ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

捨てられないモノはなんですか?

2019-04-19 23:35:01 | 感名を受けた話
今週の、NHKスペシャルを見た方いらっしゃいますか?

こんまりさんの人生を変える片付けでしたね。
録画してあったものを昨日、見ました。

こんまりさんのことは以前、記事にしています。
片付けに夢中



その後、もう1冊読みました。




こんまりさんの片づけのメソッドは、今の自分に必要な物だけを残す・・ということ。

ひとつひとつ物に触れて「ときめいた」モノが、今の自分に必要なもの。
自分にとって何が大切なのか、自分の価値観がみえてくる。
自分の内面と向き合う、人生の棚卸し。

そこから新たな人生が見えてくる。
自分の生き方が変わってくる。

これが、こんまりさん流の片づけ。

こんまりさんの本は世界各国で翻訳され、世界でもっとも影響力のある100人にも選ばれたことも。
今、アメリカに拠点を置き、活動されています。

Netflixのオリジナル番組で、アメリカのご家庭で片付けをされている様子を伺えますよ。


番組では、こんまりさんのメソッドを受け継ぐ、コンサルタントが依頼者のご家庭を訪問していました。

どの方も、振り返りたくない過去がありつつも、
その時代を思い出してしまうモノを前に、
手放していいのかどうか悩んでしまいます。

中学生、高校と不登校。バイトするもすぐ辞めてしまう。
皆が普通にやっている事ができない自分が辛くて、
いつも自分を責めていたという方。

今、モノをなくしてしまうと、
逆にぽっかり穴が開いてしまう不安があるかもしれない。
あれだけ頑張ったことを無しにしていいのか・・・
それがなかったら私って何なの?みたいになってしまうかも・・・

気持ちの整理がつきません。

見たくない過去だから、「えいや~」というのは違うのではないか。
あの時、つらかったっていう形で残すのはおすすめしないと言われ、

そうじゃないとしたら、どんなお別れがあるのか・・・

そして「頑張ってくれてありがとう」と手放すことを決めます。

なんか私、頑張っていたんだよっていうのを言われている気がする。
私、頑張っていた・・・と。

モノとお別れする時は、感謝して手放す。

これが、こんまりさんの片づけの流儀です。



もうひとかた・・・

暴力があった家庭で育ち、うつ病を発症し、自殺未遂もしています。

学生時代の写真を見て、涙・・・
父親に髪を切られ、角刈りになっている自分。

涙が止まらなくなり、
まだ自分の中で処理しきれていないことに気づきます。

今は元気に外を飛び回り、忙しい生活。
でも、本当の自分は家にいたいのだそうです。
家にいてご飯を作りたい。

そういう時間を作りたいのに、忙しいふりをしている。
家庭という存在が怖い。
だからそこから逃げている。

写真は残すと決めました。
「宝箱」の中で大切に保管することに。

それが自分の原点だから。
あの過去があったから今の自分がある。

その後、実家に行って、両親に会ってその確認をします。

過去にカタをつけられたことで、
今は家にいる時間を増やせるようになったそうです。
家がやっと安心できる場所になり、
「ここが自分の場所」という認識ができるようにもなったと。


片づけが終わった後の、印象的な言葉が・・・

モノを片付けているんだけど、記憶を片付けている。
今、好きなのかい?今、嫌いなのかい?
というのを選ばなくちゃいけなくて
今だけを見られる技が身についた。
辛かったのは今の私じゃなくて、
何年か前、その日その時の私がつらかっただけで、
今はつらくない。
大切なのは今。


モノを片付けられない理由は二つだけだそうです。

〇過去への執着。
〇未来への不安。


ゴールデンウイーク、家具の配置換えをする予定で、
その前に片付けもしたいと思っています。

私にとって、捨てられないモノは何なのか。
過去への執着、未来への不安・・・まだあるかもしれないです。

自分と向き合うことができたらいいなと思います。







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