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レムス・アゾイチェイ(ヴァイオリン)サッシャ・ゲッツェル指揮ルーマニア国立放送管弦楽団

2022-06-12 02:29:40 | 音楽夜話(クラシック)
6・11
01:00-03:00 19.00-21.00 RadioRomania


チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35


アンコール:1曲目不詳 2バッハ/サラバンド
なかなかしみじみしてよかった。


ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98   10838


レムス・アゾイチェイ Remus Azoiţei(ヴァイオリン)
サッシャ・ゲッツェル指揮ルーマニア国立放送管弦楽団
2022年6月10日 ブカレスト、ルーマニア国立放送コンサートホールから生中継


旋律をよく歌うヴァイオリンだなぁと思う。時折、このような演奏に当たる。
同じように弾いているのだろうけれど、演奏家の内から出てくるものが乗ると、
そんな感じに聞こえることがある。これは個人的な感覚だから、皆そうとは限らない
と思うけれど、そうなると、内に入ってくるというかなにか伝わる演奏になってくる。
チャイコフスキーの作品がそういう風にできているのかもしれないけれど、
それを引き出すのは演奏家だから、いい演奏につながっていくのだろうと思う。
終演後、ブラヴォーがかかる。なかなかな大団円。


サッシャ・ゲッツェルは、以前神奈川フィルの指揮台に立ったことがある。
マーラー等を振った記憶がある。また、いらしてくださいのようなコメントを
見かけた記憶もあるけれど、時折、名前をお見掛けする。


ゆっくりと、句点を打ちながら歌いこんでいくような感じで進んでいく。
この方のアプローチなのだと思う。



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