私は掃除が嫌いで整理整頓が苦手だ。
でも、私の周りの人間からは「掃除好きで整理整頓上手」だと思われている。
いくら「いや、私は掃除が嫌い」と言っても誰も信じてくれない。
確かに私の家は普通に綺麗だ。
クローゼットや物置に物を詰め込んで表面上だけ綺麗に見せてる訳でもない。
でも、それはとにかく「物が少ない」から綺麗に見えるだけだと思うのだ。
極度のめんどくさがりやでゴロゴロするのが大好きな私は、若い頃いつも部屋がちらかっていた。
当然どこに物があるのかも把握仕切れてないので、既に持っている物を買ってしまった事も1度や2度ではなかった。
掃除は嫌いだが「綺麗好き」ではあるので目に見える髪の毛や埃には敏感で不潔にはしていなかったと思うがとにかく物の整理整頓が苦手だし大嫌いなのだ。
思えば小学生の頃生徒一人に1つずつお道具箱というのを持たされてたけど、全然上手にしまう事が出来なかったなぁ。
仲の良い女の子達はみんな上手にあんな小さなお道具箱の中にさらに小さなお道具を綺麗に納めてるのを見て何だか凄く劣等感を持った覚えがある。
その性質は今でも健在で「お弁当箱」、これに具を詰める作業が本当に苦手だし大嫌い。
いつも夫のお弁当箱に具を詰める作業をしてるとそれを見にきた夫に「ちょっとちょっと(笑)これはないでしょ。っていうか冗談だよね?」と笑われる。
いや、むしろ真剣にこれなんですが。
手先の器用な夫が詰めるお弁当は見事にバランス良くて見栄えもが良い。
よくブログに毎日キャラ弁をアップしてる奥様がいるが、とても私には出来ない職人技で本当に尊敬してしまう。
(と、同時にこのキャラ弁ブームが早く去ってくれる事も願っている 笑)
自分でも収納の本を買ったり友人に聞いて色々と努力してみたのだが結局、とにかく物を増やさないという今のスタイルに行き着いた。
自分で把握出来ない物は置かない。
余計な物を買わない。
1つ買ったら1つ捨てる。
(部屋が汚い人=無駄な物が多い事にも気づいたからだ)
これを徹底していったら本当に整理整頓で悩む事もないし、拭き掃除だけ適当にやっておけば一応綺麗な部屋に見える。
私の母親も昔からそういう人で私の実家はびっくりする位物がないので、そこは母親に似たのだろう。
でも決定的にな違いがある。
母親は掃除が趣味の松井棒さんみたいな人。
朝起きたらすぐ床を磨いたりなんやかんや掃除をし始める。
掃除の嫌いな私にしてみたらその姿は狂人にしか見えない。
私は、掃除好きではないが汚いのは嫌なので「汚れ」が見えてしまったらダメだ。
うちはフローリングなので一日経ったらどうしても隅の方にうっすらと埃がたまる。
それをなるべく見ないように見ないようにしても、目に入ったらアウト。
夜でも掃除を終えてからでないと気になって眠れなくなる。
その姿を見て夫はギョッとした顔で「今じゃなきゃダメなの?本当に掃除好きだよね」
と言われてしまう。
いやいや、違う。
今掃除してるこの瞬間も心の中で「めんどくせえ~」って思ってるんだよ。
でもね、埃が見えてしまったのだよ夫くん。
逆に夫はまったく気にしない人。
私は夫と付き合って初めて夫の部屋に行ってあまりの汚なさに愕然としたのを今でも忘れられない。
しかもその汚い部屋を見た私に「これでももこもこが来ると思って掃除したんだよ」と言われた時の衝撃と言ったら…。
その日からすぐに大掃除に取り掛かり何と終わるまで3日もかかったのだ。
一番苦戦したのはクローゼット。
開けた瞬間、本能で「これは色々とヤバい」と思わず防護マスクを思い浮かべた位に酷かった。(新築で建てたばかりの家なのに既にカビがはえていた)
結局、14個のごみ袋と共に掃除を終えた私はそのままウィルスにやられ高熱を出し一週間寝込んでしまったというオチ付きである。
この時夫は実家住まいだったのだが、クローゼットの掃除をしていると聞いた夫の家族は「遂にあそこを開けてしまったか。あそこは我が家では開かずの扉と言われているのに。」と笑っていた。
実はそういう夫の実家もこれまたなかなかな感じなのである (笑)
夫いわく「物心ついた頃からうちが綺麗だった事を見た事がない」と言う。
夫の母は私以上に掃除嫌いでかつ汚れていても気にならないらしい。
夫の父はまだ少し気になるようであまりに酷くなると見るに見かねて「おい、掃除しろ」と言いながら掃除機をかけている。
