ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

たまに行ける子と完全不登校・・・どちらが以前のように行けるようになるでしょうか。

2020-07-15 23:11:44 | 思うこと
皆さんにお尋ねします。

たまに学校に行ける子と、完全なる不登校・・・
どちらが、以前のように毎日、学校に行けるようになると思いますか?

もうひとつ・・・

不登校であっても、たまに友達と約束したり、親と出かけている子と、
部屋に籠って一歩も外に出られなくなってしまっている子。
どちらが、以前のように毎日、学校に行けるようになると思いますか?

もちろん、その子の特性や、取り巻く環境というものがあるので、
きっぱりこっちだなんて決められるものではありませんが。

これまで毎日学校に行っていた子が、突然、学校に行けなくなり、友達にも会わなくなり、
家に籠ってしまったら、たまに学校に行ける子より、たまに友達と遊んでいる子より、
親はずっと心配だと思います。
出口の見えないトンネルに迷い込んでしまったようで、ダメージも相当なものだと思います。

たまに学校に行けたり、外に出れる子の方が、また元のように学校に通える
近い位置にいるように感じますよね。

近い位置にいることは確かなのです。
ただ、毎日のように行けるようになる確率が、完全不登校より高いかといえば、そうともいえません。

完全不登校の子が学校に戻れるようになるには、進級のタイミングなのか、進学のタイミングなのか、
登校刺激なのか、なんらかの「きっかけ」が必要になると思います。
「やっぱり学校に行きたい」と願っている子であれば、そのタイミングを探しています。
復学を果せるとしたら、「今だ」と大きな勇気を持って、高いハードルを飛び越えることになります。

大きなエネルギーを使った分、また、あの時のような動けなかった自分には戻りたくないと思うのです。
それがバネになり、頑張り通すことができたりします。

大きなハードルを飛び越えることが、いかに大変で難しいことであっても、
それが出来たのなら、それを無にしたくないのですね。


たまに行ける子。行こうと思えば行ける子。
友達と遊ぶことが出来る子。出かけられる子。親と楽しく会話ができている子。

親もいつかは以前のように行けるのではないか・・・と期待しつつも、
子どもが明るく過ごせているのなら、それでいいのかも・・・と気持ちも変化してきたりします。
子どもも「本当は皆のように行けたらいいな」と思っているのかもしれません。
でも、学校に行かなくても友達に会うことはできている。出かけたければ出かけられる。

ある程度、満たされているものもあるので、大きなバネが働きづらかったりします。
その登校ペースが通常ベースになってしまうことも。

「明るい不登校?」だから、解決が早いということでもないと思います。

こればっかりはわからないです。



状況が厳しいほど、子どもには、そこから抜け出したいというエネルギーを持っていると思います。

ただ、どうしていいのかわからなくなっていたり、
諦めてしまっていたり・・・

自ら動き出せなくなっていることもあります。
それでいい・・・なんて思っていないはずなので。

だから、決して諦めないでほしいです。
親が諦めたら終わりなので。

もしかしたら、見えなくなっている子どもの「動きたい」という気持ち。
それを引き出すことができますように・・・


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