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藤田真央(ピアノ)レオニダス・カヴァコス指揮RAI国立交響楽団演奏会 モーツァルトピアノ 協奏曲第23番

2023-05-21 05:34:56 | 音楽夜話(クラシック)
5.20
03:00-05:00 20.00-22.00 RadioTre


モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」 K.621~序曲
同:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
ソリストアンコール
ショパン:12の練習曲Op25-1変イ長調
プロコフィエフ:10の小品Op12-7前奏曲


プロコフィエフ:交響曲第6番 変ロ長調 op.111


藤田真央(ピアノ)レオニダス・カヴァコス指揮RAI国立交響楽団
2023年5月19日 トリノ、アルトゥーロ・トスカニーニ音楽堂から生中継


1曲目の序曲は初めてか、聴いた回数は少ないと思う。印象にないからというのも
あるけれど、曲名はみききすることもあるから。掴みはいいと思う。
カヴァコスは良く歌わせている。その感じが伝わる。


今回はモーツァルトの23番それも藤田真央氏。個人的には気になる曲と演奏家。
藤田氏のブレイクはかなりなもので、海外でも結構呼ばれてコンサート出演されて
いる様だ。イン・テンポではいって弾き切る。旋律を浮き立たせたりもして、時々
装飾音なども追加してるのでは思われることもあるが、使用譜面にもよるのだろうか。
なかなか好きなタイプの演奏だった。
アンコールは2曲。2曲目は後半のプロコフィエフに掛けたのか、ピアノの小品を。
余裕があるというか、サービス精神もおありだ。


プロコフィエフは5番7番くらいしか馴染みがない。6番は初めて聴く。
3楽章から成る6番目の交響曲。緩徐楽章が印象的。40-45分かかる曲。
1947年に作られているから日本でいえば戦後の作品ということになるか。
ある意味割と最近というか、でも20世紀の作品。ロマン派でもなく近現代の
作品になるのだろう。聴きごたえや耳なじみはよかった。
力のある作曲家の作品であることはわかる。




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