破滅的な人生を送ったロックスター

今日は、舞台を観てきました。

友達が観に行く予定だった舞台。
仕事が入り行けなくなってしまったそうで、お声がかかりました。
なら是非！と。暇です（笑）
2枚あるということなので、近所の友達を誘って二人で行ってきました。





最初、この画像が送られてきた時に、これは？なに？劇？ライブ？
一瞬、呑みこめませんでしたが劇でしたね（笑）

こちらです。




上田くん主演の演劇。

世界的に人気絶頂にあったロックスターのワールドツアー最後の1週間・・・を描いたもの。
ツアーが終わりに近づくにつれ、どんどん不安定になっていく精神状態。
周りを巻き込んで、自分をどんどん破滅に追い込んで・・・
そこに焦点を当てた作品でした。

富みや名声を得て、手に入らないものは何もない輝かしい人生を送っているようでも、
スターにしかわからない苦悩、苦しみ、孤独感・・・があるのだなと。
理性がきかなくなり、破滅的な行動に及んでいく姿は・・・怖いです。

なかなか重いテーマでした。
派手な演出はなく、舞台装置もほぼ変わることなく、役者さんの語りのみで進行。
それがテーマの重みをより感じられる効果にもなっていたと思います。

観ている側の感情も吞み込まれそうでしたが、安達祐実ちゃん、佐津川さんのお二人が、
明るいキャラクターなので、助けられていたかもしれません。

登場人物は原作では、20名ほどいるそうですが、出演している役者さんは7名で、それぞれが2役、3役をこなすという演出。
役によって演じ方に変化をつけたり、それもひとつの見どころになっていたと思います。

しかし、上田くんは、ほぼ出ずっぱりでした。
舞台の上には、常に上田くんと誰か・・・でした。
あの台詞の量と、感情面でキツイ場面の連続と・・・凄いです。
演じきった後は、放心状態のようにもみえました。
（双眼鏡を持っていけばよかった～）

願わくば、ロックスターで歌う場面とか観たかったな


場所は渋谷のパルコ劇場。8Fでした。

終了後に９Fに上がってみるとグリーンのスペースが広がっていました。










開演前に、西武デパートの中でランチ。
若者の街なので、密を避けるのなら、西武デパートは穴場ですよ




終了後、ティータイム。



渋谷の街を見下ろせる、眺めのよい席。
気持ち良かったです



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