先日、報道番組で「ヤングケアラー」の特集をしていました。
ヤングケアラー・・・って、ご存知ですか?
私は初めて知りました。
家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受けている、
18歳未満の子どものことだそうです。
番組で紹介されていた方々ですが・・・
高校進学をきっかけに父方の祖母と二人暮らしをしていた娘さん。
祖母が介護を必要とするように。
父は海外赴任で不在。
母はお姑さんと折り合いが悪く、祖母の介護を拒否。
祖母の介護は娘さんひとりが背負うことになります。
学校の先生には、介護はお父さん、お母さんに任せなさい。
あなたは勉強しなさいと言われたことで、辛くなり、
進路相談もしにくくなったそう。
国立大学に合格したそうですが(転居をともなうため?)
その大学に入るなら、学費はださないと親に言われ、地元の私立大学に進学することに。
引き続き、祖母の介護をしています。
また別の女性。
30代で学生の時からずっと祖母の介護生活を続けています。
母が祖母を介護せず、孫である娘さんが祖母を介護するように。
就活をする際、介護生活と両立できる就職先を探していたが、学校で相談に乗ってもらえず、
それ以来、就職相談ができなくなり、孤立。
就職は諦め、それ以来ずっと介護を続けています。
祖母を介護しない母を受け入れられなかったが、
母が発達障害であることがわかり、母を許せるように。
今ではお母様が手伝いに来るようになりました。
この二人の女性に共通することとして、
私が気になったのは、学校側の対応です。
18歳未満の子にとって、社会に救いを求めるとしたら、唯一の接点である学校しかない。
その学校に理解されないと、もうそこで相談することができなくなってしまう。
社会的に孤立してしまう。
どうして親が介護しないの?
あなたがそんなことしなくていいのよ。
あなたは学生なんだから勉強していればいいのよ。
彼女を救ってあげたいからこその言葉かもしれません。
でも、介護できる人間は自分しかいないと一生懸命介護しているんですものね。
そんなことをしなくていいのよと言われたら、
自分がやっていることを全面否定されたように感じてしまうかもしれません。
ここは不登校も同じかもしれませんね。
特にいじめなどなければ、
子どもが甘い。
親も甘いからじゃない?
私ならたたき起こして行かせるよ。
みぃみさんは優しいから・・・(これ、実際に言われました)
面と向かって言われることはほとんどなかったですが、
理解されていると感じることは少なかったです。
だから、ママ友に会いたくなくなっちゃうんです。
孤立していくんです。
今は不登校の数が増えていて、身近に存在するので、
理解を示す方は増えてきていると思いますが。
ヤングケアラーとなると、まずはそうはいないし、未成年だし、
家庭の事情をなかなか言い出せるものでもないし、
だから余計に、周りの反応に敏感になってしまう。
どうしても孤立してしまいがち。
「頑張っているね」
「おばあちゃん、助けているんだね」
まず、最初に、寄り添う言葉をかけていたら違っていたんじゃないかと。
寄り添ってくれると感じることができると、次の言葉も入ってくる。
その上で社会的な支援ができないか一緒に考えることができたらなと思います。
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家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受けている、
18歳未満の子どものことだそうです。
番組で紹介されていた方々ですが・・・
高校進学をきっかけに父方の祖母と二人暮らしをしていた娘さん。
祖母が介護を必要とするように。
父は海外赴任で不在。
母はお姑さんと折り合いが悪く、祖母の介護を拒否。
祖母の介護は娘さんひとりが背負うことになります。
学校の先生には、介護はお父さん、お母さんに任せなさい。
あなたは勉強しなさいと言われたことで、辛くなり、
進路相談もしにくくなったそう。
国立大学に合格したそうですが(転居をともなうため?)
その大学に入るなら、学費はださないと親に言われ、地元の私立大学に進学することに。
引き続き、祖母の介護をしています。
また別の女性。
30代で学生の時からずっと祖母の介護生活を続けています。
母が祖母を介護せず、孫である娘さんが祖母を介護するように。
就活をする際、介護生活と両立できる就職先を探していたが、学校で相談に乗ってもらえず、
それ以来、就職相談ができなくなり、孤立。
就職は諦め、それ以来ずっと介護を続けています。
祖母を介護しない母を受け入れられなかったが、
母が発達障害であることがわかり、母を許せるように。
今ではお母様が手伝いに来るようになりました。
この二人の女性に共通することとして、
私が気になったのは、学校側の対応です。
18歳未満の子にとって、社会に救いを求めるとしたら、唯一の接点である学校しかない。
その学校に理解されないと、もうそこで相談することができなくなってしまう。
社会的に孤立してしまう。
どうして親が介護しないの?
あなたがそんなことしなくていいのよ。
あなたは学生なんだから勉強していればいいのよ。
彼女を救ってあげたいからこその言葉かもしれません。
でも、介護できる人間は自分しかいないと一生懸命介護しているんですものね。
そんなことをしなくていいのよと言われたら、
自分がやっていることを全面否定されたように感じてしまうかもしれません。
ここは不登校も同じかもしれませんね。
特にいじめなどなければ、
子どもが甘い。
親も甘いからじゃない?
私ならたたき起こして行かせるよ。
みぃみさんは優しいから・・・(これ、実際に言われました)
面と向かって言われることはほとんどなかったですが、
理解されていると感じることは少なかったです。
だから、ママ友に会いたくなくなっちゃうんです。
孤立していくんです。
今は不登校の数が増えていて、身近に存在するので、
理解を示す方は増えてきていると思いますが。
ヤングケアラーとなると、まずはそうはいないし、未成年だし、
家庭の事情をなかなか言い出せるものでもないし、
だから余計に、周りの反応に敏感になってしまう。
どうしても孤立してしまいがち。
「頑張っているね」
「おばあちゃん、助けているんだね」
まず、最初に、寄り添う言葉をかけていたら違っていたんじゃないかと。
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