昨日の記事で、パソコンショップでの外人さん対応のことを書きました。
その前のファミレスのバイトで「接客はやらない。無理!キッチンに入る」と断言していたけん太が、
今、接客をやっているのですから、わからないものですね(笑)
ファミレスを辞めた理由は、なかなかシフトに入れないということと、キッチンの油と食品の臭いが耐えられなかったというのもあるのです。辞める時に「今度、ファミレスのバイトするならホールだわ」と言ってました。
長くは続かなかったバイトですが、「接客」へのハードルを少し下げてくれました。
何か成長できるものがあるものですね。
その後、意外と「接客」向いているかも?と思えるように・・・
その他の環境もけん太に合っていました。
今日は、そのことを書いてみようと思います。
今の職場ですが・・・
人手不足なのか?いつも募集がかかっていたお店でして、けん太は一度、下見に行ってました。
お客さんがそんなにいないので、ここならいいかもと思ったそうです
店員さんはすべて黒髪でスーツ姿だったので、金髪はダメなんだろうなと思いつつ、採用されるかわからないから金髪で面接に向かいました(笑)黒髪にすることを条件に採用が決定しました。(まずはよかった笑)
当時、半年で半分辞め、一年後の離職率が9割だったようなので、金髪だろうがなんだろうが、細かいことは気にしなかったのかも?
運がよかったです
それまでの 7か月のニート期間、昼夜逆転していたケン太が、いきなり週5の昼間勤務。
ちょっと心配したものの、特に問題なく通っていました。
ギリギリ生活は相変わらずで、遅刻することもありましたけどね。
働く原動力になっているのは、ゲーセンなどが近くにあることも大きかったと思います。
働き始めの頃、毎日、昼休みにゲーセン通いをしていました。
お昼はおにぎりか、総菜パン。とにかく立って食べられるもの。
お昼休みになるとすぐゲーセンに向かい、ゲームの合間につまみ食いでお昼を済ませていました。
往復の電車で座れず、仕事でも立ちっぱなし、唯一、座れるだろうお昼はゲーセンに行き、
結局、そこでも立っている。朝、家を出てから帰ってくるまで、ずっと立っているという生活を続けていました。
往復の電車も仕事も立ちっぱなしで、それが辛いと辞めていった人もいるようですが、
ケン太は全く平気のようでした。
立ち仕事が向いているということがここで判明。
あとは路面店なので、入り口は常に全面、開けっ放し。真夏は暑い。冬は寒い。
私は、無理ですが、幼稚園時代、冬に半袖、半ズボンで過ごしていたけん太は寒いのは問題なし。
しかし・・・
数か月で、行き詰まりを感じたけん太。
それは、パソコンを組み立てたことはあるけど、情報の知識がなかったこと。
同僚に「普通科でも採用されるんだ」と言われ、情報を勉強してきていない自分は無理かもと。
しかし、当時の店長に、「売り方を覚えてくれれば大丈夫だから」と言われたそうな。
実は当時の店長さんもそんなに詳しくなかったそうです。
それで思いとどまったそうです。
当時、言っていたのは・・・
ケン太の売り方は「売ろうとしない」方式だそうな。
決めるのはお客さん。自分で決めた方がいいから。
勧めたものを買って、後で満足いかなかったら、「あの店員が勧めた」になる。
早急に必要な人は買う。そうではない人は、いろいろ見て買えばいい。
それが買う楽しみだから。
けん太自身が「買う楽しみ」を知っているから、それを奪ってはいけないと思ったのでしょうね。
そして、一番、高いものは勧めない。
営業利益優先と思われなくないから。
説明をしているうちに、結果、一番高い物が売れる場合もある。
あとはこんなことも・・・
話の長いお客さん、お金を使わなさそうなお客さんとは距離をおき、
話しかけられないようにする
気前よく買ってくれそうなお客さんには声をかける。
(お孫ちゃんに連れられてきた、おじいちゃん、おばあちゃんは絶対に買うそうです)
見積もりをマメに出す・・・等。
ちゃっかりしてますね
そして、なんと、その戦略の甲斐があり? 約1年後、店内で成績トップになったのです。(せいぜい5人くらいですが)
それから少し熱が入り、しばし、トップや上位が続きました。
今は特にお客さんを選んでいないようです
嫌なお客さんは当たりまえに毎日のように来るそうです。
態度が横柄な人、シカトする人、キモオタ・・・なんだってありとのこと。
もう、慣れてしまっているので、なんてことないようです。
そして、面白いのが・・・
当初のお店ですが、ゲーミングパソコンを扱っていたため、お客さんはオタクが多かったそうです。
そして、オタクはオタクを呼ぶ?
元気がよく感じのよい店員もいたそうですが、
オタクは同じオタクの匂いがする?ケン太の方に声かけてきたそうです。
オタクで助かりました(笑)
実は、以前、ホロスコープで占ってもらった時
ケン太は「接客は天職」と言われたのです。
うっそ~!!とその時は、思いました。
天職まではいかないけど、意外と合っていたんだなぁ~と思います。
学生時代はどこを切り取っても、なんらかの不安定要素があり、この先どうなるんだろう~と思いましたが、
社会は広くていろんな場所があり、必ずどこかに自分に向いているところがある。
それを見つければいいんだ・・・って思えるようになりました。
やってみてわかることも、たくさん、ありますね