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レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)指揮トロンハイム交響楽団演奏会

2020-10-23 11:47:57 | 音楽夜話(クラシック)
02:30-04;30 19.30-21.30 NRK_Klassisk

モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136
同:ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
同:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)指揮トロンハイム交響楽団
2020年10月22日 トロンハイム、オラフ・ホールから生中継


ノルウェイのトロンハイム市にある1909年設立の楽団。
日本人の1Vn(上野清輝氏)。
首席指揮者:2017・18 サラ・チャン


K136は、室内楽でも演奏できるものなので、アンスネスはソロ以外にも
室内楽も充分体験してきた経歴があり、その意味では、このような
プログラムを振るのは、ある意味難しくもあろうが、楽しい
作業なのではないか。
曲自体が美しく楽しい感じを醸し出しており、それが自然に出てくる。


22番。弾き振り。指揮活動に力をいれるということではなく、
このような取り組みも時々曲によってするような感じが。
結構長い感じがした。音楽は流れており、ピアノも粒立ちよく鳴っている。
もしかすると今風のモダンオケ調のモーツァルトかもしれない。
がっちりとした感じの協奏曲に仕上がっているのではという感触をもった。
終演後、声がかかる。アンコールの拍手が・・・。後半あるぞ。


24番 短調開始のちょっと悲劇的な旋律が支配しつつも、時折長調の
旋律もでて救われる。抑揚もあり、ドラマチックでもある。
カラーの違いを振り分けている。24番は、短調で終わるが、ある意味
情熱的なフレーズが支配しているので、聴き足りなさはない。
アンコールの拍手が続いている。
アンコールはベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番Op13
「悲愴」第2楽章。



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