MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2021-03-16 18:37:13 | 音楽夜話(クラシック)
04:04-07:00 20.04-23.00 RBB 3・14




サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


エイブラムゼン:3つの小品(ベルリン・フィル委嘱作、世界初演)


ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(SPCM補筆完成版)


サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2018年5月26日 ベルリン、フィルハーモニー


ブルックナーの9番は3楽章の後に、「テ・デウム」をという発言があったようだけれど、
コンサートなどで聴いたのは、3楽章までで、ホルンが永遠に続くのではないかと思わせるような
エンディングで幕となる演奏を主にきいてきた。


たまたま、聴いたラトルの演奏は4楽章があり、ブルックナーが書き溜めたものを、整理して
SPCM版として採用した演奏をしている。


この創作を含めたものをレコ―ディングしている。そして、実演にもかけている。
問題はこの第4楽章。ブルックナー作というよりはやはり創作の域なのだろう。
否定はしないけれど、3楽章で終えても何ら問題ない気もする。シューベルトの「未完成」
という事例もあるけれど、終楽章の創作は後世の関係者の熱意と創意工夫はあるものの、
オリジナルでないところが個人的に、やはり腑に落ちなかったりする。これは、聞き手の問題かも
しれないけれど、終楽章まで聴いてそう思った。スーパー・オーケストラのベルリン・フィルの演奏は
やはり上手いと思うけれど。




コメントを投稿