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東京交響楽団 名曲全集 第161回 Live from Muza!11月14日(土)

2020-11-17 22:24:19 | 音楽夜話(クラシック)


ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 名曲全集 第161回 Live from Muza!




ベートーヴェン:序曲「命名祝日」 op.115
矢代秋雄:ピアノ協奏曲
アンコール曲「メシアン 前奏曲集から 鳩」
ベートーヴェン;交響曲第4番 変ロ長調 op.60

演奏:東京交響楽団
広上 淳一 [指揮]小菅 優[ピアノ]

ニコニコ動画提供の演奏会はなかなか当たらなかったのですが、
たまたま、アーカイブでも※タイムシフト視聴は11月21日23時59分まで
ということなので、聴くことができました。


序曲 ハ長調「命名祝日」 作品115


初めて聴く曲でしたが、作品番号が115番。後期の作品でしょうね。
ハ長調。調性は変ホあたりかと思いましたが、思わぬハ長調だけれど、
絢爛豪華な音の鳴りで、何かオペラの幕が開きそうです。
7分程度の曲なので、どのくらいのリハーサルが必要なのかわかりませんが、
なかなか堂々とした曲で聴きごたえがありました。




2曲目は矢代秋雄のピアノ協奏曲です。1960年代の曲で、前衛的な
響のする曲ですが、取っつきにくいわけでもないし、不協和音が続いても
いずれ何かの形で解決していく感じが何か新しいです。ある意味カッコいい
感じのする曲。名作の誉れ。手の内にしており、暗譜で熱演でした。
半年くらいさらってかけるのでしょうか。以前もこのオケで演奏した
様ですか、素晴らしい演奏でした。カロリーの高い演奏。


アンコールは、キースのソロピアノの断片でも聴けそうな感じの
曲だったけれど、しっかりトーン・ダウンできました。
恩師メシアンの曲でした。


後半のベートーヴェンの4番は中低域がふくよかで、満たされる演奏でした。
集中も途切れずに、ベートーヴェンの明るい部分をよく表した演奏だったと思います。
終盤に向けての、もっていき方がうまいと思いました。
広上氏も熱演でした。


ニコニコ動画 東京交響楽団Live from Muza!
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv328542419




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