昨日の「あさイチ」
「教えて先輩たち!」Vol.4
視聴者のお悩みに先輩たちが答えてくれるというもの。
前回は男性タレントさんの回で、、所ジョージさんの言葉を紹介させていただきましたが、
今回の先輩たちは女性・・・夏木マリさん、竹内まりあさん、YOUさん、でした。
今回も、お~と思える言葉の数々がありました。
いくつか紹介させていただきます。
【世の中のIT化に疲れる。どうすれば?】
YOUさん:息子が一緒の時は、丸投げ方式です。息子にすべてやってもらう。老眼なので読み上げてもらう。
司会者:年齢を重ねるほど人に頼るのを申し訳なく思ったり・・・ということはないですか?
そういう方はきっと立派にやってきたからこそ、言いづらい。
60歳過ぎたら、みっともなくていい。頼っていい。迷惑かけるのを甘えるのは違う。
頼れば、相手も成長できるかもしれない。「今日も老人に優しくしたんだ僕は」と思ってもられたら、老人的にはありがたい。
夏木さん:人間って変わることを嫌う生き物。めちゃくちゃ時間かかるけど自分でやってみる。少しずつ学習していく。成功体験すると出来るようになる。人に頼んでも、丸投げしない。「どうするのかな?」と一緒に見ている。「親切に教えてください。お願いします」って教えてもらえばよい。
【どうしたら他人と比べないようになれる?】
竹内さん:人間みなそうだと思うし、誰しも持っている感情。自分が羨ましいと思っているひとでさえ、違うところに悩みがある。じゃあ、自分はどうありたいか・・・「自分の好き」をみつけることにエネルギーを注ぐ。 嫉妬するだけだと、マイナスの感情だけど、憧れる気持ちはプラスの感情
夏木さん:若いうちは、他人と比べていたけど、40代で自分のやりたい舞台をスタートさせ、自分のやることに一生懸命になったら、周りを気に
しなくなった。
【やりたいことと、やらねばならないことに、どう折り合いをつける?】
竹内さん:やらなければならないことが圧倒的に多い。やらなければならないことを出来る限り、面白がってやる。人生は雑用の連続。楽して見つけている人は1人もない。楽曲制作と家庭。両方うまくやっているのではなく、私はこういう生活がないと逆に書けない。
司会の華丸さんは、やりたくなかったことの方が終わった後に達成感がある。やりたいことは、やっている時がピークで、その後、もう終わってしまったという喪失感がある。やりたくなかったことの方が、終わった後のビールがうまい!・・・と。確かに!!
【更年期を迎えてより感情的になる自分に落ち込みます。】
YOUさん:50過ぎたら、だいたいの人が機嫌悪い。気にしなくていい。「更年期かもしれないんだよね。イライラしているから気を付けて」と、先に言ってしまえば楽。 若い時は恥ずかしかったかもしれないけど、もう、恥ずかしいんで。全然、隠すことない。 人に言いふらして、どんどん解決する。そうやって気にしていることがストレスで大変だと思う。
大事なのは人と人とのネットワーク。更年期の悩みをいうと、たいがい、これがいいとかだの周りはよく知っている。それを教えてもらえばいい。それを後輩にも教えてあげる。シニアの方から「今日イライラしているから」と言われた若者は?・・「了解です」でいい。若者は「あいつ今日、期限が悪いらしいぞ」とみんなで共有し「今日、怒られても気にする必要ないぜ」でいい(笑)
【老後の夫婦の関り合い方】
夏木さん:言うなれば他人ですから、わかるはずがない。違う生活をしていて突然一緒に生活を始めて、やっと慣れてきた。(結婚13年目)
「ありがたい」と思って言葉にする。「こんな私と一緒にいてくれてありがとう」と心から思うと、ずっとやっていけそうな気がする。相手に何かするときは、見返りを求めてはダメ。求めると、「こんなにしたのに何もないの?」になる。自分がやりたいことを相手にする。結果、相手が喜ぶほうが健康的。
YOUさん:一対一で向き合うのって、毎日はなかなか難しい。互いに何かを見つけて、気を散らす。もっと勝手にすればいいんじゃないかな。ずっと一緒に生活をしていて(相手の)テンポや性格を分かっている分、「しょうがねぇな。こいつだったら」ってなるのかな?
竹内さん:夫婦っていうのはお互い様。一方的に相手が悪いと思っていても、悪い部分を引き出してる自分が、たぶんいる。1回、自分も見つめ直す。 以心伝心はない。伝え合うことが大事。 そこに解決策がなかったとしても、話すプロセスがあるかないかで違う気がする。
【受験期でしたいことができないイライラの発散法は?】
YOUさん:イライラする子ほど成長する。私も本当にひどかった。全然、当たっていいと思う。壊していいものは全部、壊したらいい。床でも壁でも天井でも壊して、賃貸じゃない場合ですけど、若い時はしたいことができなくてイライラしている。みんな、それやって大人になる。したくないことをしている状況が勉強。
【人生の終わりに「いい人生だった」と思えるためには?】
YOUさん:ここ10年くらい前から、いつ死んでもいいと思っている。楽しかったので、ありがたかったです。1人暮らしで、倒れて一人で亡くなっても、「孤独ではなかった」と思える。ここまでの60年間、これだけ楽しいと思えたのは、人との出会いかな。そう思わせてくれる人にいっぱい会ったから。
竹内さん:人生が終わる時に後悔ではなくて、「感謝」や「愛」で終わるためには、自分が幸せに生きられたかよりも、自分以外の人をどれだけ 幸せにできたか。自分が幸せじゃないと人を幸せにできない。自分が満ちていないと、人のことまで考える余裕がない。自分を犠牲にして何かを我慢しながらだと、人は助けられない。自分も幸せになれるよう工夫しながら、自分以外の人のことが考えられると理想的。
「人生で心に響いたひと事」(視聴者からの投稿)
〇「きづく」ということは、「傷ついて、気付いて、築く」ということ。何かを築くときは「傷つく」ところから始まる。
〇選んだ道を正解にする。
最後の「選んだ道を正解にする」は10代からの投稿でした。
10代から悟りの境地ですね。凄いなぁ~
人それぞれ性格も環境も違うのだから、これが正解なんてものないですものね。
正解は自分の中にある。
(人がなんと言おうと)自分がよしと思った人生を歩んでいけばいいのだと思いました。