でも基本的に夫の実家はいつも汚れている。
なので私はたまに夫の実家に泊まりに行くとまず最初に掃除から始める。
掃除嫌いだからめんどくさくてたまらないのだが、とてもじゃないけど掃除しないとその晩は一睡も出来ないであろうと思われる位汚れているからだ。
そうやって夫の実家に泊まりに行くたびに掃除してるから、夫の家族からも掃除好きと思われてしまっている。
本当は長時間かけて帰省してるんだからくたくただし大嫌いな掃除なんてしたくないのだけどね。
でも夫の家族は誰も気にしていないし、私が勝手に気になって掃除してるのだから夫の家族は何も悪くないのだ。
逆に私のしてる行為は失礼に当たってるのかもしれない。
だから、掃除するのは台所とお風呂場と自分達夫婦のために用意してくれた寝室のみにしている。
しかし、以前姑が我が家に来てくれた時に「本当に綺麗な部屋だね~。すっきりしててモデルルームみたい」といわれた時に「いや、掃除嫌いだから物置いてないだけですよ」と言ったら「何言ってんの。掃除大好きじゃない。うちにきたらいつも掃除してるじゃないの」と言われた時にはさすがに「それはオタクが余りにも汚いから嫌々やってるんだめんどくさくて掃除なんてしたくないんだよ~!」と喉元まででかかった言葉を押し込むのが大変だった(笑)
まあ、私は姑のそういう細かい事を気にしない所が好きだし、夫の実家はとても居心地がいいので泊まりに行くのは全然苦じゃないんだが。
もうちょっと綺麗にしてくれたらな~とは思うけど(笑)
そうやってお互いに真逆の環境で育った私達。
今みたいに私の体調が悪くてあまり掃除出来なくて私が「あ~部屋が汚い」と言っても「え?何言ってるの?めちゃくちゃ綺麗じゃん。あの実家で育った俺をなめんなよ(笑)」と言ってくれるのでとても楽だ。
ただ、私が夫に「ここ掃除しといてね」と頼んで「したよ~」と言ったので見に行ったら
いやいや、これまだbeforeでしょ?みたいな事も多々あるし、私が「カーテンを洗うから手伝って」と言った時の夫の「カーテンって洗うの?!」と今まで見た事もないような顔をして驚愕してたりと、やっぱり他人が一緒に住むというのはなかなか面白い。
でも、私の周りの人間からは「掃除好きで整理整頓上手」だと思われている。
いくら「いや、私は掃除が嫌い」と言っても誰も信じてくれない。
確かに私の家は普通に綺麗だ。
クローゼットや物置に物を詰め込んで表面上だけ綺麗に見せてる訳でもない。
でも、それはとにかく「物が少ない」から綺麗に見えるだけだと思うのだ。
極度のめんどくさがりやでゴロゴロするのが大好きな私は、若い頃いつも部屋がちらかっていた。
当然どこに物があるのかも把握仕切れてないので、既に持っている物を買ってしまった事も1度や2度ではなかった。
掃除は嫌いだが「綺麗好き」ではあるので目に見える髪の毛や埃には敏感で不潔にはしていなかったと思うがとにかく物の整理整頓が苦手だし大嫌いなのだ。
思えば小学生の頃生徒一人に1つずつお道具箱というのを持たされてたけど、全然上手にしまう事が出来なかったなぁ。
仲の良い女の子達はみんな上手にあんな小さなお道具箱の中にさらに小さなお道具を綺麗に納めてるのを見て何だか凄く劣等感を持った覚えがある。
その性質は今でも健在で「お弁当箱」、これに具を詰める作業が本当に苦手だし大嫌い。
いつも夫のお弁当箱に具を詰める作業をしてるとそれを見にきた夫に「ちょっとちょっと(笑)これはないでしょ。っていうか冗談だよね?」と笑われる。
いや、むしろ真剣にこれなんですが。
手先の器用な夫が詰めるお弁当は見事にバランス良くて見栄えもが良い。
よくブログに毎日キャラ弁をアップしてる奥様がいるが、とても私には出来ない職人技で本当に尊敬してしまう。
(と、同時にこのキャラ弁ブームが早く去ってくれる事も願っている 笑)
自分でも収納の本を買ったり友人に聞いて色々と努力してみたのだが結局、とにかく物を増やさないという今のスタイルに行き着いた。
自分で把握出来ない物は置かない。
余計な物を買わない。
1つ買ったら1つ捨てる。
(部屋が汚い人=無駄な物が多い事にも気づいたからだ)
これを徹底していったら本当に整理整頓で悩む事もないし、拭き掃除だけ適当にやっておけば一応綺麗な部屋に見える。
私の母親も昔からそういう人で私の実家はびっくりする位物がないので、そこは母親に似たのだろう。
