もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「きょうのできごと」

2005-01-19 21:46:05 | 2004年の映画
伊藤歩、池脇千鶴、田中麗奈
好きな女優ばかりなので楽しみだった。

♪この世界の果ての 愛をあなたに送ろう
ヤイコの歌がぴったり。

ビルの隙間にはさまる大倉孝二や
うちあげられたくじらや
そんなことと同じ一日に
友人の家に集まって飲んでいる若者達

誰かがどこかで繋がっている。

いいな~あの空気感。好き好き。
が、正道くん、いい人すぎるよぉ。
というわけで、やはり女子に感情移入。
私はちよ、タイプと思われる(笑)

関西弁がまたいい。
観光客が値切ってたりすると北海道人はびびるが、
あの感じだといいなぁ。

でも、何より私の心を鷲づかみにしたのは、
正道君の家!
町家って素敵すぎ。
開拓の地にあんな建物はないのだ~。

くじら、どうしたんだろうなぁ。
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「息子のまなざし」

2005-01-19 21:30:37 | 2004年の映画
犯罪を犯した少年の厚生施設、
というか職業訓練校の木工の教師が
ある日入所してきた少年に
異常な興味を示す。

まるでホモが好みのタイプを見つけたように執着する。
(思いっきり偏見です、はい)

その理由が明らかになったとき
彼の本意を図りかねた。

多分アメリカ映画なら
復讐になるんだろうが、
そんな簡単なほうに話は進まない。

人間の気持ちと言うのは
そう単純にいかないものだということを
感じさせられる。

結末もすっきりしたものではなく
重いのが嫌いな人には薦めない。
でも、いい作品だ。
観てよかった。
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「赤目四十八瀧心中未遂」

2005-01-19 21:16:59 | 2004年の映画
沢山賞を取った作品だが、
札幌は特別上映のみ・・・。

寺島しのぶが美しい。
これより前に観ている「ヴァイブレータ」と全く違う。

流れ流れてきた
物書きくずれのインテリが
違うテリトリーの中に逃げ込んで出会う
異形の人々。

古いアパートで来る日も来る日も
臓物を串に刺し続ける男。

彫り師の内田裕也、串焼きやの大楠みちよをはじめ
役者は曲者ぞろいだ。
その中に新井君と大森南朋君
(南朋君は親子競演ですな)

映像は湿度の高いカンジが
監督の前作「ファザーファッカー」
を思い出させた。

悩んでばかりいる男にはちっとも魅力がなかったので
寺島しのぶのすごさが際立っていた。
背中の彫物。
男を誘うわらい。
スカートのすそを翻すさま。

瀧の映像も美しく
見ごたえのある作品。
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スガシカオを聴きつつ

2005-01-19 20:50:41 | 音楽
声も歌詞も曲も好きなのである。
それに賛成してくれる人は多々居るが
ルックスが好き!
には皆、疑問の顔をするのは何故だ?

言葉を選ぶセンスにはいつもハッとさせられる。
今回のアルバム収録曲にも
”家畜に名前が無いように 
あなたのことを忘れてしまうの”
なんてフレーズがある。
家畜だよ家畜。
歌詞には程遠いじゃん。
でも、歌としてちゃんと世界があるんだよね。
言葉の選び方になんともいえぬ魅力がある。

今回のLIVEでも演奏している
「かわりになってよ」
だって
”別れた彼女とするはずだったこと
してくれればいい”
って、なんじゃそりゃ?!
なんだけれど、
これがまた好きな曲なんだな。

カラオケで歌いづらいのは
曲として難しいんでしょうね。
でも、いいの。
スガさんは聴く歌なのさっ。
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