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ネーメ・ヤルヴィ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2021-01-19 15:59:31 | 音楽夜話(クラシック)
ネーメ・ヤルヴィ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会


バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 Sz.119   135
ロット:交響曲第1番 ホ長調
エレーヌ・グリモー(ピアノ)
ネーメ・ヤルヴィ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2007年9月29日 ベルリン、フィルハーモニー




お父さんの方のヤルヴィ氏。


バルトークの3番の協奏曲はあまり聴いたことなかったけど、
割と聴きやすい曲だった。現代曲みたいな感じではないし。
スーパー・オーケストラのベルリン・フィルの演奏に不足はない。
グレモーもブーレーズ・ロンドン響で録音を残しているので、
手の内に入っていると思われる。
最後の大団円もそつなく決めて、歓声を得る。なかなか
大変な演奏なのだろうけれど、汗一つかかないで演奏しているのかもしれない。
スーパーな演奏だった。


ロットは別の楽団で最近聴いた。同じ2007年の収録。
アンドリュー・デイヴィスとゲヴァントハウス管弦楽団。


今回は、ヤルヴィ―とベルリン・フィル。
聴き比べはできないものの、ヤルヴィ―氏のアプローチはスーパー・オケを鳴らしに
鳴らしながら音楽作っているようなところがあり、ある意味雄大だ。
その時代の音楽が下敷きなら、このような鳴り方も在りかなとも思う。
ロットの作品もよりよく聞こえる。演奏が明快である意味スキがない。
終楽章のアンサンブルの盛り上げも盛んにあったし、スーパー・オケは乱れず流れていく。
あっぱれだよね。もっと演奏されてもいいといわれる曲。忘れた頃に取り上げられる。




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