でも決定的にな違いがある。
母親は掃除が趣味の松井棒さんみたいな人。
朝起きたらすぐ床を磨いたりなんやかんや掃除をし始める。
掃除の嫌いな私にしてみたらその姿は狂人にしか見えない。
私は、掃除好きではないが汚いのは嫌なので「汚れ」が見えてしまったらダメだ。
うちはフローリングなので一日経ったらどうしても隅の方にうっすらと埃がたまる。
それをなるべく見ないように見ないようにしても、目に入ったらアウト。
夜でも掃除を終えてからでないと気になって眠れなくなる。
その姿を見て夫はギョッとした顔で「今じゃなきゃダメなの?本当に掃除好きだよね」
と言われてしまう。
いやいや、違う。
今掃除してるこの瞬間も心の中で「めんどくせえ~」って思ってるんだよ。
でもね、埃が見えてしまったのだよ夫くん。
逆に夫はまったく気にしない人。
私は夫と付き合って初めて夫の部屋に行ってあまりの汚なさに愕然としたのを今でも忘れられない。
しかもその汚い部屋を見た私に「これでももこもこが来ると思って掃除したんだよ」と言われた時の衝撃と言ったら…。
その日からすぐに大掃除に取り掛かり何と終わるまで3日もかかったのだ。
一番苦戦したのはクローゼット。
開けた瞬間、本能で「これは色々とヤバい」と思わず防護マスクを思い浮かべた位に酷かった。(新築で建てたばかりの家なのに既にカビがはえていた)
結局、14個のごみ袋と共に掃除を終えた私はそのままウィルスにやられ高熱を出し一週間寝込んでしまったというオチ付きである。
この時夫は実家住まいだったのだが、クローゼットの掃除をしていると聞いた夫の家族は「遂にあそこを開けてしまったか。あそこは我が家では開かずの扉と言われているのに。」と笑っていた。
実はそういう夫の実家もこれまたなかなかな感じなのである (笑)
夫いわく「物心ついた頃からうちが綺麗だった事を見た事がない」と言う。
夫の母は私以上に掃除嫌いでかつ汚れていても気にならないらしい。
夫の父はまだ少し気になるようであまりに酷くなると見るに見かねて「おい、掃除しろ」と言いながら掃除機をかけている。
でも基本的に夫の実家はいつも汚れている。
なので私はたまに夫の実家に泊まりに行くとまず最初に掃除から始める。
掃除嫌いだからめんどくさくてたまらないのだが、とてもじゃないけど掃除しないとその晩は一睡も出来ないであろうと思われる位汚れているからだ。
そうやって夫の実家に泊まりに行くたびに掃除してるから、夫の家族からも掃除好きと思われてしまっている。
本当は長時間かけて帰省してるんだからくたくただし大嫌いな掃除なんてしたくないのだけどね。
でも夫の家族は誰も気にしていないし、私が勝手に気になって掃除してるのだから夫の家族は何も悪くないのだ。
逆に私のしてる行為は失礼に当たってるのかもしれない。
だから、掃除するのは台所とお風呂場と自分達夫婦のために用意してくれた寝室のみにしている。
しかし、以前姑が我が家に来てくれた時に「本当に綺麗な部屋だね~。すっきりしててモデルルームみたい」といわれた時に「いや、掃除嫌いだから物置いてないだけですよ」と言ったら「何言ってんの。掃除大好きじゃない。うちにきたらいつも掃除してるじゃないの」と言われた時にはさすがに「それはオタクが余りにも汚いから嫌々やってるんだめんどくさくて掃除なんてしたくないんだよ~!」と喉元まででかかった言葉を押し込むのが大変だった(笑)
まあ、私は姑のそういう細かい事を気にしない所が好きだし、夫の実家はとても居心地がいいので泊まりに行くのは全然苦じゃないんだが。
もうちょっと綺麗にしてくれたらな~とは思うけど(笑)
そうやってお互いに真逆の環境で育った私達。
今みたいに私の体調が悪くてあまり掃除出来なくて私が「あ~部屋が汚い」と言っても「え?何言ってるの?めちゃくちゃ綺麗じゃん。あの実家で育った俺をなめんなよ(笑)」と言ってくれるのでとても楽だ。
ただ、私が夫に「ここ掃除しといてね」と頼んで「したよ~」と言ったので見に行ったら
いやいや、これまだbeforeでしょ?みたいな事も多々あるし、私が「カーテンを洗うから手伝って」と言った時の夫の「カーテンって洗うの?!」と今まで見た事もないような顔をして驚愕してたりと、やっぱり他人が一緒に住むというのはなかなか面白い。