヤンマー人の子供を集めた学校。
小学校のみ、今日(29に日）は優秀で奨学金をもらった子の補習がおこなわれていた。

ミヤンマー人労働者の嘆き

ミヤンマー人サイトで聞き取り。
ここで働く人は何の保証もない。
タイ人からの横暴に遭うこともある。
04年暮れの津波の際、ミヤンマー労働者が多数死んだという話もあるが実態がわからない