いまだ猛威を振るう福島第一原発!
福島第一原発では、山側から流れ出る1日約300トンの地下水が建屋に入り込むことで、汚染水が増え続けている。その汚染水対策の切り札として期待されているのが、建屋周辺の地中に管を埋め込み、周りの土を凍結させる「凍土式遮水壁」、いわゆる「凍土壁」。冷却剤を循環させて建屋の周囲の土に氷の壁をつくり、流れ込む地下水を減らそうとする仕組みで、完成すれば、流れ込む地下水の量は約10分の1にもなるとみられている。国と東京電力は2日午後3時から、この「凍土壁」の工事を開始した。
凍土壁は、1号機から4号機の建屋周辺の地下の土壌を凍らせ、壁をつくるもので、流れ込む地下水を減らし、汚染水が増えるのを抑える。国と東京電力などは、原子力規制庁からの了承を得て、2日から工事に入っていて、来年3月にも凍結を始めたい考え。
「凍土壁」が完成した場合、1号機から4号機の原子炉建屋へ流れ込む地下水は1日あたり約300トンから30トンと大幅に減るとみられている。
と言っていましたが・・・・・・!
福島第一原発の凍土壁が凍らず、1日10トンの氷投入へ!
既に着工から3カ月!
凍結しない!
既に着工から3ヶ月が経過している福島第一原発の凍土壁ですが、中々凍らない事から東電が氷を10トン投入することを新たに決定した。
東電の発表によると、こぶしほどの氷を一日10トン投入し、凍土壁が素早く凍る事を促すために氷を使用しているようです。
ただ、3ヶ月が経過しても全く凍る気配が無いことから、規制委員会などからは
「これでは凍結しないと思う。コンクリートを流し込んでトレンチの充填(じゅうてん)をすべきだ」
という疑問の声が出ているようですが、技術がないことをいくらしても何ら解決しないことにまだ気づいていないのですから呆れるばかりです!
「水を含んでいる土地、これを凍らせるのと水そのものを凍らせるということは別のもの」
と述べています。
凍土壁の計画全体には大きな影響が無いことを強調していますが、氷を直接投入している時点で凍土壁全体が失敗しているということに気付いていないのですから、現場の者達の知能程度が良く分かります!
東電は2011年にも汚染水の漏えいを食い止めるために、おがくずと新聞紙を流し込んでいましたが、氷の投入もそれと似ています。
いったいいつまでこのような馬鹿なことをするつもりなのでしょうか!
これらの行為は、損害賠償の時効を狙っての時間稼ぎでしかありません!
作業員の仕事量も増えるわけで、そんな事をするよりもコンクリート製の壁を作った方が早いと言えます。
東電によると、初めに、こぶし大の氷を1日10トントレンチに投入し一気に冷却した上で、5日後には1日5・4トンに減らして氷の壁を徐々に厚くしていく。
東電によると、初めに、こぶし大の氷を1日10トントレンチに投入し一気に冷却した上で、5日後には1日5・4トンに減らして氷の壁を徐々に厚くしていく。
ドライアイスも1日1トン投入。
さらに凍結管を4本増やし23本に強化するという。
現在の水温は15度前後。
現在の水温は15度前後。
氷の投入など追加対策により、東電は
「水温5度まで低下させると、ほぼ氷がつながり壁ができる」
としていますが、でたらめでした!
この日の検討会で、規制委の更田(ふけた)豊志委員は来月中旬に追加対策の効果を検証するとの見方を示した。
この日の検討会で、規制委の更田(ふけた)豊志委員は来月中旬に追加対策の効果を検証するとの見方を示した。
検討会のメンバーの橘高義典(きったか・よしのり)・首都大学東京大学院教授(建築材料)は、
「これでは凍結しないと思う。コンクリートを流し込んでトレンチの充填(じゅうてん)をすべきだ」
と、東電の対策を疑問視した。
疑問視ではなく誤りであることを指摘することです!
また民間にある放射能除染技術を採用する対策チームを創設して、現場で放射能除染をさせることだ!
放射能を原子転換する技術は、幾つもあるが採用しないのが不思議である!
何らかの意図があるとしか思えない!